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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
天武天皇 09
ふと気がつくと、飯山史観シリーズ、今回の「天武天皇 09」で56本目だ。思えば、「飯山史観の事始め」と題した飯山史観の第1回目をアップしたのが、昨年の9月19日だから、かれこれ一年近く飯山史観シリーズを執筆してきたことになる。実のところ、小生の感覚としては飯山史観の三分の一が、漸く終わったなというのが正直なところで、残りの三分の二の100回分ほど、すなわち飯山史観の完結までには150本ほどの記事数になる見込みだ。加えて、現代、そして未来について特に力を入れて書きたいと思っているので、もしかしたら、200本を超えるかもしれないwww 

飯山史観は過去の歴史を主テーマとしているのに、何故に小生は現代と近未来について力を入れたいと思っているのか、そのあたりの答えは、以下の飯山一郎さんの朋友である、ヤン(梁)さんの言葉の中にある。

歴史の知識を漫然と増やすのではなく、今を知るために歴史を学ぶ!
…という姿勢。これが飯山史観の核にある考え方です。

◆2011/02/24(木) 金王朝の “深い深い謎” -87-


そう、「今という時代」は、どのような時代なのかについて正確に把握するために、小生は飯山さんの遺してくれた飯山史観を、一種の解説本のスタイルで書き連ねているというわけで、徹底的に解説していく、所謂、「急がば回れ」というやつだ。

飯山史観をスタートした一年前は、50本ていどで飯山史観を完結できると思っていたんだが、見通しがあまちゃん…、もとい甘ちゃんだった(爆) 愚痴はともかく、早速今回のテーマである「馬韓」に入ろう。

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独立騒動”で芸能界引退危機の能年玲奈、法廷闘争に向けて勉強中!


■馬韓
ツラン→ツングース→殷→箕子朝鮮→北魏→北燕→邪馬台国→馬韓→扶余→百済


19081202.jpg

三韓(さんかん)は、1世紀から5世紀にかけての朝鮮半島南部に存在した集団とその地域。朝鮮半島南部に居住していた人々を韓と言い、言語や風俗がそれぞれに特徴の異なる馬韓・弁韓・辰韓の3つに分かれていたことから「三韓」といった。
「ウィキペディア」三韓



上掲の版図と解説はウィキペディアからの引用だが、これは全くの出鱈目。

19081205.jpg

山形先生も『邪馬台国論争 終結宣言』で、「前三韓」と題した一章を設けているが、飯山一郎さんも同章をベースに、『天皇制誕生前夜のクロニクル』なる記事を執筆、「◆2011/02/25(金) 金王朝の “深い深い謎” -88-」に全文が引用されている。よって、本稿でも以下に全文を引用させていただこう。

『天皇制誕生前夜のクロニクル』 (Ver 2.00)
飯山一郎 
  .

 「いま、北朝鮮は、百済国の前身 “馬韓国” の後継国家のようだ。」
…とヤンさんはポツリと言った。この意味を理解できる日本人は少ないだろう。
“馬韓国” とは、いったい、どんな国家だったのか?
ヤン教授の説明は、鎌倉時代の歴史書 『吾妻鏡』 のように難解だった。
そこで、私、飯山一郎が “てげてげ” (=大雑把) だが 簡単明瞭に説明したい。

古代朝鮮には、馬韓、辰韓、弁韓という国があった。いわゆる 『三韓時代』 である。
この 『三韓』 は、いわば競合関係にあった。対立もしていた。
もし、対立が深まり、戦争前夜のような深刻な事態になると、『辰王』 が仲介に入った。
『辰王』 とは、現在のタイ国の 『プーミポン国王陛下』 のような存在だと思っていい。
タイ国では、正式に 『プーミポンアドゥンラヤデート』 と お呼びしなければならない。
『プーミポンアドゥンラヤデート』 とは 「大地の力・並ぶ事なき至高の権威」 という意味
である。つまり、「最高権力」 ではなく、「最高権威」 である。この点、注意されたい。

三韓時代の 『辰王』 は、必ず 「馬韓国」 の王が即位した。
『辰王』 は世襲制であり、首都は 「月支国」 にあった。
『辰王』 は “鬼道” に優れ、“鬼道” によって三韓を支配下においていた。
この “鬼道” は、自然崇拝・精霊崇拝(アニミズム) に近かった。
『殷』の末裔(哀王・準)が馬韓王になった経緯では、“殷の鬼道”も混入しただろう。
『北魏』や『北燕』の鬼道が混入したであろうことも、可能性は非常に高い。
『辰王』 の “鬼道” は、日本の古神道や “卑彌呼の鬼道” に近いと思っていい。
なお、卑彌呼 (の使者) が帯方郡を訪れる際、“馬韓国” は通過地だった。
さて、突然…、
『辰王』 の統べる “馬韓国” に “侵入”してきたのは “扶余国” の残党であった。
“扶余国” は、ツングース族の末裔である。
ツングース族の王も、“鬼道” に優れた “草原のシャーマン”(巫師) であった。
“シャーマン” とは、ツングース語の「šaman、シャマン」から派生してきた言葉だ。
“扶余国のシャーマン” は、“馬韓国の辰王” の地位を奪い、やがて、帯方郡の故地に
新しい国家を立ち上げる。これが 『日本国』 の先祖 『百済国』 である。
したがって…、
『百済国』とは、“馬韓国” のアミニズムを吸収したシャーマニズムの国家なのである。

ここで…、
これまでの物語を大雑把にまとめてみよう。
卑彌呼の邪馬壹国が参内した帯方郡で、殷と、北魏と、北燕と、馬韓と、扶余が合流し、
百済国となり…、
韓半島まで東遷 (東征) し、満州で百済国が滅びると、百済国は日本に渡来してくる…。
百済人の血は、殷、北魏、北燕、馬韓、扶余、倭…、そして卑彌呼のDNAが渾然一体と
なった血脈で、この血流の一貫性こそが、万世一系の神話なのである。

ちなみに “馬韓国” は、帯方郡の南にあった。
現在の平壌は、当時の “馬韓国” の南端部に位置している。
まさしく、“不思議に満ちた地政学” である。

【参考文献】 『三国志魏書』扶余国伝、『三国志魏書』馬韓伝、『後漢書』馬韓伝、『晋書』馬韓伝、『北史』百済伝、
        『唐会要』百済伝、『通典』百濟、『隋書』百済伝、『周書』百済伝、『梁書』百済伝、『宋書』百済伝。


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(邪馬台国論争 終結宣言)p.118

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(邪馬台国論争 終結宣言)p.126

続きは、「◆2011/02/28(月) 金王朝の “深い深い謎” -89-」以降を読めば、朧気ながらも三韓の大凡の全体像が掴めるはずだ。ここで、異論はあると思うが、以下の飯山さんの言葉を思い出していただきたい。

『馬韓』や、『北燕』のような“流星国家”の存在に注目しないかぎり、日本の歴史は
見えてこない。


もう一点、三韓、殊に馬韓は今日の金王朝にとって重要な意味を持つ。以下の記事を参照。記事の内容を素直に理解できれば、今日の北朝鮮(韓国ではない)の立ち位置がわかるはずだ。

『馬韓』は、金正日・正恩父子が愛する遼東半島にあった!
◆2011/02/24(木) 金王朝の “深い深い謎” -87-


天武天皇 08
■邪馬台国
ツラン→ツングース→殷→箕子朝鮮→北魏→北燕→邪馬台国→馬韓→扶余→百済


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邪馬台国という言葉を耳にすると、咄嗟に脳裏に浮かぶのが、山縣明郷先生の『邪馬台国論争 終結宣言』(後に三五館より装い改めて『卑弥呼の正体』として復活)だ。この本によって、小生の東アジア観が根底から覆されただけではなく、故飯山一郎さんを知る切っ掛けともなった。

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上掲の山形先生の『卑弥呼の正体』の場合、もう一冊の著書である『古代史犯罪』とともに、日本の歴史学会などから未だに無視され続けている。しかし、一握りではあるものの、同書に目を通し、書評を残している在野の歴史愛好家もいるのだ。たとえば、「頑固爺の言いたい放題」というブログであり、同ブログのオーナーである池澤康氏は以下のような書評を書いた。
邪馬台国は朝鮮半島にあった?!

邪馬台国の遼東半島説を打ち出した山形先生に対して、池澤氏は異を唱え、九州説を採っているのがわかる。そして、上掲の記事の中で池澤氏は、以下のように結論づけていた。

端的に言って、山形説は『倭人伝』を捏造と批判してるに等しいが、それにしては列島に関する記述に具体性があり、とても創作物語とは思えない。


池澤氏の「列島」という記述に注目していただきたい。明らかに、九州説をとる池澤氏は、『倭人伝』に出てくる「依山㠀為國邑」(山島に依り国邑を為す)とは、日本列島のことだと思っていることが分かる。

一方、同じ山形先生の本から、池澤氏と真逆の結論に達したのが飯山さんで、放知技の以下の投稿を参照されたい。

  また、『魏志倭人伝』が日本古代の事象を記した歴史書ではないこと
  も証明しきっています。
  したがって、卑弥呼の邪馬台国の所在地も日本列島ではなかったと
  明確に述べています。
  これは、「日本人の歴史観」と「常識」を根底から突き崩す大変な史観
  だと言えましょう。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13652197/824/


止めとして、以下の飯山さんのブログ記事を紹介しておこう。

この2冊(『卑弥呼の正体』・『古代史犯罪』)を眼光紙背! 熟読玩味すれば、
目からウロコどころではない! 脳細胞が入れ替わるような知的衝撃で、あなたは、
歴史観どころか世界観も人生観をも変えざるを得ないショック症状に見舞われる!

◆2011/02/03(木) 金王朝の “深い深い謎” -68-


もう一点追加しておくとすれば、邪馬台国は日本列島(畿内説と九州説)にあったと信じ込んでいるのは、日本の歴史学者だけという事実だ。

邪馬台国と卑弥呼の物語が古代日本の歴史だと思い込んでいるのは、
日本人だけ。

◆2011/02/12(土) 金王朝の “深い深い謎” -75-


次に、以下に示す通り、山形先生の『古代史犯罪』でいうところの、古代史犯罪を犯した過去の日本の歴史学者の流れを汲む人たちは、とてもではないが『古代史犯罪』の書評など怖くてできないはずだ。ともあれ、飯山さんあるいは坂口孝男氏といった山形先生の関係者を除き、骨のある山形本の書評を一度も目にしたことがないのだが、もし知っている読者がおられたら、ご一報いただければ幸いである。

遼東半島の熊岳城にあった『百済建国の始祖尉仇台之碑』を現在の韓国忠清南道
の錦江まで移動し、そこが「百済建国の地」であった! などと偽装する。
この悪質さ! これは完璧な犯罪! です。
こういう犯罪行為を、帝国陸軍と東京帝大は、共同して行っていました。

◆2011/02/03(木) 金王朝の “深い深い謎” -68-


最後に、旧著『邪馬台圀論争 終結宣言』から一部を抜粋、併せて邪馬台国の版図を載せておこう。

注・補筆「邪馬台に想定される国の具体的な所在地」に就いて

古代(二~三世紀)に存在した〝邪馬・郁馬・蓋馬〟国の、考古学蹟上の遺跡・痕跡地は、「鴨線江北岸・渾江口より遡ること九粁(キロ)の古馬嶺村周辺から、麻天嶺の中間地域」、即ち、「現・吉林省通化市古馬嶺村から、現・遼寧省丹東市寮馬県との中間地帯約九十粁(キロ)圏内」と推定する。

 可能性としては、「古馬嶺村を中心とする渾江下流域一帯」 の方が強いと言えよう。
 次頁(下図)の図面を参照されたし。

『邪馬台国論争 終結宣言』p.218

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さて、山形史観を支持する身として、主流を占める畿内説と九州説は取り敢えず脇に置いて、小生同様に遼東半島説をとる飯山さんの卑弥呼説を、ここで再確認しておきたい。以下、てげてげHPの「金王朝の “深い深い謎」シリーズから。

「卑弥呼は公孫氏!」の記述は、現在までのところ、中国史書中では、批判・非難の
対象にはなってない。ご安心の程!>山形師のファンの皆さん。

◆2011/02/13(日) 金王朝の “深い深い謎” -76-


『晋書』(巻九十七・四夷傅)には、↓こんな文言がある。
「乃立女子為王、名曰卑弥呼。宣帝之平公孫氏也、其女王遣使至帯方朝見。」
これを翻訳すると…、
「…女子を立て王となす。名を卑弥呼という。宣帝の平らぐ公孫氏なり…。」

◆2011/02/07(月) 金王朝の “深い深い謎” -70-


つまり、卑弥呼は日本人ではなく、中国人(公孫氏)であったということを『晋書』に書いてある事実、これを日本の歴史学者は何とする…。さらに、卑弥呼とシャーマニズムの関係…。

おおらかで神秘的な『亀卜(きぼく)』は、箕子朝鮮→馬韓→天皇陛下と継承されて
いきます。
馬韓近辺にいた卑弥呼にも伝承されたはずです。
「唯有男子一人給飲食傅辞出入」(『魏志倭人伝』)
「ただ男子一人あり、飲食を給し、辞を伝えて出入りす。」
この男子は、シャーマン卑弥呼が察した“神意”(=吉凶)を記述する覡(かんなぎ)
でありましょう。
卑弥呼という「巫女(みこ)」に仕える男子一人(=「覡(かんなぎ)」)。この関係は、
「原始神道」の萌芽といえるでしょう。
遠い昔、遠い遼東の地で、卑弥呼も 「原始神道」の形成にかかわっていたのです。
ですから、卑弥呼も、「天皇制」の先祖の一人と考えていいのです。

◆2011/03/01(火) 金王朝の “深い深い謎” -90-


ともあれ、卑弥呼は中国人という〝事実〟に心底驚いた読者は、一度、「金王朝の “深い深い謎」の「◆2011/02/08(火) 金王朝の “深い深い謎” -71-」以降に目を通しておいていただきたい。なぜなら、次稿の「馬韓」と深く関係してくるからだ。

最後に、現実の世界に戻り、以下の飯山さんの「予言」、ここで改めて噛み締めておこう。

21世紀のアジアは、“鬼=鬼道家”になったシャーマン史家=妄想家”が変える!
◆2011/02/13(日) 金王朝の “深い深い謎” -76-



【追記】
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精神核 Mensa Nuklea

美に生きる
録画しておいたNHKの「SWITCHインタビュー 達人達」で、ともに82歳という左手のピアニスト舘野泉と、生命の研究に取り組む中村桂子の対談に耳を傾けながら、先週末のまほろば会で世界戦略情報誌『みち』の天童竺丸編集長が、〝〟に重きを置いた日本人の生き方について語っていたのを思い出した。

天童編集長の云う〝美的生き方〟とは、基本的に個人あるいは広範に解釈して日本人という、限定された民族の生き様について言及したものだったが、中村の語る「これが美しい」は生物全体を指していた。

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つまり、中村の言う「これが美しい」とは、細胞には次の世代に何等かを引き継ぎ、やがて死んでいくという、「死」というプログラムが予め組み込まれていることを指しているのであり、それこそが美しい生き物の姿だと中村は語ったのである。さらに、お二人の対談は深い話へと進展していったのだが、そのあたりは本稿では詳細は割愛するとして、これだけは記録として本稿に残しておきたいと思った中村の言葉がある。

違うものをつくって自分は死んで次へ渡すというやり方をすると、いまみたいに多様な生き物が生まれてつづいていく。


中村の話に耳を傾けながら我が身を振り返えるに、小生も次の世代に残せるものは何かと考えることが時々あり、それが飯山史観であったり、ブログであったりするわけで、これは、自分の背中(生き様)を子どもたちに遺しておきたいと思っているからだろう。だから、息子たちにも何十年か後に親父の書いたブログを、気が向いた時にでも目を通してもらえれば嬉しいと、時々だが伝えている。

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もう一点、お二人の対談で和ませていただいたのは、宮沢賢治が対談に登場した時だった。思えば、先々週の東京一郎会でも天童編集長が宮沢賢治について言及、「飯山さんは風の又三郎だ」と語っていたのが耳に残るのだが、舘野も中村も根っから宮沢賢治が好きなようだ。

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ともあれ、飯山さんは古希を過ぎたあたりから隠居生活に入ったし、古希の天童さんも間もなく引退生活に入る。お二人の先達を見倣うわけではないが、小生も前々から同様なことを考えており、あと3年したら、まほろば会や東京一郎会から身を引く。幸いにして、3年後も足腰が丈夫であれば、世界各地に散らばる古い友人を訪ね、友人宅で仕事をし、未だに訪れていない土地に行ってみたいと思っている。

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【グリコのおまけ 1】
mespesadoさんが、NHKについての貴重な投稿を放知技で行っている。小生は本稿でNHKの「SWITCHインタビュー 達人達」を取り上げたが、過去の拙稿を読み返してみるに、意外とNHKの番組について言及した記事が多い。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16851868/39/

だから、WOWOWのように、NHKがスクランブル放送を実施したら困るかというと、全然困らないだろう(爆)。たとえば昨夏、一ヶ月ほど日本を留守にし、アルゼンチンの友人宅でお世話になっているが、当然ながらNHKは映らないし、専らスペイン語あるいはCNNといった英語放送のみだった。だから、当時はNHKの存在すら忘れていたほどである。

また、帰国して一年が経ったが、録画してDVDに焼いておくべきだったと後悔している番組は、直ぐには思い浮かばないのだ。もし、DVDに焼いておくだけの価値ある番組を取り上げるとすれば、名画か優れたドキュメンタリーくらいのものだろう。それも、後でオンデマンドなどで見ることが可能だwww

加えて、政治や経済の解説番組や討論会の内容については、他のネット記事や動画で十分だし、第一、NHKのニュース番組は偏向しているので、おカネを払ってまで見る価値はない。尤も、NHKのニュース番組で一応は信用できるものもある。それは天気予報、外れることも多いけど…(爆)

【グリコのおまけ 2】
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就寝前の入浴の利点が発表される」という記事が、スプートニク紙に掲載された。

なんでも、入浴が温浴が実際に睡眠の質を高めたり、鬱病の予防になるとか…。小生も就寝前に30分近く入浴しているが、確かに睡眠の質が良くなったような気がwww 今までは、寝る前の焼酎が効いていたのかと思っていたが、入浴の効果は冷えた身体を温めてくれるだけではなかったようだ。

金正恩の戦略
へっぴりごしさんの最近の記事は、日本の韓国に対する〝輸出規制〟を巡るものが多い。その中で、韓国の一連の反応を簡素にまとめていたのが、へっぴりごしさんが紹介していた以下のツイートである。

ここで、韓国の反応が〝異常〟であること再確認する上で、政府の執った〝輸出規制〟を正確に捉えておく必要がある。そのあたりを、iRONNAが上手くまとめていた。

(1)韓国への輸出管理問題
「優遇」措置を信頼欠如に伴い、並の扱いに戻しただけ。貿易自由化に逆行する「規制」でも、禁輸でも政治的報復でもない。国内の事務的手続きでしかない。国際的な政策レジームから見ても、韓国との交渉事案ではない。

(2)旧徴用工問題などへの対応
正確には、「旧朝鮮半島出身の労働者」と表記すべき話。この問題は、日韓請求権協定を韓国側が一方的に裏切る国際法違反。韓国政府に対する強い異議表明は妥当である。また、韓国側の日本からの提案「無視」が招く事態(日本企業への損失)については、対抗措置の実施秒読み段階にある。


今後において政府が執るであろう措置として、韓国をホワイト国から除外する措置は確定的だが、その後は、LC(信用状)の保証停止、MLCC(積層セラミックコンデンサ)の供給停止といったことも想定し得る。しかし、一番韓国が恐れているのが、やはり金融庁によるカントリーリスクの引き上げだろう。そのあたりを詳細に解説していたのが以下の動画だ。


K国への影響は信用状保証停止以上!?かの国と日本金融の深すぎる関係とは?

日本政府の執る措置が何処まで行く着くのか、今のところ予断を許さないにせよ、ここで大切なのは、掲示板「放知技」で堺のおっさんが述べていた以下の言葉である。

金正恩の動きは、属国化を許さない戦略

覇権争いの世界では、戦争・紛争・貧困化は解決できない。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16851868/42/


この堺のおっさんの言葉の背意味を正確に把握するには、野崎晃市博士の著した『飯山一郎最終講義』の熟読が不可欠だ。

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乳酸菌HP
このたび、久しぶりに新しいHPのプロトタイプ(原型)を立ち上げてみた。

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新HPを立ち上げた狙いは、故飯山一郎さんのグルンパと乳酸菌を世に広め、乳酸菌に関心を抱く日本と世界の仲間の〝絆〟、すなわち横のつながり(ネットワーク)を構築し、意見交換や情報提供の場にしていくためである。

小生は今月12日(金)、世界戦略情報誌『みち』の天童竺丸編集長と、在大連の野崎晃市博士を引き合わせている。話の流れで、無限のポテンシャルを秘めた乳酸菌について多くを語り合っていた時、日本や世界で乳酸菌農業を実践している者同士の横の繋がり(ネットワーク)が弱い、ということに話が及んだ。すると、世界戦略情報誌『みち』の天童編集長から、「亀さん、人を纏めていくのが得意なのだから、ホームページといった形で乳酸菌農業の関係者を繋げ、情報提供や意見交換の場を設けてみてはどうか」、という提案が出たのであり、小生は「やりましょう!」と、即答したのは言うまでもない。だから、HPのレイアウトを考え、15年ぶりに急ごしらえの乳酸菌HPを立ち上げたという次第である。無論、その場で野崎博士の同意も得ている。

今のところ、至ってシンプルなホームページなのだが、これを充実したものにしていくにあたり、一人一人の乳酸菌農業に取り組んでいる同志の協力が不可欠だ。完成の域に達するまで、小生なりにお手伝いをさせていただければと思う。

ここで、新ホームページの簡単な解説をしておく。

■ロゴマーク
乳酸菌ネットワークのロゴマーク(仮)として、左上の「乳酸菌ネットワーク」を取り敢えず作成してみた。緑色の文字にした理由は、前稿「人類激変の時代」で紹介した飯山さんの、「いつの日にか、きっと、タクラマカン砂漠か、ゴビ砂漠か、テングリ砂漠を地化し、森をつくって、ソコに大量の蜜蜂を飛ばすぞ!」が頭にあったからだ。

そして、「ネットワーク」という言葉、乳酸菌に関心のある人たち同士の〝絆〟、横の繋がりの場になって欲しいという願いを込めたつもりである。

■[ホーム]
このページは、新ホームページの〝顔〟だ。飯山さんの乳酸菌への熱い思いが込められたメッセージの数々から一つだけ選び、併せて飯山さんの著書の一冊の写真を載せてみた。

今後、このページには、「乳酸菌ネットワーク」(仮称)の新しい動き、ニュース、集いといった、「お知らせ」コーナーも設けていきたい。

■[乳酸菌]
乳酸菌の秘めた巨大なポテンシャルの解説記事など、グルンパや乳酸菌への理解度を一層深める記事、あるいは書籍を紹介したページとなる見込みだ。

■[仲間]
世界各地で乳酸菌農業に取り組んでいる仲間の紹介ページで、一人一人が目指しているもの、活動などが分かるページにしたい。ここから、お互いのネットワークが生まれてくれればと願っている。

■[掲示板]
堺のおっさんが立ち上げた掲示板「放知技」のスレッドの一つ、「乳酸菌・アミノ酸農業を語る」で、グルンパや乳酸菌についての意見交換、質問投稿、情報提供と、掲示板「放知技」でも活発なスレッドの一つとなることを期待したい。

なお、将来的には堺のおっさんや野崎博士といった、乳酸菌事業の中核リーダーに本ホームページを引き渡し、さらに良いホームページに育てていただければ、本ホームページの作成者として冥利に尽きよう。

人類激変の時代
今週の日曜日(7月21日)、初の東京一郎会を挙行する。

最初に、七月十五日発行の世界戦略情報誌『みち』の巻頭言に、「人類激変の時代」についての言及があったので、その一部を以下に引用しておこう。

本号「常夜燈」は「人類が直面している激変は新たな人類史の頁創りである。遍く民族、国家が、本質的に内在させている各々独特の悪徳・不善・奸凶に圧し潰され、苦難の果てに辿り着く新たな一頁である」と断言している。

してみると、個々の人間のみならず、人間の集合体である家族も民族も国家も解体にまで至る激変を余儀なくされているのかも知れない。アダム・ワイスハウプトのイルミナティ綱領および共産党宣言以来、家族・民族・国家の解体が闇の勢力の目標だった。皮肉なことに、真っ先に亡びるのが彼らだとしても、彼らに寄生されて骨の髄までしゃぶり尽くされたそれぞれの民族・国家もまた、その「悪徳・不善・奸凶に圧し潰され」ることを免れないかも知れない。

だが、それは生命体としてのヒトが新たな類として生まれ変わるための、避けようのない脱皮の過程と考えることもできる。いずれにしても、令和時代の始まりにあるわれわれは、これまで誰も経験したことのない激変の時代へと突入したことだけは、間違いないようである。


読者も、過去に様々な観点から時代の大転換についての話を、耳にしたり読んだりしてきたことだろう。そうした時代の激変については、今回だけではなく、今後の東京一郎会の主テーマとなっていくはずだ。そして、初回はツランと乳酸菌農業について主に語り合うことになると思うが、何故に今回は二つのテーマに絞ったのか少し解説しておきたい。

最初に、ツランを取り上げる理由だが、その答えは以下の言葉の中にある。

自分とは何者なんだろうと言う問いを突き詰めると、自身のルーツを辿るのは必定。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16675542/935/


我々は過去において、「自分は何処から来て、何処へ行くのか」と、思索を巡らせたのは一度や二度ではないはずだ。そして、「何処から来たのか」という問いは、自分のルーツを探ることに他ならず、そうした時に避けては通れないのがツランだ。ツランについては、拙ブログでも様々な角度で取り上げてきたので、ツランについてはある程度分かっていただいているものと思うが、日本のツラン第一研究者である天童竺丸さんが参加する今回の東京一郎会では、ツランについて深堀していく上で絶好の機会となるはずだ。そして、ツランについて知るということは、同時に自分は何者かについて識ることに他ならず、その延長線上で、自分は何処へ行くのかという答えも自ずと見えてこよう。

次に、乳酸菌農業を取り上げる理由は、乳酸菌の秘めた無限大の可能性にある。以下の飯山一郎さんの記事を思い出していただきたい。

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鷲は、「地球は、生命が増えれば増えるほど豊かになる!」という考え方が正しい!と思う。

ユーラシア大陸やアフリカ大陸の広大な砂漠地帯が緑地化し、森や林や農地が増えて豊かになれば、地球は、あと200億~300億人の人口を軽く養える!

乳酸菌と汚泥で、砂漠を緑地化しよう!

今の鷲は、日本で蜜蜂を爆発的に増やす方法の開発に夢中だが…、
いつの日にか、きっと、タクラマカン砂漠か、ゴビ砂漠か、テングリ砂漠を緑地化し、森をつくって、ソコに大量の蜜蜂を飛ばすぞ!

◆2014/05/30(金)  蜜蜂を爆発的に増やす発酵環境

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今回の東京一郎会には、大連で乳酸菌事業を展開している野崎晃市博士の朋友の他、パラグアイで乳酸菌農業を実践して成功させたvagabundo1431さん、浜松の農業王さんも加わることから、先週、天童編集長と野崎晃市博士らと語り合った、乳酸菌農業の情報センター立ち上げへ向けた第一歩となりそうだ。

まほろば会では、安西正鷹さんの安西ファイルをベースにした話、加えてJINMOさんの精神核についての話は、参加者一人一人の脳を大いに刺激することだろう。

翌日の東京一郎会では、mespesadoさんのメスペサド理論の展開、そして堺のYさんの〝体験談〟が炸裂する!

天武天皇 07
■北燕
ツラン→ツングース→殷→箕子朝鮮→北魏→北燕→邪馬台国→馬韓→扶余→百済


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 北燕地理位置

北燕(ほくえん)は、中国の五胡十六国時代の王朝のひとつ(407年 - 436年)。

鮮卑化した漢人将軍馮跋が、後燕王の慕容熙を廃して建国した。首都は黄龍府すなわち龍城(遼寧省朝陽市)。主に遼西地方を領有した。南朝の宋からは「黄龍国」と呼ばれることもあった。

ウィキペディア 「北燕


「中国の五胡十六国時代の王朝のひとつ」とあるように、北燕は五胡十六国の一国だったのだが、それを統一したのが前回取り上げた北魏ということになる。ご参考までに、五胡十六国が一目で分かる年表があるので、以下に掲載しておこう。

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4~5世紀、中国の華北に興亡した北方民族(五胡)の建てた国々。304年、劉淵の漢から439年、北魏による統一までの135年間の華北をいう。
 304年に匈奴の劉淵が漢(前趙)を建国してから、439年に北魏の太武帝が華北を統一するまでの、華北に興亡した五胡や漢民族の国々を総称して五胡十六国という。

世界史の窓「五胡十六国


さて、何故に「飯山史観」カテゴリに、わずか28年という短命で終わった北燕を取り上げるのか、そして北燕が百済、さらには日本に、どのような影響を及ぼしたのかについては、以下に示す飯山一郎さんのHP記事に目を通せばお分かりいただけよう。

それにしても、『北燕』という“流星国家”の輝きは、日本にとっては “国生みの灯”
…中略…

『北燕』の王家の娘 『北魏の馮太后』は シャーマン(霊媒)の秘密の扉(とびら)


◆2011/01/31(月) 金王朝の “深い深い謎” -65-


北燕と前回取り上げた北魏の深い結びつきが、これでお分かりいただけたはずだ。

以上、既にお気づきのように、今まで拙カテゴリ「飯山史観」に書き連ねてきた、殷から北燕までの流れは、飯山さんの「金王朝の “深い謎”」がベースになっている。それが、過去の拙ブログでも幾度か書いたように、「金王朝の “深い謎”」の熟読玩味をお勧めする所以である。そうすれば、6月30日に板門店で行われた、トランプ・金正恩首脳対談の背景が、仄かに見えてくるはずだ。

天武天皇 06
■北魏
ツラン→ツングース→殷→箕子朝鮮→北魏→北燕→邪馬台国→馬韓→扶余→百済


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五胡の一つ鮮卑の拓跋氏が386年に建国し、太武帝の時、439年に華北を統一した。道教を保護し、一時廃仏を行ったが、後に仏教保護に転じた。孝文帝の時、漢化政策をとり洛陽に遷都、その後衰え534年に東西に分裂した。
「世界史の窓」北魏


今から三年前、中国の青州にあった飯山邸で小生は、飯山一郎さんから四日間にわたり中国と朝鮮にまつわる歴史秘話をお聞きしている。当然ながら、北魏も話題に上ったのだが、このあたりは少しだけ拙ブログにも書いた。

上記サイトの表題「古代日本がモデルとした北魏の都」にもあるように、北魏(386~534年)こそが日中秘史を解くキーワードであることが、飯山さんの話からよく理解できた。ちなみに北魏は南北朝時代、遊牧騎馬民族である鮮卑族の拓跋氏によって建てられた国であり、前秦崩壊後に独立し、華北を統一して五胡十六国時代を終焉させた国である(南燕や西燕も鮮卑族が建てた国で、鮮卑族はユーラシア大陸の放牧の民、すなわち我らが同胞ツランである)。
青州で思ふ(3)


小生は遊牧民゛(ツラン)について書いているが、ここで拙稿「天武天皇 02」を思い出していただきたい。

脱アフリカ組のホモサピエンスの一部が、コーカサス山脈を越えてシベリアに進出しているが、この集団が後にツラン(太古シベリアの諸民族を総称)となった。そのツランを構成する民族は大きく分けて三つあり、モンゴル民族、トルコ(テュルク)民族、そしてツングース民族だ。


ウィキペディアの「鮮卑の言語系統」には、以下のように書いてある。

古くは テュルク系であるとする説[20]があったが、近年になって鮮卑(特に拓跋部)の言語、鮮卑語はモンゴル系であるという説が有力となっている[21]。


民族の出自を見極める一つの方法は言語なのだが、言語という観点でみる限り、鮮卑の出自はモンゴル系で落ち着くのかもしれない。それだけ、言語というものは民族の物の見方・考え方を、根底で規定するものがあるからだ。それはともかく、鮮卑の出自がモンゴル系であろうとテュルク系であろうと、同じツランであることに変わりはない。

ご参考までに、モンゴル語、テュルク語、ツングース語の上位言語は、「アルタイ諸語」ということになるが、ウィキペディアが示す以下の言語図は、ツラン民族の分布と重なっているのに注目されたい。

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The branches of the Altaic language family?
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ここで、栗本慎一郎の下図を見ていただきたい。北魏は鮮卑の出とあり、小生も上掲の拙稿で「北魏は南北朝時代、遊牧騎馬民族である鮮卑族の拓跋氏によって建てられた国」と書いている。もう一点、下図から分かることは、日本に直接的な影響を及ぼしたのはツングース語族の民族、すなわち高句麗、扶余、百済であるという点だ。

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『栗本慎一郎の全世界史』p.198

ともあれ、ツングース民族ではない、モンゴル民族あるいはデュルク民族の流れを汲む北魏とは、どのような影響を間接的に日本に及ぼした民族だったのかについては、飯山さんのHP記事や放知技への投稿で分かる。

最初に飯山さんのHPから、北魏について言及した主な記事を引用しておこう。

「漢民族の滅亡」後、最初に統一中華帝国を再興した『北魏』の本家筋であるからだ。
そして、『北魏』の首都は、『平城』。

◆2011/01/19(水) 金王朝の “深い深い謎” -55-


漢民族が絶滅し、三国時代も終わった、その後…、
『北魏』が河北一帯を統一、一大帝国をつくり、「漢文化=中華文化」を再興する!
ということは…、
「漢文化=中華文化」をつくったのは、漢民族ではない鮮卑族だった! ということ。

◆2011/01/21(金) 金王朝の “深い深い謎” -57-


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◆2011/01/29(土) 金王朝の “深い深い謎” -63-

北魏馮太后は、天皇家の先祖だった!


掲示板「放知技」でも、飯山さんの北魏に関する投稿がある。

だから、結論を言います。
これ↓を読むと、
http://grnba.com/iiyama/more3.html#TG0417
「せんとくん」のルーツは、扶余(鹿)。扶余は百済。
百済の隣は北魏。北魏は中華文化のルーツ。
(中華文化とは、異民族を漢化=感化する文化。)
その北魏の首都は「平城」。
「平城」は日中両国のルーツ。“格”は日本が上。
これは、とどのつまり…、
日中両国の「歴史的、精神的な皇帝」は、「天皇」!
ということになり、このことを胡錦濤は認識しています。
認識しているから、主席就任の前後に天皇に挨拶した。
(認識しているということは、認めている、ということ。)
天皇が、「平城」という言葉を発されると、その意味は、
日中両国にとって、非常に恐ろしいことになるのです。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/12990511/3/

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きょうも、北魏の最盛期をつくった馮太后が天皇家の先祖筋で
あることをズバリ指摘しました。

馮太后は、遼寧省の柳城を首都とした北燕の王族の出身で、
北燕の王族は北魏と高句麗に追われ百済に逃げ込みました。
その百済が北燕の馬具などを日本に持ち込んできて、それが
大阪羽曳野市の応神天皇陵の誉田八幡社に現存しています。

北燕の王族の埋葬品と、応神天皇陵の埋葬品が全く同じ形!
以前、私は、このことを↓ココ↓で説明しました。
http://grnba.com/iiyama/html/16kodaisi.html#RyoNei

ま、誉田八幡社に現存している馬具は、ツラン型騎馬民族の
モノなんですが…。この件は、あとで書きます。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13007953/2/


生涯一書生
道友の猿都瑠さんが、最近入手したという本を紹介していた。
『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』

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猿都瑠さんが入手したという本の題名を目にして、脳裏に浮かんだのが数学者・望月新一、続いて自然定数だった。

最初に、望月の凄さはアマゾンの「商品の説明」を覗くだけで想像できよう。

京都大学の望月新一教授によって構築された論文は、「未来から来た論文」と称されるなど、数学界のみならず、世界に衝撃をもたらした。

この論文は、世界で理解できるのは多く見積もっても数人、といわれるほどの難解さであり、論文の発表から6年以上たった現在もなおアクセプトに至っていない


望月について関心のある読者は、『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』にあたっていただくとして、今回の主テーマは望月ではなくて自然定数だ。

黄金比やフィボナッチ数列という言葉に接した読者は多いと思うが、なんとなく神秘的な響きがあり、つい、自然定数の一つではと勘違いしそうである。しかし、違うのである。

最初に、小生は旧ブログで『虚数の情緒』という本の書評をアップしているが、その中で以下のような書評を残している。

筆者(亀さん)が『虚数の情緒』を評価している理由の一つは、黄金比およびフィボナッチ数列について、さわり程度ではあるものの、真面目に言及している点です。


今となっては、上記の記述を削除したい気持ちで一杯だ。それは、『栗本慎一郎最終講義』に書いてあった、以下の記述による。

黄金比や黄金分割が人の感覚にとって美しいものと働きかけたという証拠はない。根拠も皆無だ。むしろ、作業の都合上楽なようにと、人が悪い頭を絞って考案したということが容易に想像出来るのである。完全に人知の及ぶ範囲内にあって、その意味で少しも面白くない。

だからなぜ決まっているのか分からない多くの自然定数(光速c重力Gや電子の質量meなど)とも、もちろん違うのである。これらの自然定数は、社会よりもいくつかの上位の層において決められているものだろう。

『栗本慎一郎最終講義』p.44

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詳しくは、黄金比とフィボナッチ数列について言及した、『栗本慎一郎最終講義』の小節「冬至線、聖方位と黄金比は違う」(p.41~44)に目を通していただくとして、栗本の文章を目にして、黄金比・フィボナッチ数列についての見方を、根底から変えなければならないということに気づかされたのである。世の中には、「フィボナッチおじさん」という具合に、黄金比・フィボナッチ数列の信者が大勢おり、栗本の本を読むまでは小生もそうした信者の一人だった。しかし、栗本に言わせれば、黄金比やフィボナッチ数列は神秘でもなんでもなく、単に、「人が悪い頭を絞って考案した」モノに過ぎないと、バッサリとフィボナッチ数列信者を斬り捨てている。この栗本の文章を目にした小生は最初、暫く考え込んでしまったのだが、やがて、「なるほど、言われてみれば、確かにその通り」と、漸く納得した次第である。

では、フィボナッチ数列といったものと対極をなす自然定数とは何か、ということになるわけだが、上掲の栗本の言葉(下線)、「自然定数は、社会よりもいくつかの上位の層において決められている」が示すように、人智の及ばぬ次元の神数こそが自然定数なのだ。自然定数こそ神の数であり、何故にかかる自然定数が存在するのかという答えは、小生が生きている間に解けそうにない。

拙稿「天武天皇 05」で、地元の同窓生M君と偶然街中でバッタリと会い、近くの喫茶店で多くを語り合ったことを書いたが、久しぶりの語り合いの最後に、小生は以下のようにM君に語った。

我々が、あと10年あるいは20年生き永らえたとしても、どれだけ体験を重ねたとしても、どれだけ多くの本を読んだとしても、知り得ることはホンの一部だろうね。九牛の一毛を知っただけで、この人生を終えるのは間違いない。


それが分かっていながら、知的好奇心が些かも衰えないのは何故なのだろうか…。苦労して真実・真理を追究し、やがて、「あっ、分かった」と思った瞬間、さらなる未知の世界が眼前に広がっていることに気づかされるのである。そして、再び追究していくということを、今までの人生で幾度繰り返したことか…。吉川英治ではないが、まさに「生涯一書生」ということなのだ。思えば、「なぜ、夕陽は赤いの…?」と、物心がついたころから小生は書生だったし、いまでも書生の身であるが、こうした生き方を悔いたこと、一度もない。
人生如白駒過隙

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【追記】
神計らいで、録画しておいたNHKドキュメンタリーの「超AI入門特別編 世界の知性が語る パラダイム転換」を見た。AIは放知技でも時折だが話題になっており、かつ『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』に関連しそうなだけに、興味深く同番組を見た。

同番組で最近進歩が著しい将棋ソフトを取り上げていたが、ここで渡辺正次郎の以下の記事にも目を通していただければと思う。
羽生善治氏はいい事言うなぁ!!

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マックス・デグマーク

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宇宙と数学

洞察歯観のすすめ(39)
前日に続いて、「洞察歯観のすすめ」をお届けする。第二弾の冒頭を読み、「アレ、第二弾は音楽論か…」と勘違いする読者も出るかもしれないが、今回も医学についての深いお話だ。通読し、改めて「自然治癒力」の凄さを見直した亀さんであった。そして、あの近藤誠医学博士が登場するので、がんに関心のある読者は今回も必読だ。

***「五郎君。医は仁術やない。医は算術や」***
五夜連続でテレビ放映された「白い巨塔」リメイク作品。懐かしいタイトルに惹かれて、また、
「懐かしい昭和の俳優陣も登場するらしい」
そう友人から知らされ、雪国仕込みの酒をひっかけながら、みておりました。
先ずは気になったことが・・・いや、ビックリしたのは映像のバックで流れる音楽(テーマ曲)・・・
物語が始まったと思ったら、いきなり、レッド・ツェッペリンとピアソラが何やらセッションでもしているのだろうか、というような音が飛び出し・・・そして、その流れるメロディの一部は、遠い過去にどこかで聴いたような。冷酒に酔いながら想いを巡らせていると、曇りガラスの向こうから記憶が浮かび上がってきました・・・。
その昔、SRI(科学捜査研究所)が、優れた科学捜査をもって、数々の化学を悪用した難事件、怪事件を解決していくという一話完結型の「怪奇大作戦」というテレビドラマがありました。記憶にありますでしょうか?(これは、ウルトラQに始まる円谷作品{空想科学ドラマ}のなかの一作品。ドラマの音楽づくりは、(玉木宏樹・山本直純によるもの)で・・・そのテーマ曲のメロディーとオーバーラップしてしまい、医学界の暗部を鋭く追求する社会派ドラマのBGMとしては、映像と音楽が、なんとも、かみ合っていない咬合不良を起こしているような。少々違和感をもちました。
怪奇大作戦という・・・子ども向けのテレビ番組(昭和43年~44年に放映)ではありましたが、昭和の時代の物語というよりは、近未来に起こるであろう怪奇な人間ドラマを描いていたように感じられます・・・かえって、今の時代にマッチしており、興味深くみることが出来るかも知れません。
色濃く記憶に残っているところでは、「狂気人間」というタイトルのエピソードがありました・・・
###連続して複数の殺人事件が起こり、犯人は逮捕されるも、精神鑑定の結果、狂人であると断定され病院に隔離される。ところが、数ヶ月の後、狂人であったはずが、正常な精神を取り戻す・・・事件を起こした狂人たちの影に、脳波変調機なるものを使用して人間を一時的に精神異常者に仕立て上げる。狂わせ屋の存在があった・・・ここに、刑法第39条「心神喪失者の行為は之を罰せず」を絡ませた、25分ドラマ作品###
これが茶の間に流れたわけで・・・およそ、よい子たちがみるテレビ番組とは、ほど遠い内容だったと思いますが、今の時代にみるならば、しっくりくるかも知れません。

ドラマが一夜、二夜と・・・(白い巨塔の物語が)展開していくなかで、どういうわけか、もう一人。音楽家の名前が浮かび上がってきました。宮内國郎です。
宮内國郎は、映画やテレビ番組の音楽作りをしていた作曲家ですが、円谷作品である「ウルトラQ」「、「ウルトラマン」の音楽を担当していた人物です。と言えば、メロディーが浮かんでくるのではないでしょうか。
白い巨塔、ドラマ上で効果音的に使用される短いメロディ・・・を少々注意深く(酔っ払いながら)聴いていると、これが、宮内國郎を思わせるものが鏤められており、社会派ドラマであるはずが、突然、アンバランスゾーンへと誘い込まれ、マンモスフラワー(ウルトラQ)でも登場したのかと錯覚してしまうほどでした。また、宮内國郎スタイルの音に加えて、タンジェリン・ドリームであったり、ヴァンゲリス・パパタナシューといったミュージシャンのサウンドを薄味にして、ふりかけにしたような音作りも感じられ・・・おかげで、懐かしい昭和TVの一コマを、あれこれと思い出す楽しい暇潰しが出来ました。
ついでながら、山崎豊子原作の「白い巨塔」。昭和においては、田宮二郎・主演。音楽は渡辺岳夫。平成には唐沢寿明・主演で、音楽担当は加古隆でした。ドラマ上で流れていたテーマ曲など記憶にありますでしょうか?
平成ヴァージョンにおいては、テーマ曲が、ニュージーランド出身のヘイリー・ウェステンラが歌う「アメイジング・グレース」でした。メロディーを聴くとドラマの一場面を思い出す方もいるでしょう。ヘイリーの透明感溢れる歌声とメロディーの印象が強烈で、加古隆の魅力が少々薄味に聞こえてしまった感じがありましたが、案外、音で視聴率を稼いだ作品だったのかも知れません。
昭和ヴァージョンでは、渡辺岳夫が重厚なインスト曲でドラマに色を添えておりました。渡辺岳夫・・・というと、少々気に掛かる作曲家なのですが、以前、渡辺岳夫をここで紹介したことがありました。
「~思い込んだら~試練の道を~ゆくが男の~ど根性~」
「巨人の星」や、「アタック・ナンバーワン」などの作曲者でもあります。

ーーー外科医は よく知っているーーー

さて、ドラマを見ていて、ある場面で、ふと近藤誠氏の顔を思い出しました。
浪速大学医学部付属病院の内科診察室(診察室のナンバーが13番だったような)。、
内科の里見脩二と、外科の財前五郎が患者を前に治療内容を説明する場面。
財前が、患者に、
「膵臓がんです。こんなに早期に発見されることはまず無いほどの小さいものです。手術でがんを摘出すれば、心配ありません。他に方法はありませんよ」
と話す。手術するしかないと言われ言葉を失う患者に、里見が、
「膵臓は沈黙の臓器と呼ばれ、見つかったときはかなり進行しているケースが多いものですが、早く発見できたのは、財前先生のおかげですし、彼は僕が一番信頼している外科医ですから・・・」
と、がん摘出手術を勧める。

このような場面において、近藤誠氏ならば、なんと言うでしょうか・・・
*** 「手術しか方法が無い」「がんを取りきれるし、再発もしにくい」
がんと診断されて、頭が真っ白になっている患者さんに、医者はしょっちゅうウソをついて、手術に誘導します。***

***膵がん(膵臓がん)は、「見つかったときは手遅れ」「がんの王様」と恐れられ、手術した3820人の5年生存率は、わずか9.2%(全国がんセンター協議会調べ)。しかも、元気な人が検査で膵がんを見つけられ、すぐに亡くなる悲劇が多すぎます。
膵臓にメスを入れず、様子を見たら意外におとなしく、転移もなかなか出てこなかったという人を数多く見ている。また、ある外科医は、手術をバンバンやり、一時は抗がん剤治療も一手に引き受けていたものが、苦しみ抜いて死ぬ患者さんを何千人も見て、「がんは自然に任せた方が、ラクに長生きできる」と方向転換。
「がんの治療は一切しません。痛みや呼吸苦はモルヒネなどでしっかり抑えます。すると、最後まで自分らしく、治療するよりずっと長く生きられることが多い」***

医者は、切りたいがために、手術するようにと誘導する・・・ところが、医者ががんになった時、また、医者の家族が、がんになった場合はどうかというと、財前教授のように
「すぐ手術して摘出しましょう。他に手だてはない」
とは、必ずしもいわないようで・・・

近藤氏の話を続けます。

***がんはステージ1~4までは全部、切らないほうがいい。僕は患者さんにいつもそう伝えています。外科医は患者のがんを、どんどん切りますが、自分や家族ががんになると、話は別だったりします。
外科の食道がん手術班のリーダーが、「母親の食道がんの放射線治療をして欲しい」と頼みに来たことがあるし、がんの手術で名を上げて大病院の院長になった同僚は、自分自身が大腸がんになると、何年も放置していました。切るとどれだけ痛み、苦しむか。早死にしやすいか。消化器(食道 胃 大腸)のがんの手術は特に、どれだけ体を弱らせるか。外科医はよく知っている。
「がんは切るもの」
「切れば移転しない。治る」
「一刻も早く切って捨てたい」
これは日本では特に大きな思い込みです。がんの治療を外科が先導してきたため、「まず手術」とみんなが信じ込み、死者の山が築かれてきた歴史があります。
話は19世紀に遡ります。1881年、オーストリアの外科医、ビルロートが世界初の胃がん手術に挑みました。患者はたった4ヶ月で逝き、続く手術でもバタバタ死んだのに、
「世界で初めてがん手術に成功」
という大ニュースは地球を駆け巡り、
「患者はお亡くなりに」の部分は巧妙に隠されました。
それから140年、今も医学生は、「ビルロートが世界初の胃がん手術に成功」と教えられ、医学者も患者も「がんは切れば治る」と勘違いしたまま、命を縮める手術が繰り返されています。***

***切ると、どれだけ苦しみ、早死にしやすいか・・・外科医はよく知っている。

「手術をすると、がんが暴れる」
「がんが空気に触れると怒り出す」
外科医たちは昔から、仲間内では、よくそう話していました。***

外科医は、よく知っている・・・わけです。
財前教授も第一外科の医局内で、手術をすると、がんが暴れ、苦しみ早死にしやすい。そのような話をしていたのでしょうか。

近藤氏の話をもうひとつ。自然治癒力について・・・
***あなたの体の中には最高の名医がいる。その名医とは、
あなたの体に生まれたときから備わっている「自然治癒力」のこと。人間誰でも、そしてどの生物にも、虫や猫や犬でも、植物にも、自然治癒力(自然良癒力)があります。自然治癒力とは読んで字の如く、放っておいても自然に治る、生体に備わった治癒力により病を治す力のこと。私たち人間の身体は、誰でもみんなこの自然治癒力で守られています。風邪だけでなく、口内炎、胃潰瘍、肝炎、湿疹、切り傷などのすべての不調は受診しなくても自然治癒力で治るのです。
これらの症状が治癒するのは、医師や薬が治しているわけではありません。医師はほんの少しのお手伝いをしているだけで、あなたの身体が持つ自然治癒力のおかげで自然に治っているのです。

ーー追記ーー

「五郎君。医は仁術やない。医は算術や。うちみたいな開業医が、なんぼ千客万来の患者があっても、月末の保険点数の計算がヘタやったら、商売にならへん。この保険点数の算術こそが個人病院の命や」
財前五郎と義父の又一とのやり取り・・・この場面、印象に残るところですが、みている間に、田宮二郎と曽我廼家明蝶の姿が思い出されました。
また、今回のリメイクで意外な昭和の顔が登場しておりました。迷曲?「うぐいすだにミュージックホール」を歌っていた落語家ですが・・・!
”””リメイク作品・・・最終回で、ちょっとビックリしたことが。「リリーマルレーン」が、さりげなく流れておりました。マレーネ・ディートリッヒの顔が浮かび上がってきます。
確か昭和の時代。大阪万博のイベントで来日して、ファンを熱狂させたと記憶しておりますが・・・マレーネ・ディートリッヒ。その妖艶なる瞳に魔物が取り憑いていたのかも知れません。ディートリッヒの一人娘が、貴重な記録を残しております・・・酔いが程よく回っているせいか、その題名が思い出せません・・・”””。
酔いが回ったところで、「リリーマルレーン」を聴きながら寝るとします。