表題の御三家とは、戦争屋、原子力ムラ、医療マフィアのことを指す。世の中、いろいろなブログが出回っているが、この御三家についてどのように書いているかで、大凡そのブログの思想的な傾向が読み取れるので面白い。今日は御三家の一つ、医療マフィアについて取り上げておこう。
最初に、医療マフィアの正体を白日の下に晒した記事の紹介だ。日本語訳も掲載されている。 Putin: Human Evolution Under Threat By Big Pharma, GMO, Vaccines

この英文記事が「YourNesWire.com」に掲載されたのは今年の1月9日で、その後1月26日に「世界の裏側ニュース」というサイトで翻訳記事が載った。そんな折、突然1月29日に講談社から『あの日』という新刊本が発行されたのである。著者はあの小保方晴子さんだ。発売翌日の1月30日には、ナント一気に70件近くのカスタマーレビューがアマゾンに寄せられ、さらに1日が経過した本日の今朝4時過ぎ、150件にも膨れあがっていた…。昨夜は「星1つ」というコメントが全体の三分の二を占める勢いだったが、やがて賛否両論が拮抗したらしく、現在(1月31日午前4:40)は「星5つ」が「星1つ」を抜いていた(笑)。当初、否定的なレビューが多かったのは、医療マフィアの〝工作員〟によるものだったという邪推はともかく、〝敵〟も相当焦っているのが手に取るように分かり、面白かった(嗤う)。

ところで小保方さんについて、1日に1回はアクセスしている二つのブログが、あまりにも対照的な記事を載せていたので紹介しておこう。最初は肯定的なブログ記事…。 「小保方晴子事件と御船千鶴子事件の同一性と差異性。
もう一方は、逆に否定的なブログ記事…。 生まれながらの悪女・小保方は物書きまで愚弄しやがった!!
山崎氏の場合、精力的にワクチン問題を追及している『月刊日本』の〝常連〟ということで、いつも安心して同氏の記事を読んでいられるのだが、今回の小保方さんについての記事も完全に肯定できる。一方、最近は国士として評価していた渡辺正次郎氏の記事、これには首をかしげざるを得ない。
実は今年の正月早々にパソコンが入院中、同氏の『黙ってられるか!!』(明窓出版)を読み、教育勅語を高く評価している行を読んで感動、是非一本の記事にしようと思っっていた矢先であった。この教育勅語だが、現在読み進めている『日本人よ、歴史戦争に勝利せよ』(若狭和朋 成功書房)に、以下のようなことが書いてあった(傍線は亀さん)。
欧米に留学した日本人の多くは、インターナショナリズムの価値に「目覚め」赤(ピンク)になって帰国した。「親不孝とアカが帰ってくる」という地口が残っている。「親孝行」などというナショナルな価値は、インターナショナリズムからみれば猥雑なものである。 『日本人よ、歴史戦争に勝利せよ』p.79~80
このナショナルな「親孝行」の源泉こそが教育勅語に他ならず、教育勅語を重んじる渡辺氏が、教育勅語とは対極にあるインターナショナリズム、すなわち医療マフィアを支援するとは到底思えないのだが、結果的にインターナショナリズムを支援し、ナショナリズム側に立つ小保方さんを叩くという形になってしまっているのは、渡辺氏が『日本人よ、歴史戦争に勝利せよ』を著した若狭氏の説く、インターナショナリズムの正体を見抜けていない為という他はなく、大変残念である。
最後に、亀さんはSTAP細胞に関しては10本ほどの記事を書いているが、中でも読者に再読して欲しいのは以下の2本だ。 生命史観のパラダイム 笹井芳樹博士の〝自殺〟
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