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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
サウジ国王の肚

世界最大の国営石油会社サウジアラビアの「サウジアラムコ」 上場誘致でトップが交渉へ

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3月12日夜、サウジアラビアのサルマン国王が46年ぶりに来日、翌日の13日に安倍総理と会談したかと思うと、翌々日の14日はソフトバンクの孫正義とも会談を行っている。ここで、サルマン国王、安倍首相、そして孫正義の共通した〝狙い〟に注目すべきで、その〝狙い〟について的確に述べているのが、飯山一郎さんの以下の投稿だ。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16057898/27/

すなわち、サウジアラビアの究極の〝狙い〟は、産油国から投資国へと国のかたちを変え、究極的には世界仮想通貨という第二のFRBを目指す、というものである。

このように書くと、何故に孫正義なのかという疑問が浮かぶと思うが、以下の写真やリンク先に目を通せば、孫正義の立ち位置が掴めよう。

最初に、以下の二葉の写真は拙稿「若き日の孫正義」にアップしたものである。

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また、拙稿「運命の週末」で紹介した、以下の孫正義のレポートも一読していただきたい。
孫正義氏「OneWebで情報通信革命を」12億ドル出資する“宇宙ベンチャー”の未来を語る

並行して、安倍首相の〝立ち位置〟を正確に把握しておくことが肝心だ。そのあたりは、以下の記事を読めば、これからの安倍首相が果たすであろう重要な役割が掴めるはずだ。
トランプ大統領と習国家主席,4月6日に会談!

トランプと習近平の会談に先立ち、本日の3月15日、サウジ国王御一行は中国に向けて発つ。

【追報】
サウジ副皇太子が訪米に出発、トランプ大統領らと会談へ


以下は昨年のニュースだが、副皇太子が中国と日本を訪問した真の狙いが、今にして分かる…。
サウジ副皇太子が中国と日本訪問へ、原油依存脱却に向け協議

韓国のカラー革命
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東京新聞夕刊(3月10日)

本稿の主題である「カラー革命」について、デジタル大辞泉は以下のように定義している。

2000年代に複数の旧ソ連国家で独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動が、非暴力の象徴として色や花の名を冠したことを指す。2003年グルジア(ジョージア)のバラ革命、2004年ウクライナのオレンジ革命、2005年キルギスのチューリップ革命など。色の革命。花の革命。


この定義が間違っていることは、とっくの昔に読者は気づいておられることだろう。「独裁的政権の交代を求めて起こった民主化運動」と、大辞泉は定義しているのだが、出鱈目もいいところである。カラー革命を引き起こしたのは好戦派ネオコンであり、連中は他国で戦争を引き起こしたり、他国の経済体制を支配したりすることで、金儲けをしてきたのである。またカラー〝革命〟と呼ぶのも可笑しい。実際は革命ではなく、〝クーデター〟だからだ(以下、堺のおっさんの青色の囲みを参照)。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/900/

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/910/

数年前まで、好戦派ネオコンは連勝(○)に次ぐ連勝であった。ところが、2014年のクリミア・東部紛争を境に負け(●)が込むようになる。

○...バラ革命(2003年、グルジア)
○...オレンジ革命(2004年、ウクライナ)
○...チューリップ革命(2005年、キルギス)
○...リビア内戦(2011年)
●...クリミア・東部紛争(2014年)
●...シリア内戦(2015年)


そうした流れの中でのトランプ新大統領の誕生は、ネオコンにとって正に悪夢となった。かつ、ユーラシアではクリミアに代表されるように、プーチンが睨みを利かせている限り、ネオコンは好き勝手なことができなくなったし、イラクやリビアに続いて、シリアでもカラー革命を引き起こそうと企てたものの、結局はプーチンに主導権を握られてしまっている。そこで、ネオコンにとって最後の巣窟である韓国と日本でカラー革命を企んだものの、韓国の場合は朴大統領を引きずり降ろした(罷免)までは良かったが、次の大統領に据えるつもりだった潘基文(パン・ギムン)が降りてしまったため、ネオコンは途方に暮れている。そのあたりについては、上に示す堺のおっさんの投稿に詳しい。

翻って日本の場合、安倍首相はネオコンを斬り捨て、好戦派ネオコンと対峙するトランプ派に鞍替えした。

ネオコンを斬り捨てた安倍晋三首相は、どれだけ評価しても評価しすぎるということはなく、われわれは奴隷から半奴隷へと〝昇格〟したのである。
奴隷から半奴隷へ


無論、ネオコンも裏切り者の安倍首相に対して、直ちに手を打っている。連日のように報道されている森友学園事件がそれで、安倍首相を退陣に追い込もうと狙ったものの、昨日の記者会見で籠池泰典理事長が退任の意向を表明、ネオコンの企みは水の泡となった。以下は日本を代表するネオコン新聞、産経ニュース(3月2日付け)のトップページで、異常なまでに森友学園の報道に力を入れているのが分かるだろう(嗤)。

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【別報】
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あの日から6年…。今年も午後2時46分に黙祷を捧げたい(東京新聞夕刊)。

金正男暗殺事件の深奥
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3月4日、行政調査新聞が以下の新記事をアップした。
金正男暗殺事件の深奥

同紙は以下のように断言する。

2月13日にKL空港に現れたのは正真正銘の金正男だった。


加えて同紙は、暗殺されたのは金正男ではないと主張する者が、仮に周囲にいたとしたら、「直ちに絶縁すべき」と自信たっぷりである。

しかし、それでもマレーシアのKL空港に現れたのは、正真正銘の金正男ではなく、金哲だと亀さんは思っている。その根拠は、北朝鮮のみならず、事件の起きたマレーシアの公安も、はっきりと金哲と認めているからだ。また、『横田めぐみさんと金正恩』を著した飯山一郎さんも同意見である。掲示板「放知技」の投稿を参照されたい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/345/

ところで、行政調査新聞が主張するように、暗殺されたのは正真正銘の金正男だったのか否か、このあたりを考察する上で見落とせないのが、やはりスプートニク紙である。以下の記事を読めば、犯人捜しのセオリーでもある、「得する人(組織) 損する人(組織)という原点に立ち返るべしと、スプートニク紙の記事が思い出させてくれるのだ。
誰が、なぜ、金正男氏を殺害したのか?

しかし本当は、KL空港に現れたのが正真正銘の金正男であれ、金哲、あるいは金正男の影武者であれ、どうでもE-ことなのである。何故なら、3年ほど前から金正男は〝過去の人〟になっているからだ。それなのに、行政調査新聞は以下のように書いた。

金正恩政権を脅す材料として、中国は金正男を大切にした。


3年前あたりから金正男の影響力が弱まった理由は、以下の掲示板「放知技」の投稿が詳しい。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/289/

それにしても、行政調査新聞と言えば、海外関連のニュース、殊に朝鮮半島に関するニュースは、他メディアの追随を許さない存在だったのに、一体どうしたことか。今でも以下のように、冴えた記述も多々あるというのに…。

仮に朝鮮半島有事で北朝鮮に韓国軍などが攻め込んだら、瀋陽軍区は一丸となって、義勇軍として、生命を投げうって北朝鮮の敵と戦うだろう。瀋陽軍区と北朝鮮は一体なのだ。


同紙は正しく瀋陽軍区について理解しているし、また…

今回のKL空港での暗殺事件が「金正恩の命令によるもの」と即断するのは早計である。今回の暗殺事件は、もう少し微妙な「国際的な圧力」が働いたと考えるべきだ。


と、けっこう好い線を行っているのに、惜しいのは同紙の目に映る「国際的な圧力」が、北朝鮮のイランへ武器輸出という、狭い範囲に限定されていることである。

マレーシアKL空港での金正男暗殺事件に関して、ほんらい最も注目すべきは「北朝鮮発マカオ=イラン」の武器売買密輸ルート問題である。そこに目をつぶって事件の解明をしようとするところに無理がある。


確かに、「北朝鮮発マカオ=イラン」も、〝金正男暗殺事件〟に関連する要因の一つかもしれない。しかし、将棋に喩えれば「歩」ていどの要因の一つに過ぎないのだし、さらに「飛車角」といった重要な要因があるのだ。例えばトランプ革命。このトランプ革命こそは、今現在行われてる将棋の「飛車」、または「角」に相当するのだ。そして、言うまでもないことだが、「王」に相当するものこそ、「プーチン革命」である。

1953年に朝鮮戦争が終結して以降、板門店の軍事境界線を挟み、北朝鮮は国の存亡を懸けた睨み合いを、64年の長きにわたって米韓と続けてきたのだし、それが今日に至っても未だに続いているのだ。ところが今年、アメリカにトランプ大統領が登場、国内に巣食う戦争派のネオコンを一掃、北朝鮮と〝和解〟に持っていくことで、戦争のない世の中を作ろうとする潮流が誕生した。この新しい潮流に乗って、世界は大きく変わりつつあり、その原点こそが「2015年9月28日にプーチンが国連本部で行った演説」だったのである。

今回の行政調査新聞の記事は、将棋に喩えれば歩について書いていたのにすぎない。次稿では是非、飛車角、あるいは王について書いてくれたら嬉しいのだが…。

【グリコのおまけ】
蛇に睨まれた蛙
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一週間ほど前、近所のコンビニへ『ビッグコミック』を買いに行ったところ、『週刊現代』(3月11日号)の特集「病気は早く見つけるほど早く死ぬ」に目がとまり、一緒に買い求めた。帰宅して早急に同特集に目を通してみたが、内容的には拙稿「病院に行くと殺される! その2」で紹介した、諸情報を超えるものではなかった。よって、本稿では同特集に掲載された六つのテーマの見出しを紹介するに止めたい。

病気は早く見つけるほど早く死ぬ
・「前立腺がん」は見つけないほうが長生きする。
・「胃がん・肺がん」検査は被曝するだけ
・「大腸ガン」の内視鏡検査は10年に一度でいい
・血圧を下げすぎると認知症・脳梗塞に
・「血糖値」を下げれば下げるほど死亡率が高まる
・「脳動脈瘤」はMRIで見つけたほうが早死にする


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さて、同誌で五木寛之の「青春の門」や「名優志村喬を語ろう」といった興味深い記事を読んでいたところ、「安倍官邸が掴んだ 金正恩はもう死んでいる」と題する、面黒い記事が載っており、呆れてしまった次第である(嗤)。だが、それ以上に呆れたのが佐藤優氏の記事であった。過日の拙稿「面従腹背」で紹介した佐藤優氏の『政治って何だ! ? 』は、マックス・ウェーバーの『職業としての政治』入門書として優れた著作だとは思うが、如何せん佐藤氏は国際政治の深奥を上辺でしか語っていないため、国際情勢についてトンチンカンな記述が多い本であった。例えばIS(イスラム国)。このISを立ち上げたのは米国であるというのは、今や世界の識者にとって常識の部類に属すというのに、何故か佐藤氏はそのあたりについて何等触れていない。このあたりがまことに不思議であった。

ともあれ、『週刊現代』に載っていた佐藤氏の「名著、再び」(第28回)という記事、佐藤氏の限界を見た思いをしたので、参考までに件の記事、「金正恩はなぜ金正男を殺したのか?」を本稿の最後に載せておこう。同記事は二ページにわたる記事なのだが、特に一ページ目に引いた赤線の記述に注目していただきたい。以下は赤線の箇所に対する亀さんの感想である。

・佐藤氏は「北朝鮮は暗殺作戦の発動に踏み切った」と書いており、あたかも金正男がマレーシアで暗殺されたと信じ込んでいるようだが、事実は「金正男は死んでいない! 死んだのは金哲(キム・チョル)」である。
・佐藤氏は「北朝鮮の事実上の後見国であった中国」と書いているが、〝中国と北朝鮮の関係の深奥〟について全く分かっていない。第一に、北朝鮮は大日本帝国陸軍の残置国家であり、その北朝鮮に対して胡錦濤が6年半前、吉林省を訪れて金正日と首脳会談を行っている。そのあたりは世界各国のメディアも報道しており、公の事実だが、どのメディアも底が浅いといった感があった。たとえば日本語版のニューズウィーク誌の場合、「胡錦濤を呼びつけた金正日」と題する記事を掲載、結語として「ひょっとして今回の訪中、将軍様親子のちょっと遅めの夏休み旅行だったのかもしれない」といった、実にノーテンキなことを書いているのには嗤う他はなかった。ともあれ、吉林省で胡錦濤と金正日の会談が行われた本当の背景については、飯山一郎さんの著した『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)の小節「金正恩と胡錦濤のキズナ」(p.92)に目を通せば分かる。

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・佐藤氏は「(米国は)北朝鮮に対する姿勢を硬化させた」と書いているが、拙稿「瀋陽軍区の正体」にも書いたとおり、北朝鮮と瀋陽軍区が一枚岩であることを佐藤氏は知らないようで、かつ、その一枚岩の持てる軍事力は、今や米軍の軍事力を遙かに凌駕しているのも知らないようだ。よって、今の米国は北朝鮮に対して、「態度を硬化させた姿勢」を示すのが精一杯で、米軍が北朝鮮に対して軍事行動に出ることはあり得ない。万一あるとすれば、コテンパンに打ちのめされるのは北朝鮮ではなくて、米軍の方となる。


このように、現在の米国と北朝鮮の関係は、まさに「蛇に睨まれた蛙」という諺が、ピッタシ当てはまるのだ。この機会に正確な北朝鮮観を身につける意味で、『横田めぐみさんと金正恩』の一読をお勧めしたい。

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瀋陽軍区の正体
最近の掲示板「放知技」のスレッド、「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -23-」で、〝瀋陽軍区〟が取り上げられることが多くなった。その瀋陽軍区だが、最近の北朝鮮の動向と絡めて、飯山一郎さんが以下のような投稿を行っている。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/752/

瀋陽軍区については、過去において拙ブログでも幾度か記事にしている。ちなみに、以下は瀋陽軍区を取り上げている主な拙稿および概要である。

金正恩がアジアのリーダーになる…?
この記事は4年前に書いたものだが、〝瀋陽軍区〟の正体を知っている識者(マスコミ)として、「行政調査新聞」および飯山一郎さんの二人を同記事で紹介した。実は、それ以前に〝瀋陽軍区〟の存在について、教えてくれた識者が一人いる。その識者とは『月刊日本』誌の山浦嘉久さんで、「瀋陽軍区は中国最強と呼ばれている。以前から北京中央とはそりが合わず、中央政府の思い通りに動かない軍区でもある」と、亀さんは4年前に直接教えていただいている。こうした先達のお陰で、かなり早い段階から瀋陽軍区の存在を知り、瀋陽軍区の立ち位置を多角的に確認することができた。なお、同記事で紹介した飯山一郎さんの「★ 金王朝の “深い謎” ★」は、瀋陽軍区の全容が掴める優れた特集なので、時間のある時に一度は通読することをお勧めしたい。

北鮮と張成沢
この記事で注目すべきは、金正恩の論文集『最後の勝利をめざして』である。佐藤優が同論文集について言及した、以下の記事に注目のこと。
佐藤優の読書ノート

瀋陽というキーワード
この記事では、掲示板「放知技」のスレッド「飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -14-」に注目するべきと亀さんは書いた。その理由は、日本(国体vs.政体)、中国(中南海vs.瀋陽軍区)、朝鮮(米国vs.北朝鮮)というキーワードを念頭に、同スレッドを通読していくうちに明らかになってくるはずだ。

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奴隷から半奴隷へ
戦後の早い時期にGHQが日本国憲法を起草、その後に起きた砂川紛争で、日米安保条約といった上次元の問題については、憲法判断をしなくてもよいという判決(統治行為論)を最高裁が下している。それからというもの、つい最近までの日本人は文字通り米国の〝奴隷〟であった。そのあたりの明白な証拠が、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』に書かれている。

ニホンの重要な法律は日米合同委員会で決定される。
(p.35)

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この米国ネオコンによる日本支配が、未来永劫に続くものと誰しもが諦めかけていた時、安倍晋三首相が米国を訪問、トランプ大統領から熱烈な歓迎を受けたのである。そしてそれは、日本に巣食っていた米国ネオコンの追放を意味していた。拙稿「中国への連携対応」でも述べたように、〝奴隷根性〟が未だに抜け切れない副島隆彦などは、安倍首相がトランプ大統領に約束した51兆円は、投資ではなくて朝貢だと思っているようで、日米の関係が大きく変化したのを未だに理解できない副島のような〝識者〟が、今の日本では多数派を占めているのだ。これは、彼らに大局観が欠けているためなのだが、それはともかく、ネオコンを斬り捨てた安倍晋三首相は、どれだけ評価しても評価しすぎるということはなく、われわれは奴隷から半奴隷へと〝昇格〟したのである。

さて、最近の掲示板「放知技」のアクセスが急増したと、管理者である飯山一郎さんの報告があった(以下の投稿参照)。これは、日米の間で本当は何が起きたのか、あるいは起きているのかについて、本当のことを知りたいという人たちが、少しずつ増えてきたためなのかも知れず、良い徴候と云えるだろう。また、霞ヶ関からのアクセスも急増しているとのことだ(嗤)。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/671/

さらに、上の投稿で刮目すべきは、赤枠で囲んだ箇所である。

1.「政治」は,個人的な「好き嫌い」や「善悪」を排除して語るべし! >>324
2.「ヤツは敵だ.敵は殺せ!」 ←これが政治の本質. >>325
3.先ずは,「敵か?味方か?」 ←これを基準にして「政治」を語るべし! >>328
4.「政治」を語るには,「政治」を語る基準がある >>361
5.「清濁」「善悪」「好き嫌い」でしか政治を語れない日本知識人 >>363
6.「政治」を語るということは,「国家」を語ることである! >>370
7.新井信介氏を叱る 
>>394


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ダイナミックな国際政治を正確に追っていくためには、正しい大局観を身につけると同時に、政治というものを冷静かつ客観的に見ていく視座も必要となる。そのあたりが上記の1~7で語られているわけだが、その核となっているのがマキアヴェッリだ。副島ら〝識者〟らは大局観に欠けているのみならず、マキャヴェリズムにも欠けているのだ。だから、浪花節という主観的な物差しで、未だに世界の政治を見ているということになる(嗤)。

手の指は十本
ロシアの国連大使ビタリー・チュルキンが、64歳の誕生日を迎える前日、ニューヨークで急死したという第一報に接した時、咄嗟に〝暗殺〟という言葉が脳裏に浮かんだ。果たせるかな、それを裏付けるかのようにブログ「櫻井ジャーナル」が以下の記事を公開した。
モレル元CIA副長官が「予言」した通り、ロシアの主要外交官や大統領の顧問が連続して死亡の謎

ちなみに、今までに〝死亡〟したというロシア人とは、以下の5名である(時系列順)。

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2015年11月5日 プーチン露大統領の顧問ミハイル・レシン
ワシントンD.C.で死亡。当初は病死(心臓発作)とされていたが、後に「病死ではなく他殺である」と、米警察が公表している。以下は米警察の公表を示す2016年3月16日付けの産経新聞。一方で櫻井ジャーナルの場合、「泥酔状態で転倒、頭部を強打したことが原因」となっており、産経新聞の記事「プーチン大統領の元側近は病死ではなく他殺」とは見解が異なっている。

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2016年12月19日 アンドレイ・カルロフ駐トルコ大使
トルコで背後から射殺。

2017年1月9日 アンドレイ・マラニンギリシア領事
ギリシアのアパートで変死。

2017年1月16日 アレキサンダー・カダキン・インド大使
インドで心臓発作による急死。

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2017年2月20日 ロシアの国連大使ビタリー・チュルキン
心臓発作による急死。


当然、掲示板「放知技」でも話題として取り上げられていたが、特に以下の投稿に注目されたい。

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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/205/

亀さんもやはり、立て続けに起きたロシア人要人の〝死亡事件〟から、どうプーチンが動くかに注目している一人だ。ここで、飯山一郎さんの「かくして,ひとつにまとまったロシアと…,反露にはなったが,しかし,内戦状態で真っ二つのアメリカ」という発言に注目されたい。確かに、アメリカはネオコン派vs.反ネオコン派とに分裂しているが、同時に念頭に置くべきなのは、ネオコン派側に立つメディアと、“Dishonest media”(嘘つきメディア)という自国メディアの正体を知った一般大衆との間に横たわる溝である。

プーチンvs.ネオコンの対立は、現在読み進めている柴錬三国志で繰り広げられている、蜀国丞相の諸葛亮孔明率いる蜀軍と、南蛮王の孟獲率いる南蛮軍の戦いを彷彿させるものがある。ここで、三度の戦で三度とも孟獲は諸葛亮孔明に生け捕りにされている。だが、孔明は三度も孟獲を生け捕りにしたのに拘わらず、三度とも孟獲を解き放っているのだ。そうした孔明の戦術を理解できなかった武将の魏延が問うたところ、孔明は以下のように答えたことだった。

いかに不屈の執念を持っている覇王であろうとも、所詮は、人間だ。鬼神でもなければ、悪霊でもない。手の指は十本しか持って居らぬ。その十本をのこらず切断されることに堪えられぬのが、人間というものであろう。


思うに、ネオコン派も手の指十本をプーチンに切断される前に、プーチンの軍門に下るか、または完膚無きまでに叩きのめされて全滅するか、いずれかの道を辿るはずだ。

別報】
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週刊現代が東芝関連の特集を取り上げている。特に、冒頭記事の「東芝19万人、さようなら」に注目。記事を読むに、メインバンクが東芝を見放しつつあるとある。その理由は、、原発事業という時限爆弾以外にも、新たな巨額損失という爆弾の存在が浮き彫りになったからだ。
東芝19万人、さようなら…実はさらに1兆円の「隠れ損失」リスクが!

その他にも、以下のような記事が紹介されていた。

許していいのか?経産省主導の怪しすぎる「東芝救済プラン」の中身

東芝が上場廃止をすると、日本経済には一体どんな影響があるのか

背任、詐欺の可能性も…事件化の臭いもしてきた東芝のドロ沼

仁義なき戦い
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掲示板「放知技」のスレッド「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -22-」で、密度の濃い情報が交わされていたので報告する。切っ掛けは、道友の太秦東映さんの投稿であった。殊に注目すべきは以下の発言だ。

この『仁義なき戦い 完結篇』はものすごく好きな映画で、何回見たとかはよくわからないですが、
ほぼすべての台詞をソラで言えるほどには見ています。


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/562/

それ以降のやり取りは、スレッド「飯山一郎と紳士・淑女の歓談室 -22-」で直接確認していただくとして、一連のやり取りが交わされた後、〝結語〟は以下のとおりとなった。

学校なんかに行くヒマがあったら,『仁義なき戦い』を鑑賞しろ!と,よく

説教したもんです.この考えは,今でも変わらないです.はい.


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http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16010080/814/

この「仁義なき戦い」について語るからには、どうしても外せない書籍がある。笠原和夫の著した『昭和の劇』だ。亀さんは同書について、旧ブログで簡単に取り上げている。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/06/post_a83d.html

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手にすると分かるが、同書は600ページを超える浩瀚で高価な書籍である。残念ながら絶版になってしまったので、読みたいという読者がいれば、最寄りの図書館で取り寄せるしかない。なお、以下は同書の目次(部)だ。部ごとに小節があり、各部の小節に関心を持った読者のため、本稿の最後に目次をアップしておこう。ちなみに、画像をクリックすれば拡大出来るので、お試しあれ。

第1部 ひばり映画と時代劇
第2部 やくざ映画の時代
第3部 『仁義なき戦い』と実録路線
第4部 戦争映画と天皇
第5部 日本映画界の衰退


特に第3部の「『仁義なき戦い』と実録路線」については、多くの読者が関心をもたれるであろうから、以下に文字を起こしておこう。

広島やくざ戦争『仁義なき戦い』四部作
深作欣二監督起用の反対理由
復員兵のニヒリズム
一条さゆりとブラック・ユーモア
リバウンドする暴力
真相も結論もわからない…… ならば、何もわからない劇をつくろう
『仁義なき戦い』で、やくざ映画は終わるべきだった

特別攻撃隊『海軍特別攻撃隊』『あゝ決戦航空隊』
敵艦に突っこんだ特攻機なんて、一〇〇機中一機もない
引くに引けなくなった〝特攻の生みの親〟大西瀧治郎
皇国思想の行き着く果て
児玉誉士夫が語った天皇の戦争責任

日本共産党『実録・共産党』
渡辺政之輔の自殺を認めない日本共産党
亀戸事件と丹野セツ
その後の『実録共産党』
失われた左翼へのロマン

警察『県警対組織暴力』
警察は〝百姓集団〟である
右にも左にも行けない戦後的原罪意識

総会屋・沖縄やくざ戦争『暴力金脈』『沖縄進撃作戦』
総会屋は銀行の私兵である
反共デルタ地帯vs沖縄ナショナリズム
どうして今のやくざを描かないのか

在日朝鮮人『やくざの墓場 くちなしの花』
やくざ映画に潜在する差別問題
消えた「日本人は信用できん」というセリフ
オディロン・ルドンの絵

虚構の抱懐『人生劇場』『西鶴一代男』『真田幸村の謀略』
「四畳半」に後退するドラマ
<破(やぶれ)>の世界
題材のない国 日本


なお、松方弘樹に関連して、以下の書籍もお薦めする。

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『映画の奈落: 北陸代理戦争事件』


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臥龍湖
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一昨日の午後に拙稿「米中新冷戦時代の到来」をアップした直後、フリン大統領補佐官が辞任したというニュースに接し、「ワクワクする新時代」、すなわち三国鼎立が線香花火のように、アッという間に終わってしまったことを悟った。それにしても、フリン辞任の意味を正確に把握していたのは、掲示板「放知技」の道友や、一握りの知人や読者だけだったのは寂しい限りであった。

さて、トランプ政権誕生前の中露vs.ネオコンという世界に、再び戻ってしまったわけだが、すでに軍事力では中露に圧倒されているネオコンなので、破れかぶれのネオコンが核戦争を引き起こすのではという、一抹の不安がやや残るものの、平和路線を敷く中露が睨みを利かせている限り、当面は大丈夫だろうと亀さんは思っている。ともあれ、中露、殊に稀代の戦略家プーチンの次の一手に注目していこう。また、フリンがホワイトハウスを去った後、残った親露派はトランプ本人とティラーソン国務長官だけとなったが、このあたりの状況は、飯山一郎さんが掲示板「放知技」に書いていた、「鳩山政権が誕生したと思っていたら、アッという間に“仙谷,前原,枝豆,昭久といった、ネオコンだらけ”の政権になってしまった。同様のことが、トランプ政権でも起きている」という解説の通りで、もはやトランプ革命は死んだと言っても差し支えないのである。

ただ、当時の日本と今のアメリカが大きく異なっている点は、アメリカの大手メディアは“Dishonest media”(嘘つきメディア)であると、一般のアメリカ市民が見抜いている点だ。一方で日本の場合、未だに国内の嘘つきメディアの報道を、そのまま鵜呑みにしている人たちが大半であることに加えて、フクイチ(福島第一原子力発電所)という問題を抱えているのを忘れてはならないと思う。しっかりと内部被曝に対応してきた一部の人たちを除き、6年以上の長きにわたって垂れ流されてきた死の水蒸気のため、深刻な内部被曝という時限爆弾を抱えている人たちが多いという現実は、もはや絶望的というより他はない。

それでも、現実は現実として受け止め、我々は内部被曝対策を怠らずにすすめ、心静かに次の転機を待つのがベストだ。亀さんは、こんな時こそ柴錬三国志を読み進めながら、軍師諸葛亮孔明の視点で、当時そして現在という時代を思索することで、臥龍湖(がりょうこ)で釣り糸を垂れていた諸葛亮孔明の心境に、一歩くらいは近づけるような気がするのだ。ともあれ、再び中露vs.ネオコンという敵味方の世界に戻ったからには、『三国志』以外にも、『墨子』、『孫子』、『六韜』、『三略』、『韓非子』など、一連の兵法書を紐解きながら世界の動きを追いつつ、静かに次期を待ちたい。

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【追報】
Revenge of Neocons? Who Will Replace Michael Flynn and What It Tells Us

米中新冷戦時代の到来
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昨日、「行政調査新聞」が2本の国際政治関連の記事を、立て続けにアップしている。1本は韓国関連で「底なし沼〈韓国〉に引きずり込まれるな!」と題する記事、もう1本は「米中新冷戦時代の到来」と題する、国際政治学者・藤井厳喜氏の記事である。今回は藤井氏の記事を取り上げたいと思う。なお、両記事とも以下のURLで読むことができる。
http://www.gyouseinews.com/p4_naigaijousei%20kokunaitenbou/p4_2_naigaijousei_kaigaijousei.html

さて、藤井氏の「米中新冷戦時代の到来」と題する記事だが、米中間で新冷戦時代が始まるという藤井氏の認識は、一面では正しい。ただし、亀さんは〝米中新冷戦時代の到来〟ではなくて、露中米の三カ国による〝三国鼎立時代の到来〟と捉えているところが、藤井氏との大きな違いである。

では、藤井氏の発言を引用しつつ、亀さんの簡単なコメントを添える形で進めていこう。
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藤井 アメリカ側がいう「Our one China Policy」なのである。だから、中国共産党が使う「One China Policy」の意味と、トランプ政権が使う「one China Policy」の意味は、全く似て非なるものなのだ。
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その通りだ。ただし、今回は寧ろ、習近平の面子を立てるための電話会議だったと亀さんは捉えている。

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藤井 トランプは、先ずISの壊滅を狙ってロシアと共同作戦を進めている。それが終われば次のターゲットはチャイナであることは間違いない。
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ロシアはどうなんだろうか? また、藤井氏はISの黒幕の正体について、知っていながら惚けているのか、逆に本当に何も分かっていないのか、どっちなんだろう?

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藤井 アメリカにとって代わろうとする国家はどの国であれ、これを叩きのめさなければならないというのが、アメリカ国民一般の信念であるし、それはトランプの確信でもある。
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トランプ政権になって、アメリカは世界の警察であることを放棄し、ボロボロになった国内インフラの立て直しに注力するべく、大きく方向転換をしたのだが、このあたりについて藤井氏は未だ気づいていないのだろうか? ましてや、トランプ政権の誕生が“革命的”であった点、藤井氏はまったく分かっていないようだ。

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藤井 アメリカのMSMを見ていたのでは、アメリカで本当に何が起きているのか、トランプ政権を巡って何が行われているのかを全く理解することが出来ないといってもよいだろう。
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“Dishonest media”(嘘つきメディア)に関しては、藤井氏は正しく理解しており、トランプがツイッターを重視する理由も正しく理解しているようで嬉しい。