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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
森友狂想曲
新聞やテレビは言うに及ばず、ネットでも大騒ぎしている森友学園問題、これを亀さんは森友狂想曲と名付けたい。ちなみに、ウィキペディアは「狂想曲」を以下のように定義している。

狂想曲(きょうそうきょく)は、特定の出来事に対して人々が大騒ぎする様子を描写する際に用いられる言葉。音楽用語としての狂想曲が自由な楽曲を意味することから、対象となる現象を前に着け「○○狂想曲」と表現する。書籍の題名として用いられ、一連のブームが去った後で用いられることが多い。多くの場合、本質を見失った議論になっていたことを皮肉って使われることが多い。


森友狂想曲は現在進行中の馬鹿騒ぎだが、亀さんがアクセスすることの多いブログの中にも、森友狂想曲の主犯が安倍首相だと信じ込んでいるブロガーが多く、「安倍、辞めろ~!」と、狂ったように連日叫んでいる。森友学園を巡る騒動は、好戦派ネオコンが安倍首相を退陣に追い込むため、故意に引き起こした事件であることを理解できないのだから、彼らの知的劣化は目を覆うばかりだ。本稿では、そうした〝狂ったブロガー〟を数名を取り上げておこう。だが、その前に安倍首相の肚について、お復習いの意味で最初に書いておきたい。

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まず、日本の抱える最大の問題は、森友狂想曲ではないという事実を、ここで再認識する必要がある。では、日本最大の問題とは何か? ズバリ、フクイチ(福島第一原子力発電所)である。過去6年以上にもわたり、〝死〟の水蒸気がタダ漏れしているだけではなく、6年間にわたって〝死〟の水蒸気が日本列島に拡散、その水蒸気を我々は吸い、水蒸気に汚染された食物を我々は摂ってきた。そのため、内部被曝という、いつ炸裂しても(死んでも)可笑しくない爆弾を、我々日本列島の住民全員が抱えてしまっているのだ。このあたりの詳細については、拙稿「民族の劣化」を参照していただくとして、重要なのは同記事でも示した以下の引用である。

日本民族は(数百万人を除いて)絶滅が,すでに完了している…


これは何を意味しているのかと言うと、過去6年間、死の水蒸気について何の対策も講じていなかった人の場合、本来なら数十年の余生を過ごせたはずなのに、最悪の場合は5年、長くても10年程度しか生きられないという、冷酷な事実を物語っているのだ。自分は生きてあと数年という冷酷な事実を突きつけられれば、残された少ない人生、どう生きるべきかについて人は誰しも真剣に考えるはずで、とても森友狂想曲などといった、馬鹿騒ぎをしているどころではないはずだ。

次に安倍首相だが、亀さんも過去において、「あべちゃんとISは大の仲良し」といった記事を書いてきた手前、なかなか安倍首相の肚が見抜けなかった。しかし、戦後70年以上も日本を占領してきた好戦派ネオコンを、安倍首相が果敢にも斬り捨てた真実を知るに及んで、ようやくにして安倍首相の肚が分かったのである。そのあたり、拙稿「面従腹背」にも書いた通りだ。

だが、一寸先は闇、好戦派ネオコンの暴走(核戦争)、トランプ暗殺、安倍首相退陣といった、最悪のケースを常に念頭に置きつつ、日々を生きていきたいものである。

前置きが長くなったが、世界の潮流が未だに読めず、森友問題に馬鹿騒ぎをしているブログを取り上げておこう。機会があれば個々に記事にして取り上げる予定だ。

・新井信介の「京の風」
戦後の自民党政治の終焉が近づいている。何が起きるか分からない。注意されたし

日テレのみやね屋を絶賛している新井信介氏、最近まではフクイチについて良い記事を連発していたのに、どうしたわけか…。人間、こうも劣化するものだという好見本で、ネオコン新聞(産経新聞)がインタビューするだけのことはある。

・カレイドスコープ
籠池氏と菅野氏による官邸のサイコパスを炙り出す戦略

同記事中、「自分の一声で自由に自衛隊を米国のネオコンのために戦地に行かせて戦争をしたい(安倍晋三)」という記述があり、安倍首相がネオコンにコントロールされていると、未だに思っているようだ(嗤)。この記述だけで、カレイドスコープ氏は逝っていることが一目瞭然だ。

・ネットゲリラ
全部財務省のせいにしよう

以下のネットゲリラの記述を読めば、彼も逝ってしまったブロガーの一人であることが分かる。今まで歯切れの良い、鋭い記事を連発していただけに、誠に残念である。

ベア減速だそうで、アベノミクス完全破綻です。仕切り直しなんて、ムダ。アベシンゾーを皇居前広場の松の木に吊るさないと、新しい日本は始まらない。新しい時代を作るには、犠牲が必要だ。稲田は辞任秒読みだが、あんな小物じゃ、血に飢えた国民の気持ちは収まらない。


・植草一秀の『知られざる真実』
共謀罪・種子法・水道法・家庭教育支援法の重大問題山積

かつて、植草一秀氏が冤罪に問われた時、亀さんは心から同氏を支援したものである。しかし、世界の潮流というものを読み取る力が同氏には最早なく、同氏も逝ってしまったブロガーの一人であるのは残念だ。

サウジ国王の肚

世界最大の国営石油会社サウジアラビアの「サウジアラムコ」 上場誘致でトップが交渉へ

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3月12日夜、サウジアラビアのサルマン国王が46年ぶりに来日、翌日の13日に安倍総理と会談したかと思うと、翌々日の14日はソフトバンクの孫正義とも会談を行っている。ここで、サルマン国王、安倍首相、そして孫正義の共通した〝狙い〟に注目すべきで、その〝狙い〟について的確に述べているのが、飯山一郎さんの以下の投稿だ。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16057898/27/

すなわち、サウジアラビアの究極の〝狙い〟は、産油国から投資国へと国のかたちを変え、究極的には世界仮想通貨という第二のFRBを目指す、というものである。

このように書くと、何故に孫正義なのかという疑問が浮かぶと思うが、以下の写真やリンク先に目を通せば、孫正義の立ち位置が掴めよう。

最初に、以下の二葉の写真は拙稿「若き日の孫正義」にアップしたものである。

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また、拙稿「運命の週末」で紹介した、以下の孫正義のレポートも一読していただきたい。
孫正義氏「OneWebで情報通信革命を」12億ドル出資する“宇宙ベンチャー”の未来を語る

並行して、安倍首相の〝立ち位置〟を正確に把握しておくことが肝心だ。そのあたりは、以下の記事を読めば、これからの安倍首相が果たすであろう重要な役割が掴めるはずだ。
トランプ大統領と習国家主席,4月6日に会談!

トランプと習近平の会談に先立ち、本日の3月15日、サウジ国王御一行は中国に向けて発つ。

【追報】
サウジ副皇太子が訪米に出発、トランプ大統領らと会談へ


以下は昨年のニュースだが、副皇太子が中国と日本を訪問した真の狙いが、今にして分かる…。
サウジ副皇太子が中国と日本訪問へ、原油依存脱却に向け協議

古代マヤと日本
一週間ほど前、「飯山一郎の縄文時代論」が飯山一郎HPに掲載、最も興味深かったのが丸木舟で太平洋を横断した縄文の人々であった。大洋を横断した舟は全長6~7メートル、食料は積まずに釣り針だけで魚を釣り、時々やって来るスコールで真水を縄文土器に溜めたということだが、大海を物ともせず、アメリカ大陸の各地に足跡を遺した我らのご先祖様は凄い。

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同記事を一読後、昨年の秋から年末に多忙だった時期に録画しておいた、NHK BSプレミアムの「シリーズ 知られざる古代文明」の一つ、「発見!マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台」を思い出し、昨日に至って漸く観賞することができた。

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天辺まで石段を一気に登った…

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亀さんはティカルの遺跡を1972年晩秋に訪れている。首都グアテマラシティからティカル遺跡の手前にある町まで、オンボロバスで行ったのだが、ぶっ通しで13時間もかかった。しかも、道は舗装されておらずデコボコ道…。加えて、グアテマラシティは高地にあったので凌ぎやすかったが、ティカルに向かうにつれてバスは段々と高度を下げ、やがて熱帯特有の「ムッ」とする蒸し暑さが襲ってきたのだった。それでもどうにかティカル手前の町に到着、宿が見つかるかどうか不安だったのだが、運良く安ホテルで草鞋を脱ぐことができた。翌日は亀さん同様にティカルの遺跡に行くという、他の国の若者と一緒にヒッチハイクを敢行、幸い一台の車が停まってくれたので、ティカルの遺跡を目指すことができた。やがて車はジャングルに突入、陽の光も射さない、昼なお暗い道なき道を突き進んだ。時々車の両側に迫る植物が、ピシャリ、ピシャリと車を叩く音がした。しばらくすると、急に目の前の視界が開けた。ティカルの遺跡に到着したのだった。

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45年前は、写真のような開けた道ではなかった…(グアテマラ)

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この写真はシベリアで撮られたものだが、こんな感じの道なき道だった…

爾来、ティカルを訪れてから45年の月日が流れた。NHKの番組を見ながら、古代マヤはアジアからやって来た人たちが、築いた文化であると改めて再認識したことだった。そして、古代マヤ人のルーツがアジアなら、日本列島にいた縄文人のルーツはシベリアである。このあたりは、拙稿「縄文の息吹」を参照されたい。

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【追記1】
上記以外にも面白い飯山さんの記事がある。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9090/pcmail/index.htm

【追記2】
マヤの遺跡ティカルを見学した後、世界で最も美しいといわれている島、イスラムへーレスで一泊、翌日はバスでチチェン・イッツァへ。同遺跡を見学した後、ユカタン半島のメリダの安ホテルに泊まった。当時は気が付かなかったが、何とメリダはチチュルブ・クレーターの中だったことを、帰国後に知った。

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恐竜の絶滅は巨大隕石が原因だと思われる

鎮圧への第一歩
東日本大震災から7年目に突入した3月11日、東京新聞(朝刊)が「苦しみの根源ここに」と題する特集を掲載、大変読み応えのある特集だったが、特に亀さんが注目したのが第一面を飾った以下のイラストである。


一点だけ惜しかったのはイラスト最下部の説明で、「底まで落ちたデブリの一部はコンクリートを侵食の可能性」としている点だ。しかし、それでは事故直後に死の水蒸気が発生、それから6年以上にわたって大量にタダ漏れしてきた、真の原因の説明になっていない。

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また、事故直後から今日に至るまで、フクイチ(福島第一原子力発電所)の現状の全体写真を、堂々と掲載してきたのは、つい最近までは専ら海外のマスコミだけであった。全体写真を一枚だけ上に掲載しておくが、それ以外にも絶望的なフクイチの状態を示す数々の写真が、掲示板「阿修羅」に掲載されているので、「外国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像」にアクセスのこと。ここで注目すべきは同記事が掲載された日付で、2011年4月3日とある。これは、死の水蒸気のタダ漏れが事故直後から続いてきたということに他ならず、本来なら阿修羅に掲載されている数々の写真を、一人でも多くの国民の目にさらすことで、国民に危機意識を持たせ、自分の身は自分で守るように仕向けていく……、これこそが社会の木鐸たるマスコミの使命だったはずだ。

ところが、フクイチについて熱心に報道していたはずの東京新聞にして、未だに原発事故の本当のことを読者に伝えていないのだ。デブリの一部がコンクリートを侵食の〝可能性〟どころか、すでに貫通して地下深く沈下して地下水や海水と接触、猛烈な死の水蒸気が吹き上がっているのが現実である。ここで2年ほど前になるが、掲示板「放知技」の「飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -4-」というスレッドに、サーッと目を通していただきたい。幾つか注目すべき投稿があるが、なかでも木枯らし紋次郎さんの以下の投稿は秀逸である。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15370191/4/

また、「覆水盆に返らず:飛散した核燃料は?」も、現状を再確認する上で貴重な記事だ。

この木枯らし紋次郎さんの投稿に対して、ズバリ回答を示しているのは飯山一郎さんの以下の投稿である。

デブリの収束作業には前提があり…、
1,いまの日本政府が国家主権を放棄すること。
2.最低限、関東・東北・北海道・中部・関西の人間を他地域に移住させ、東日本は無人に
  すること。
3.日本経済の消滅で世界経済が恐慌状態になることを防ぐ手立てが用意されること。
4.フクイチのデブリ収束作業を邪魔する戦争屋勢力を駆除すること。


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15370191/733/

ここで、改めて冒頭の3月11日付の東京新聞を眺めていただきたい。左側の別記事「南スーダンPKO撤収へ」が目に入るはずだ。この記事が意味しているのは、「フクイチのデブリ収束作業を邪魔する戦争屋勢力を駆除すること」に、安倍総理が成功したということなのである。これは取りも直さずフクイチ鎮圧に向けて、プーチンと安倍が協同して行動に移す可能性が、ここに至って高まってきていることを示している。
フクイチの鎮圧は プーチンと安倍晋三がヤル!

東北さくらの旅
昨日の午後2時46分、一分間の黙祷を捧げた。忘れもしない2011年3月11日、パソコンに向かって仕事をしていた時、急にグラッと来たので、すぐに地震だと分かった。しかし、いつもの地震と違い、なかなか揺れが収まらない…。これは只事ではないと思ったので、急ぎ茶の間に降りてテレビのスイッチを入れたのだった。すると、目の前には想像を絶する光景が映し出されていた…。

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冬の上坊牧野の一本桜(岩手)

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そして、春

あれからちょうど6年が過ぎた昨夜、NHKで「東北さくら旅」という番組を放送、録画しておいたので先ほど見てみた。東北に生きる人々と桜を取り上げた、なかなか見応えのある番組であった。特に、以下のシーンが印象に残る。

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場所は岩手県釜石市根浜、そこには30年前に植えた桜並木があった。しかし、今回の津波で全滅したものと誰しもが思っていた。ところが、一本の枯れ木から芽吹いたのである。その奇跡の桜のもとを訪れた女(ひと)は、銀閣慈照寺で花方教授を務める佐野珠寶さん。生き残った一本の桜と東北人の逞しさとが、重なって見えたという。

韓国のカラー革命
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東京新聞夕刊(3月10日)

本稿の主題である「カラー革命」について、デジタル大辞泉は以下のように定義している。

2000年代に複数の旧ソ連国家で独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動が、非暴力の象徴として色や花の名を冠したことを指す。2003年グルジア(ジョージア)のバラ革命、2004年ウクライナのオレンジ革命、2005年キルギスのチューリップ革命など。色の革命。花の革命。


この定義が間違っていることは、とっくの昔に読者は気づいておられることだろう。「独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動」と、大辞泉は定義しているのだが、出鱈目もいいところである。カラー革命を引き起こしたのは好戦派ネオコンであり、連中は他国で戦争を引き起こしたり、他国の経済体制を支配したりすることで、金儲けをしてきたのである。またカラー〝革命〟と呼ぶのも可笑しい。実際は革命ではなく、〝クーデター〟だからだ(以下、堺のおっさんの青色の囲みを参照)。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/900/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/910/

数年前まで、好戦派ネオコンは連勝(○)に次ぐ連勝であった。ところが、2014年のクリミア・東部紛争を境に負け(●)が込むようになる。

○...バラ革命(2003年、グルジア)
○...オレンジ革命(2004年、ウクライナ)
○...チューリップ革命(2005年、キルギス)
○...リビア内戦(2011年)
●...クリミア・東部紛争(2014年)
●...シリア内戦(2015年)


そうした流れの中でのトランプ新大統領の誕生は、ネオコンにとって正に悪夢となった。かつ、ユーラシアではクリミアに代表されるように、プーチンが睨みを利かせている限り、ネオコンは好き勝手なことができなくなったし、イラクやリビアに続いて、シリアでもカラー革命を引き起こそうと企てたものの、結局はプーチンに主導権を握られてしまっている。そこで、ネオコンにとって最後の巣窟である韓国と日本でカラー革命を企んだものの、韓国の場合は朴大統領を引きずり降ろした(罷免)までは良かったが、次の大統領に据えるつもりだった潘基文(パン・ギムン)が降りてしまったため、ネオコンは途方に暮れている。そのあたりについては、上に示す堺のおっさんの投稿に詳しい。

翻って日本の場合、安倍首相はネオコンを斬り捨て、好戦派ネオコンと対峙するトランプ派に鞍替えした。

ネオコンを斬り捨てた安倍晋三首相は、どれだけ評価しても評価しすぎるということはなく、われわれは奴隷から半奴隷へと〝昇格〟したのである。
奴隷から半奴隷へ


無論、ネオコンも裏切り者の安倍首相に対して、直ちに手を打っている。連日のように報道されている森友学園事件がそれで、安倍首相を退陣に追い込もうと狙ったものの、昨日の記者会見で籠池泰典理事長が退任の意向を表明、ネオコンの企みは水の泡となった。以下は日本を代表するネオコン新聞、産経ニュース(3月2日付け)のトップページで、異常なまでに森友学園の報道に力を入れているのが分かるだろう(嗤)。

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【別報】
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あの日から6年…。今年も午後2時46分に黙祷を捧げたい(東京新聞夕刊)。

兄貴ィ~
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現在、BS12で「傷だらけの天使」が再放送中である。ちなみに、初回の放送は1974年10月5日から1975年3月29日までの全26話だった。亀さんが三年間の海外放浪の旅を終え、帰国したのは1974年の暮れだったんだが、帰国して間もなく、テレビで「傷だらけの天使」を偶然見ている。その時、意味不明な会話がポンポン耳に飛び込んで来るので、大変戸惑ったものだ。三年近くも日本を離れていると、ニュース番組などで使われている標準的な日本語は別にして、俗語だらけの「傷だらけの天使」のような番組は、こうも分からなくなるものか…と、唖然としてしまったちゅうワケだ。それはともかく、「傷だらけの天使」で耳にこびり付いて離れないのが、弟分の水谷豊が兄貴分の萩原健一を呼ぶ時の、「兄貴ィ~」である。

当初、萩原健一の弟分として火野正平が最初に候補に挙がっていた。しかし、色々あって最終的には水谷豊が弟分をやることになったのだが、当時の水谷は「傷だらけの天使」で芽が出なかったら、故郷の北海道に帰るつもりでいたという。その「傷だらけの天使」、最初は思うように視聴率が伸びず、第3話あたりで打ち切りにしようという話も飛び出したほどだったが、結局なんだかんだで最終話では視聴率20%を勝ち取っている。その水谷が駆け出しだった高校生の頃、亀さんの近所の友人が高校の同級生の伝で水谷に会っているんだが(拙稿「座敷わらしとの〝再会〟」参照)、水谷にも売れない時代があったというワケだ。

時は流れ、今や水谷豊は押しも押されもせぬ大スターである。その水谷が出演している再放送の番組として、他に「相棒」がある。以下の写真は及川光博が相棒役を務めていた、2009年秋のseason8から2011年秋のseason10の間に撮ったものだ。水谷と亀さんは同い年なので、水谷56~59歳の頃の作品ということになる。流石に水谷も間もなく還暦を迎えるというだけに、「傷だらけの天使」に出演していた時のような、あのチャラチャラ感は消え、冷静沈着な様が画面から伝わってくる。役柄上とは云え、人間、変われば変わるものである。

それにしても、本来であれば俳優業を諦め、故郷の北海道に帰っていたはずの男が、このように大成したのを見ていると、こちらまで嬉しくなってくるのは何故だろうか…。

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「相棒」の水谷豊と及川光博(season8~10)

金正男暗殺事件の深奥
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3月4日、行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
金正男暗殺事件の深奥

同紙は以下のように断言する。

2月13日にKL空港に現れたのは正真正銘の金正男だった。


加えて同紙は、暗殺されたのは金正男ではないと主張する者が、仮に周囲にいたとしたら、「直ちに絶縁すべき」と自信たっぷりである。

しかし、それでもマレーシアのKL空港に現れたのは、正真正銘の金正男ではなく、金哲だと亀さんは思っている。その根拠は、北朝鮮のみならず、事件の起きたマレーシアの公安も、はっきりと金哲と認めているからだ。また、『横田めぐみさんと金正恩』を著した飯山一郎さんも同意見である。掲示板「放知技」の投稿を参照されたい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/345/

ところで、行政調査新聞が主張するように、暗殺されたのは正真正銘の金正男だったのか否か、このあたりを考察する上で見落とせないのが、やはりスプートニク紙である。以下の記事を読めば、犯人捜しのセオリーでもある、「得する人(組織) 損する人(組織)という原点に立ち返るべしと、スプートニク紙の記事が思い出させてくれるのだ。
誰が、なぜ、金正男氏を殺害したのか?

しかし本当は、KL空港に現れたのが正真正銘の金正男であれ、金哲、あるいは金正男の影武者であれ、どうでもE-ことなのである。何故なら、3年ほど前から金正男は〝過去の人〟になっているからだ。それなのに、行政調査新聞は以下のように書いた。

金正恩政権を脅す材料として、中国は金正男を大切にした。


3年前あたりから金正男の影響力が弱まった理由は、以下の掲示板「放知技」の投稿が詳しい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/289/

それにしても、行政調査新聞と言えば、海外関連のニュース、殊に朝鮮半島に関するニュースは、他メディアの追随を許さない存在だったのに、一体どうしたことか。今でも以下のように、冴えた記述も多々あるというのに…。

仮に朝鮮半島有事で北朝鮮に韓国軍などが攻め込んだら、瀋陽軍区は一丸となって、義勇軍として、生命を投げうって北朝鮮の敵と戦うだろう。瀋陽軍区と北朝鮮は一体なのだ。


同紙は正しく瀋陽軍区について理解しているし、また…

今回のKL空港での暗殺事件が「金正恩の命令によるもの」と即断するのは早計である。今回の暗殺事件は、もう少し微妙な「国際的な圧力」が働いたと考えるべきだ。


と、けっこう好い線を行っているのに、惜しいのは同紙の目に映る「国際的な圧力」が、北朝鮮のイランへ武器輸出という、狭い範囲に限定されていることである。

マレーシアKL空港での金正男暗殺事件に関して、ほんらい最も注目すべきは「北朝鮮発マカオ=イラン」の武器売買密輸ルート問題である。そこに目をつぶって事件の解明をしようとするところに無理がある。


確かに、「北朝鮮発マカオ=イラン」も、〝金正男暗殺事件〟に関連する要因の一つかもしれない。しかし、将棋に喩えれば「歩」ていどの要因の一つに過ぎないのだし、さらに「飛車角」といった重要な要因があるのだ。例えばトランプ革命。このトランプ革命こそは、今現在行われてる将棋の「飛車」、または「角」に相当するのだ。そして、言うまでもないことだが、「王」に相当するものこそ、「プーチン革命」である。

1953年に朝鮮戦争が終結して以降、板門店の軍事境界線を挟み、北朝鮮は国の存亡を懸けた睨み合いを、64年の長きにわたって米韓と続けてきたのだし、それが今日に至っても未だに続いているのだ。ところが今年、アメリカにトランプ大統領が登場、国内に巣食う戦争派のネオコンを一掃、北朝鮮と〝和解〟に持っていくことで、戦争のない世の中を作ろうとする潮流が誕生した。この新しい潮流に乗って、世界は大きく変わりつつあり、その原点こそが「2015年9月28日にプーチンが国連本部で行った演説」だったのである。

今回の行政調査新聞の記事は、将棋に喩えれば歩について書いていたのにすぎない。次稿では是非、飛車角、あるいは王について書いてくれたら嬉しいのだが…。

【グリコのおまけ】
飯山一郎の“新日本建国神話”第7話
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『StarPeople』春号(Vol.62)が発売された。今回掲載された飯山一郎さんの「新日本建国神話」シリーズは、ご本人による2017年の予測ということで、どのような予測になっているのか興味津々、取り寄せてみた。一読し、特に注目したのが「世界の大変化はプーチンがもたらした」という小節である。詳細は同記事に譲るとして、世界の大変化の基となったのは、2015年9月28日にプーチンが国連本部で行った演説であると、飯山さんは同記事の中で説く。

何故にプーチンの国連演説が世界の大変化をもたらしたと、飯山さんが考えているのかという点については、飯山さん本人の以下の記事に答えがある。
プーチンの政治思想は、政治哲学の域に達した!

なを、スプートニク紙が同演説の詳細を和訳付きで紹介しており、目を通すといいだろう。
プーチン大統領の国連総会演説、オンラインルポ

上記の2本の記事を読んだ上で、以下の記述を脳に焼き付けておき、世界の潮流について思索を巡らそうとする度に、プーチンの演説を思い出すといいだろう。

「アメリカ民主主義、万歳!」。コレが戦後日本人の合言葉でしたので、日本人の大半はプーチンの演説の重大な意味がわからなかった。しかし、プーチンの演説が世界を変えうるきっかけになったことは確かなことなので、充分に吟味しなければなりません。
『StarPeople』春号(Vol.62)p.91


その他、トランプ革命はむろんのこと、〝新日本建国神話〟についての言及もあるので注目のこと。

蛇に睨まれた蛙
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一週間ほど前、近所のコンビニへ『ビッグコミック』を買いに行ったところ、『週刊現代』(3月11日号)の特集「病気は早く見つけるほど早く死ぬ」に目がとまり、一緒に買い求めた。帰宅して早急に同特集に目を通してみたが、内容的には拙稿「病院に行くと殺される! その2」で紹介した、諸情報を超えるものではなかった。よって、本稿では同特集に掲載された六つのテーマの見出しを紹介するに止めたい。

病気は早く見つけるほど早く死ぬ
・「前立腺がん」は見つけないほうが長生きする。
・「胃がん・肺がん」検査は被曝するだけ
・「大腸ガン」の内視鏡検査は10年に一度でいい
・血圧を下げすぎると認知症・脳梗塞に
・「血糖値」を下げれば下げるほど死亡率が高まる
・「脳動脈瘤」はMRIで見つけたほうが早死にする


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さて、同誌で五木寛之の「青春の門」や「名優志村喬を語ろう」といった興味深い記事を読んでいたところ、「安倍官邸が掴んだ 金正恩はもう死んでいる」と題する、面黒い記事が載っており、呆れてしまった次第である(嗤)。だが、それ以上に呆れたのが佐藤優氏の記事であった。過日の拙稿「面従腹背」で紹介した佐藤優氏の『政治って何だ! ? 』は、マックス・ウェーバーの『職業としての政治』入門書として優れた著作だとは思うが、如何せん佐藤氏は国際政治の深奥を上辺でしか語っていないため、国際情勢についてトンチンカンな記述が多い本であった。例えばIS(イスラム国)。このISを立ち上げたのは米国であるというのは、今や世界の識者にとって常識の部類に属すというのに、何故か佐藤氏はそのあたりについて何等触れていない。このあたりがまことに不思議であった。

ともあれ、『週刊現代』に載っていた佐藤氏の「名著、再び」(第28回)という記事、佐藤氏の限界を見た思いをしたので、参考までに件の記事、「金正恩はなぜ金正男を殺したのか?」を本稿の最後に載せておこう。同記事は二ページにわたる記事なのだが、特に一ページ目に引いた赤線の記述に注目していただきたい。以下は赤線の箇所に対する亀さんの感想である。

・佐藤氏は「北朝鮮は暗殺作戦の発動に踏み切った」と書いており、あたかも金正男がマレーシアで暗殺されたと信じ込んでいるようだが、事実は「金正男は死んでいない! 死んだのは金哲(キム・チョル)」である。
・佐藤氏は「北朝鮮の事実上の後見国であった中国」と書いているが、〝中国と北朝鮮の関係の深奥〟について全く分かっていない。第一に、北朝鮮は大日本帝国陸軍の残置国家であり、その北朝鮮に対して胡錦濤が6年半前、吉林省を訪れて金正日と首脳会談を行っている。そのあたりは世界各国のメディアも報道しており、公の事実だが、どのメディアも底が浅いといった感があった。たとえば日本語版のニューズウィーク誌の場合、「胡錦濤を呼びつけた金正日」と題する記事を掲載、結語として「ひょっとして今回の訪中、将軍様親子のちょっと遅めの夏休み旅行だったのかもしれない」といった、実にノーテンキなことを書いているのには嗤う他はなかった。ともあれ、吉林省で胡錦濤と金正日の会談が行われた本当の背景については、飯山一郎さんの著した『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)の小節「金正恩と胡錦濤のキズナ」(p.92)に目を通せば分かる。

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・佐藤氏は「(米国は)北朝鮮に対する姿勢を硬化させた」と書いているが、拙稿「瀋陽軍区の正体」にも書いたとおり、北朝鮮と瀋陽軍区が一枚岩であることを佐藤氏は知らないようで、かつ、その一枚岩の持てる軍事力は、今や米軍の軍事力を遙かに凌駕しているのも知らないようだ。よって、今の米国は北朝鮮に対して、「態度を硬化させた姿勢」を示すのが精一杯で、米軍が北朝鮮に対して軍事行動に出ることはあり得ない。万一あるとすれば、コテンパンに打ちのめされるのは北朝鮮ではなくて、米軍の方となる。


このように、現在の米国と北朝鮮の関係は、まさに「蛇に睨まれた蛙」という諺が、ピッタシ当てはまるのだ。この機会に正確な北朝鮮観を身につける意味で、『横田めぐみさんと金正恩』の一読をお勧めしたい。

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