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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
若者が切り拓く新しい日中関係
数日前に「極東大開発計画」を書いたが、その後ブログ『文殊菩薩』に「国連主導の極東大開発計画:図們江地域開発」が掲載、その中に極東大開発計画が一目で分かるイラストがあったので、以下に転載しておこう。

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さらに『文殊菩薩』の同記事を読み進めていく中で、目に飛び込んできたのが「羅津港」であった。

2020年を目標にロシアのザルビノ港・北朝鮮の羅津港などへの物流ルートが急ピッチで開発中だ。


これで思い出したのが、飯山一郎さんの以下の記述である。

念願の巨大な不凍港を得たロシアとその経済効果を共に享受する北朝鮮は,羅津(ラジン)と羅先(ラソン)一帯を,大連や深圳を凌ぐ経済特区にして両国の経済を大発展させるだろう。


さて、この巨大プロジェクトを推進していく上で、将来において欠かせないのが中露日朝の若い人材であり、その視座から注目しておきたいのが、瀬口清之氏による以下のJPpress記事だ。
日本が大好きな若者が切り拓く日中真の交流
歴史認識、領土問題の障害を乗り越える相互理解と相互信頼


同記事で瀬口氏は次のように書いている。

日中学生交流プログラムを通じた知的な交流も、アニメやアニソンを通じた心と文化の交流も、その主体は10代から20代前半の若い世代である。この世代に日中の国境はない。あったとしてもその壁は極めて低く、すぐに心と心の融和ができる。


十代の頃、三年間近くにわたり世界を放浪した、亀さん自身の体験に照らし合わせても、瀬口氏の言葉に全く以てその通りだと思う。同記事の最終節、「4.大学生・中高生の若い世代が新たな日中関係を切り拓く」が示すように、中高年のように変な偏見を持っていない若者らに、瀬口氏同様、期待しているのだ。

また、以下のように瀬口氏の述べる日本の中高年についての意見にも賛成だ。

若い世代が内向きだと批判的な評価をする見方の背景には、若い世代のそうした自主性やチャレンジ精神を見ようとしていない姿勢があるのではないかと疑いたくなる。おそらく事実はその中間にあるのだろうが、若い世代を十把一絡げにして一面的な見方をすべきではないことだけは確かである。


確かに若者、殊に日本の若者には、平成大不況が長引いたこともあり、ややチャレンジ精神に欠けているような一面が見え受けられるものの、少数派ながら海外で武者修行中の若者もいるのだ。亀さんは三年間近くの世界放浪の旅で、現地に溶け込んでいる中国や韓国の人たち、殊に同世代の若者らに大勢接してきたこともあり、今でも彼らと対等に付き合うことができる。こうした感覚というか姿勢というものは、日本に閉じ籠もってばかりいては、決して身につかない性質のものである。だからこそ、若いときは一年ていどの空白期間を持てと、繰り返し主張しているのだ。ほら、「鉄は熱いうちに打て」と云うではないか。

思い出のアルゼンチン
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お盆の時期は連日うだるような暑い日が続くはずなのに、どういうわけか今年のお盆は曇りや雨の日が多く、凌ぎやすくて助かっている。ただ、気象庁の長期予報によれば9月は残暑が厳しいとのこと、今から覚悟しておかねば…。

さて、前稿で東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(22)を紹介したが、吉永小百合が山田洋次監督に言われたという以下の言葉で、南米の〝二人〟のお袋を思い出した。

監督がお母さまの思い出を話してくださったことがあります。息子にとって母親は、特別な存在なんですね。


亀さんの場合、実の母以外に、アルゼンチンとウルグアイにもお袋と呼べる人がいる。ウルグアイのお袋は、拙稿「45年という歳月の重み」で紹介した、ウルグアイ人のガールフレンド・アナベールの母上である。今日は、もう一人のお袋の国、アルゼンチンでの思い出について少し書いておきたい。

今から45年前のちょうど今頃、亀さんはロンドンで知り合ったアルゼンチン人のガールフレンド、シルビアの実家に11日間お世話になったことがある。当時の南米編の記録にはブラジルに1972年7月13日から8月3日まで滞在としか書いていないので、彼女の田舎に到着した具体的な日は分からないものの、ブラジル側のイグアスの滝からパラグアイに入国、2日間ほど首都アスンシオンに滞在して、夜行バスでアルゼンチンに早朝入国、そこからヒッチハイクで彼女の実家のある、エントレ・リオス州ノゴヤに向かって南下、数日かけてサンタフェ市に到着している。サンタフェへは一週間ほどかかったと思うので、計算すれば45年前のちょうど今日あたり、ノゴヤに到着したのではと思う。地図を見るに国境からサンタフェまでは直線距離で600kmほどだ、ちなみに、サンタフェからさらに続けてヒッチハイクでノゴヤに行くつもりだったが、日本人の母娘に声をかけられ、「ヒッチハイク? 大変だからバスで行きなさい」と、ノゴヤまでのバス切符を買ってもらっている…。

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ノゴヤでバスを降り、早速お巡りさんに彼女の家の場所を尋ねたところ、親切にも家の前まで連れて行ってくれたのである。彼女は未だヨーロッパだったので不在だったが、彼女のご両親や二人の妹が温かく亀さんを迎えてくれた。そして、夢のような11日間を過ごした。ハイライトは牧場に泊まった時だ。牧場では乗馬を楽しんだり、ライフル銃で狩りに出かけたり、生きた牛の後ろ足を縛って吊し上げ、頭部を切り落とした後、新鮮なビーフ、チーズ、ミルクをご馳走になったりした。夜はシルビアの二人の妹をはじめ、親戚や友人の可愛いセニョリータが総勢10名も大集結、一緒に夜遅くまでお喋りをしたり、食べたり、飲んだりして、楽しい一時を過ごしている。外に出ると上空は満点の星、彼女の妹が指さして、「あれが南十字星よ」と教えてくれたものだ。それにしても、男は亀さんだけ、10人もの可愛いセニョリーターに囲まれたちゅうワケで、これは両手に花どころの話ではない。多分、亀さんの人生の中で最も持てて持てて困った一時だったと、今にして思う(爆)。

彼女の実家では、お袋さんが実の息子のように、かいがいしく世話をしてくれた。また、スペイン語も小学校の教科書を使って、熱心に教えてくれたものである。一方、寡黙な親父さんとは交わす言葉は少なかったものの、まさにアルゼンチンの親父だった。別れの日の朝、一家総出で見送ってくれたのだが、親父が目に涙を浮かべながら亀さんの手をギューッと握り、旅の足しにと小遣いをくれたのである。そして、後ろ髪を引かれる思いでノゴヤを後にした。

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アルゼンチンの親父とお袋(左)・シルビアの幼い頃(右)

その後、ロンドンに居たシルビアが日本に立ち寄ってくれ、結局半年ほど亀さん宅で生活を共にしている。そのあたりは拙稿「寅さんのことば 20」に書いた。

再び吉永小百合の話に戻るが、吉永の言葉から、シルビアのお袋さんがどのような気持ちで、当時は19歳だった亀さんに接してくれたのか、今にして分かったような気がする。まさに、亀さんにとってはアルゼンチンのお袋である。再び行ってみたい、アルゼンチンへ…。

武道家と勝負師
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武道家と勝負師を追った番組を録画してあったので、昨日、それぞれを連続して見た。一人は、「SWITCHインタビュー 達人達」に登場した、柔道家の野村忠宏。このNHKの番組は対談形式の番組で、野村を対談相手に指名したのは女優の寺島しのぶだったが、実に見応えのある番組であった。殊に、これからという若い人たちには、是非観て欲しいと思った番組の一本だ。それにしても、寺島との対談中でも、武道家の野村が時々放つ鋭い眼光に、一流の武道家としての凄味を感じた亀さんであった。

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一方、NHKスペシャルで一人の勝負師を取り上げていた。番組名は「進化する14歳棋士・藤井聡太」。詰め将棋で鍛え上げた棋力で発揮した、藤井四段の終盤での正確無比かつ想像を絶する強さ、またAI将棋を自家薬籠中の物にしているあたり、如何にも時代の申し子といった感を強くした。しかし、さらに驚愕したのは、手持ちの「桂馬」で王手をかけた時のシーンだ。

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何故なら、AIはコンピュータであり、あの局面で手駒の桂馬を使って王手をかけるなどといった、悪手は絶対に指さないようにプログラミングされている。しかし、藤井四段はAI将棋をも超えてしまう、勝負師としての勘を働かせ、敢えて桂馬で王手をかけた…。そこに、人間の、藤井四段の持つ無限の可能性を見たのである。

蛇足ながら、同番組ではゲストとして、乃木坂46の伊藤かりんが登場していたが、彼女が「藤井四段に八冠をすべて取って欲しい」といった旨の発言をした時、同じくゲストとして呼ばれていた佐藤天彦名人、そして藤井四段の師匠である、杉本昌隆七段が見せた表情が強く印象に残った。

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「八冠すべて取って欲しい」と伊藤かりん

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伊藤かりんの発言を耳にした時の佐藤名人と杉本七段

藤井四段、どのような棋士に大成していくのだろうか…。

【追報1】
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藤井四段を応援する環境を 羽生三冠、学生棋士を語る

【追報2】
藤井四段の「戦い方」に見るAIと人間の頭脳の相乗効果


熱血塾長
先週日曜日の7月9日に放送された、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で、「人生の失敗を生かすとき~あぶれ者たちの最終決戦~前編」という番組を見た。今回のドキュメンタリーの主人公は、広島県福山市にある学習塾「フジゼミ」の塾長、藤岡克義氏(41歳)である。一年ほど前だったか、やはり藤岡塾長を追いかけたドキュメンタリーを見て、ここにも一人、熱血塾長がいるんだなと嬉しく思ったものである。だから、「ザ・ノンフィクション」が藤岡塾長の第二弾を放送するというので、前々から楽しみにしていた亀さんであった。

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第二弾の今回の場合、藤岡塾長を慕ってフジゼミで学ぶ、二人の若者を取り上げている。一人は医学部への進学を目指す本田君(26歳)、もう一人は東京の私立大学を目指す早望さん(19歳)だ。

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このフジゼミには、落ちこぼれの若者たちが多く集まる。なぜか? それは、藤岡塾長が若者に対して、何故に大学に行くのか、換言すれば、何のために学問をするのかを、真剣に、そして誠意を持って伝えてくれるからだ。つまり、どのような人生を送ろうかと、悩みに悩むのが十代や二十代の若者というものであり、そうした若者に道標を示してくれるのが、熱血塾長の藤岡氏なのである。

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思えば、亀さんも二十代の前半ころは生き方に迷い、時には自殺を考えていた一時もあった。そのあたりについては、拙稿「20代の自殺」にも書いている。

筆者は二十代のはじめ、人生に行き詰まって自殺を考えていた一時がありました。そんなおり、ニューヨークの日本レストランで一緒に働いていた友人の地元、群馬県沼田市の実家に数日泊めてもらい、その間に友人に尾瀬ヶ原を案内してもらったことがあります。季節は5月連休直前だったと記憶しています。車で大清水に到着した時は未だ辺りが真っ暗闇でした。車から降りて徒歩で尾瀬ヶ原に近づくにつれて、周囲も明るくなり始めたものの、依然としてあたりは濃霧に包まれて何も見えませんでした。やがて、嘘のように霧が晴れると、目の前には雄大な尾瀬ヶ原の大自然が忽然と姿を現したのです。その時、まさに人智を超越した「ある存在」を感じ取りました。爾来、数十年の歳月が経ちましたが、今にして思うに、あの時こそ心の中における役小角との出会いだったのではと、ふと思うのです。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2010/03/post-4f89.html


一方、二人の息子は京都あるいは宮城で、それぞれの生きる道を自分で見つけた。なかなか自分の生き方を見つけられなかった、親である亀さんと比較するに、まさに月とスッポン(無論、スッポンは亀さんの方)であり、二人の息子を知る『みち』発行人・藤原源太郎さんの、「やはりトンビがタカを産んだというわけだな、ワッ、ハッハハハ---」という高笑いが、今にも聞こえてきそうだ…。

なお、同番組の後編が明日(7月16日)放送されるので、今回の亀さんの記事を読み、関心を持った読者はチャンネルを回してみるといいかも…。

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http://www.fujitv.co.jp/thenonfx/

人生如白駒過隙
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中国の古典の格言の一つに、「人生如白駒過隙」(人生は白駒の隙を過ぐるが如し)というのがある。意味するところは、人生とは戸の隙間から白馬が走りすぎるのを見るが如く、ほんの一瞬のことにすぎないといったほどの意味だ。今から四半世紀前の四十代に突入した頃、思うところがあって中国古典の通信教育を受け、その後は主な中国古典を次々と読破した。そして、まさに中国古典は格言の宝庫だと思ったし、中には、脳裏から離れなくなった格言も多い。そうした格言の一つが、主題の「人生如白駒過隙」であった。ふと、同格言についての記事を書こうと思い立ち、出典について書こうとしたのだが、どの中国古典が出典だったか思い出せなかったのである。確か、孟子か荘子あたりだったかな…、と記憶をまさぐりつつネットで検索したところ、『十八史略』が出典とあった。『十八史略』と言えば、サラリーマン時代に電車の中で陳舜臣の『十八史略』を通読した、在りし日を思い出す。

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さて、どうして本稿の主題に「人生如白駒過隙」を選んだのかと言うと、二日前、歩いて6分ほどの所にある「おらく」という店で、都内の予備校まで土日も含め、連日頑張って通っていた下の息子に、ご褒美に一杯呑ませてやろう思い、創業以来70年近く暖簾を守り続けてきた同店に入ってみたのである。通っている予備校について、多岐にわたって語る息子の言葉に耳を傾けながら、ふと上記の格言が思い浮かんだのだ。それは、拙稿「人の一生」にも書いたことだが、すでに晩秋真っ只中の亀さんから見て、21歳の息子は一生で最も輝いている夏の季節を迎えたばかりであり、傍から見て眩しかったからだ。やがて予備校の話も一段落し、同店の料理に舌鼓を打ちながら、大学でビジネスについて大いに学び、将来は日本を含めたアジアを拠点に、何等かの起業をしたいという息子に、ロシア・中国を中心に亀さんの体験談を多く語った。殊に、中国では飯山一郎さんや野崎晃市博士が、着々と準備を進めている乳酸菌事業について語って聞かせ、在学中に一度中国に行ってこいと発破をかけた次第である。だから、あと5年ほどは、現役の翻訳者として頑張らねば…。

ところで、今日初めて訪れた「おらく」、この店に来てみようと思ったのは、以下の記事の影響が大きい。
飯能〈おらく〉やきとりに、湯豆腐も。創業70年の居心地いい居酒屋

また、地元であるのにも拘わらず、同店は初めて行く店だったので、行く前に食べログの口コミを読み、ある程度期待して行ったのだが、残念ながら、電通の息がかかってからの食べログ、あまり当てにならないことを痛切した次第である。尤も、ロンドン、ニューヨーク、池袋、お茶の水等で包丁を握っていた亀さんなので、飲食店に対しての評価はやや厳しいところがあるんだが…www。そして、亀さんはモーGⅢなので、量より質を重視しているんだが、息子は質より量を重視する方なので、美味しい美味しいと、大分満足している様子だった(笑)。まぁ、確かに美味くはないけど不味くもない、まぁまぁといったところだった。
「食べログの信頼性が損なわれた理由」/口コミサイトが独立性を保つことの難しさ

【人生如白駒過隙】

人生は、戸の隙間から白馬が走りすぎるのを見るように、ほんの一瞬のことにすぎないという意味。人生の短いことを語ったことばである。宋王朝を創った初代皇帝の太祖が皇帝の位についてから、功臣たちを集め、このことばを引いて、「そちたちもあとはせいぜい人生を楽しむがよい」と語った話が出典。
短い人生をどう過ごすか、これは大問題であるが、参考のため『菜根譚』のアドバイスを紹介しておこう。
「天地は永遠であるが、人生は二度ともどらない。人の寿命はせいぜい百年、あっというまに過ぎ去ってしまう。幸いこの世に生まれたからには、楽しく生きたいと願うばかりでなく、ムダに過ごすことへの恐れをもたなければならない」
楽しく、そして有意義に、ということだ。楽しみのない人生や意味のない人生では、なんのために生まれてきたのかわからない。自分なりにそれを発見したいものである。

『中国古典 一日一言』(守屋洋 PHP文庫)


【グリコのおまけ】
先週の土曜日、BSアサヒの「ザ・インタビュー」で杉田二郎が登場していた。数々の名曲が懐かしく、我が青春時代を思い出した。



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「戦争を知らない子どもたち」17070303.jpg


秋元才加という女優
「もっと、スミカスミレについて書いて欲しい。ネタ切れでしょうか?」というメールが、読者の一人から昨日届いた。そこで、その読者の期待に応えるべく、スミカスミレ関連の記事を一本アップさせていただこう。

亀さんがスミカスミレに出演した女優で注目したのは、松坂慶子と秋元才加の二人である。松坂慶子については幾度か取り上げてきたので、今回は秋元才加について取り上げてみよう。

最初に、松坂慶子と秋元才加が共通していることの一つは、ともに赤貧洗うが如しの子ども時代を送っている点だ。松坂慶子が困窮した子ども時代を送ったことは、拙稿「松坂慶子を女優にした「事件」 その2」にも書いた。

大竹しのぶは1957年7月17日生まれなので、1952年7月20日生まれの松坂慶子とはほぼ5歳違いだ。その大竹しのぶも含め、松坂慶子、そしてシルビア・クリステルは、全員が全員、子ども時代は赤貧洗うが如しの生活を体験している。だから、同じように子ども時代は貧乏だった亀さんなので、三人の女優の生い立ちに深く共鳴するのだ。


秋元才加の場合、貧乏だった子ども時代をテレビで語っている。



その秋元才加、最近のNHKの「バリバラ」にゲストとして登場、番組のテーマは「“外国ルーツ”の子どもたち」であった。同番組での秋元の発言も良かったが、最も感動したのは高校生の女の子の発言で、「私のように日本語で苦労している、子どもたちを助ける仕事がしたい。日本と中国の懸け橋になりたい」には、グッと来るものがあった。

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東京帝国大学文科大学長だった外山正一が、「君は何の為に勉強するのかね」と、新入生の新渡戸稲造に問うと、「我、太平洋の架け橋とならん」と新渡戸は答えたという。その新渡戸の言葉を引用しつつ、亀さんが私淑する同時通訳の泰斗・國弘正雄が、「架け橋は無理でも、せめて橋桁の一つになりたい」といった旨のことを、本か何かに書いていたのを今でも思い出す。亀さんの場合、橋桁にすらなれずに一生を終えそうだが、それでも、せめて橋台の一つになりたいと思う、今日この頃である。

【別報】
以下は5月15日付の東京新聞夕刊の記事で、日比国際児が来日、実の父との面会を果たすという、心温まる記事だ。

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日本で演じる心の葛藤 「日比国際児」フィリピンに数万人

考えてみれば、アジアの貧しい子どもたちのために活動している、映画監督の四ノ宮浩氏、元テレビ番組制作会社社長、後に八戸大学教授に就任した大谷真樹氏といった人たちが、亀さんの周囲にいるのを思い出した。

朋あり遠方より来る
一週間にわたり、仕事の締め切りに追われていたが、それも漸く一段落した昨夕、地球の裏側のパラグアイから、一人の朋友が飯能を訪ねてきた。掲示板「放知技」の常連の一人、vagabundo1431さんである。3時間ほど多岐にわたり語り合ったが、時折、脳裏に浮かんだのが論語の「朋あり遠方より来る」で、この格言の持つ重みを改めて噛みしめたものである。

 多くの友人があっても、趣味が一致しているとか、おなじ志で一筋に生きている人と掛合うチャンスは稀であり、折角出合いがあっても、いろいろの事情で、遠隔の地に住まなければならないことも少なくありません。そのような遠い場所から訪ねて来た親友と久しぶりに近況を報告し合ったり、意見を交換したりするのは、人生の大きな楽しみであると同時に、人生そのものを豊かなものにします。


その意味で、vagabundo1431さんは、物の見方・考え方が亀さんとほとんど一致する、数少ない朋友の一人である。だから、フクイチの現状と乳酸菌+あらびき茶による免疫力アップ、プーチン・習近平・安倍晋三の人物評、その他多くの点で一致をみた。

vagabundo1431さんは、今回の帰国で当面は祖国に根を下ろし、飯山一郎さんのいる志布志市を訪問、何等かのお手伝いをしたいと語っていたが、これは是非に実現して欲しい。下の息子は来春から大学に通いながら、日本を含むアジアを拠点に起業の準備を考えていることもあり、帰宅してからvagabundo1431さんと語り合った内容を伝えたところ、自分も会いたかったと、羨ましそうな表情を浮かべたので、受験の終わった来春にでもvagabundo1431さんに泊まってもらい、いろいろと話を聞いたらどうかと言うと、今度は表情がパッと明るくなった(笑)。

それにしても、どうしてvagabundo1431さんと物の見方・考え方が、多くの点で一致するのか? それは、二人とも世界放浪の体験をしているからで、相手の膚の色は違っても、同じ人間として接することができるからだと思う。この点、飯山さんも同様であることは、中国の青州にある飯山事務所で確認済みだ。

飯能駅まで戻り、「来年は泊まりがけで来てくれ」と約束、後ろ髪を引かれる思いで家路に就いた。

【別報】
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日曜日の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(15)。


魔性の女
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近所のコンビニへ行き、〝最後〟のビッグコミックを買いに行った。〝最後〟と言うのは、今号を最後に、同誌の購読を止めるつもりで買いに行ったのだ。同誌は一週間も前に発売されていたが、なかなか買いに行く気が起きなかったのである。最近の同誌が、面白くなくなったのが最大の理由であり、姉妹誌のビッグコミックオリジナルも、「あんどーなつ」が突然終わってしまったことから、購読を止めている。爾来、二年近くが経つ。

ところがである、帰宅して同誌に目を通しながら、もうしばらく購読してみようと、気が変わった…。

その理由は幾つかあるんだが、一つは、「荷風になりたい ―不良老人指南―」(原作/倉科遼 作画/ケン月影)の以下のシーンに、グッと来たからだ。

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銀座の女と付き合うに上での大切なこと、まさにその通りだと亀さんも思う。

嘘をつかない
何事も正直に


ところで、この漫画は永井荷風が主人公だが、今東光は以下のように荷風を評している。

荷風は本当に変人だったのか?
よく永井荷風氏のことを、世間では変人とかケチとか言って悪い評判ばかリだが、本当に変人だったのか?
私は永井氏の幅広い教養と、欧米通でありながら、日本の外務省のように欧米崇拝などしないで「我らいかやうに外国の感化を受け候ても要するに日本人たリと申す一事に御座候」とはっきり言う態度に敬服している。ご意見お聞かせ願いたい。

(川崎市高津区パウロ)

まさにその通り。変人で人嫌いでどケチ。ケチを通りこして河内風に言うとどケチ。それでど平で箸にも棒にもかからん人だけれども、しかし教養は和漢洋にわたり、その文章のうまさは素晴らしいものだし、大変なもんだ。あくまでもフランス語はうまく、英語も達者。アメリカヘ行けばすぐアメリカの女と同棲しているし、フランスではフランスの女と同棲してね。“至る所青山あり”で暮らしてるほど語学も達者だけど、日本人の誇りを一歩も崩してない。それでいて日本人が大嫌い。前の質問で言ったあれだよ。嫌いだからこそ愛さずにはいられないんだ。
荷風のそれらの性格を悪いと言っていることがそもそもおかしいんだよ。ケチで変わり者で交際しない……。これを志賀直哉と比べるとよくわかるんだ。志賀って奴は何となく子分をこしらえる。芸術院会員の番人でな。本当にイヤな野郎だよ、閥なんかこしらえて。それで“神様”だとか何とかゴマすられて……。
こんなのに比べたら、イヤな奴は志賀直哉で、潔癖で高潔無比なのはむしろ荷風の方だ。
世間の評判なんてものは、それくらい的を外したでたらめなもんでね。

『最後の極道辻説法』p.117~118


禿同!

その他、今号のビッグコミックは、実に、男女の機微をうまく描いていた。例えば、「黄金のラフ」の以下のシーン…。

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しかし、最も感動したのは、「ゴルゴ13」の以下のシーンだ。これを見て、もうしばらく同誌の購読を継続すると、亀さんは心に決めた。何故か? 直に同号で確認していただきたい。

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【追記】
一年半ほど前になるが、天童竺丸さんが『みち』(2016年1月15日号)の「巻頭言」で、稲村公望さんの「前方後円墳」について取り上げていたことがある。

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今号のビッグコミックの「レインマン」を読んでいたところ、、ナント! あの宗像先生が登場、前方後円墳を取り上げているではないか…。

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亀とアルコール
一昨日の5月27日、飯能市の主催するツーデーマーチ10kmコースを歩いてきた。掲示板「放知技」の同志7名が集まってくれ、実に充実した一日を過ごせた。当日の思い出だけでも沢山の記事が書けそうだが、取り敢えずは最初の一発といこう。続稿は気が向いたら書こうと思っている。なお、参加してくれた同志の一人、てくのぱぱさんがツーデーマーチの報告を書いてくれたので、詳しくは以下を参照していただきたい。
飯能新緑ツーデーマーチに参加した

道中、同志の一人一人と多くを語り合った。たとえば、てくのぱぱさんとも多岐にわたり語り合っているが、てくのぱぱさんも見たという、TVドラマ「スミカスミレ」が話題になった。そして、亀さんは同ドラマに惹かれた理由について以下のように説明している。

TVドラマ「スミカスミレ」を見てからというもの、亀さんは45年という時間を常に意識するようになった。45年前といえば、日本を飛び立った年だ。それだからというわけでもないんだが、何故か今年は人生二度目の旅立ちの年になりそうな予感がする。
旅立ち


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同じレストランで働いていた日本人の女の子と(1972年5月)


ここまで書いて思い出したんだが、亀さんは参加者の一人、八戸の高橋さんに対して以下のように忠告した。

飯山さんのHPや亀さんのブログばかり読んでいると、●●になるで…!


●●の答えは本稿の最後で確認してもらうとして、亀さんが「●●になる」と、幾度も繰り返すモンだから、移住希望のお母ちゃんが呆れ顔で、「しつこいなぁ、モー」。これで思い出したのが、TVドラマ「スミカスミレ」の以下のシーンだ。

大学を卒業し、希望していた映画会社に就職した如月すみれ(桐谷美玲)、ある日、会社の先輩に合コンに誘われる。そして、ナント男性側の一人に、元恋人だった真白勇征(町田啓太)が…

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すっかり動乱してしまったすみれに、真白と辻井の先輩が質問してきた

先輩 真白と辻井は、どんなだったの、如月さん?

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すみれ 真白くんは、いつだって一所懸命で、誠実で、人の痛みがわかる人でした。ですから、ゼミのみなさんから慕われていて…、

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ここで、すみれは焼酎をゴクリ。

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すみれ 一所懸命ですし、誠実ですし、人の痛みがわかる人で…。

黒い服の女性が話を遮り…

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先輩の友人 同じことを繰り返しているけど?


移住希望のお母ちゃん、飲みすぎですた。同じことの繰り返し、スミマセン m(._.)m

【答え】
●●=skivvy

【別報】
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昨日の東京新聞に載った吉永小百合の「私の十本」(14)。

自衛隊明記
今年の憲法記念日の翌日、亀さんは以下の記事を書いた。
首相の戦略と戦術

同記事のなかで、安倍首相のビデオメッセージを紹介しているが、安倍首相が自衛隊について言及していたのが印象に残る。

9条の1項と2項を維持し,自衛隊の存在を明記する。


それに対して、世間ではどう反応したか? そのあたりは以下のページが参考になる。
安倍首相が提案した「憲法9条への自衛隊明記による加憲案」、上々の評価を得ていることが各世論調査で明らかに

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亀さんは基本的に、上記のページの内容に同意するものである。なお、敬愛する今東光和尚も、自衛隊について多くを語っているが、そうした発言の一部を、拙稿「和尚の自衛隊観 6」で紹介している。

自衛隊は憲法違反だとか、税金の何だのとバカなことぬかしている奴らこそ、オレらの税金の中でのたのたと暮らしているのかと思うと、もう腹が立って「くたばれ!」と言いたくなるんだ。無駄飯食いは死んでもらいたいよ。


自衛隊と云えば、清水精一三部シリーズで紹介した『サンカとともに 大地に生きる』(河出書房新社)に、山窩という集団に存在する〝自衛隊〟について、以下のような記述があった。

最も健康体のものは小屋の中でゴロゴロ遊んで過ごすときがある。すこぶる不生産なことだが一朝事の起こったとき闘争の第一線に立って自己の団体を防禦するのである。そう起るものでは無いがそうした時もある。陸海軍の如きもこれを生産関係だけから見ればすこぶる不生産のようにみえるが、一朝事のある時最も大切なものであるように、乞食の集団にもこうした存在が必要とされているのである。地上にそうした必要もない世界まで浄化されねばと思うが、なかなか求めても無理なものであろう。したがって陸海軍の軍人に等しき役目に当たるものはあまり多く物貰いに出ないのであり、出てもあまり効果はないのである。
『サンカとともに 大地に生きる』p.161


一ヶ月ほど前、弟が所沢の駅前で、「戦争反対、自衛隊反対」と叫ぶデモ隊に遭遇した時、面と向かって「お前ら阿呆か」と怒鳴ったという話をしてくれた。胸のすく思いであった。

【連絡 1】
放知技にも書きましたが、本日ツーデーマーチが開催されます。参加者の皆さん、よろしくお願いいたします。
第15回 飯能新緑ツーデーマーチ

【連絡 2】
まほろば会の那岐一堯さん、お問い合わせの件、回答が遅くなり申し訳ありません。話題に出た暴走族・関東連合を昭和47年、警視庁交通執行課と共に創立した初代最高顧問、渡辺正次郎のブログは以下のとおりです。
正次郎のNewsToday

関東連合設立の経緯は、同氏の近著に詳しく書かれています。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-927.html