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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
サバイバル - 通信篇その2
16011301.jpg

拙稿「サバイバル - 通信篇その1」で、『スノーデンファイル』の一部を引用した。実は、同書を佐藤優氏が推薦しているのだが、その佐藤氏の『日本でテロが起きる日』に面黒い小節があったので以下に引用しておこう。

メルケル-プーチン秘話
ちなみに米国がドイツを盗聴しているという件では、こんな話があります。
2014年9月、森喜朗元首相がモスクワに行きました。その前に、私、森さんに呼ばれて、ちょっと会ったんです。
「佐藤君、今、プーチンと話す時に、何が一番重要な話になるかな」
「やっぱりウクライナ情勢でしょう。ウクライナ情勢で国際関係が緊張してから、安倍さんとプーチンさんは一度も会談していないし、安倍さんは電話すらしていない。そのことについてプーチンは、『ロシアと真面目に付き合う気があるのかな。アベとの間で成立している個人的な信頼関係というのは本当にあるかな』というクエスチョンマークを持っていると思います。ですから、この点について、何らかのアクションが必要です」と言ったんです。
そうしたら森さんがこういうことを言うわけですよ。
「いや、それについては実は安倍君と話した」
「それで総理はなんと言っておられたんですか」
「実は、自分から電話したいんだけれども、電話が米国によって聴かれている。そういう状況では電話ができない」と言った、と。
それで私は森さんに言ったんです。
「この話、プーチンに直接、話した方がいいと思いますよ。その時に、外務省の通訳と記録係が入っているでしょうから、外務省の記録係に『この部分は報告する必要なし』と言った方がいいです。それでも外務省の記録係は裏の報告を作って送りますけどね。私は昔やっていましたから(笑)。しかしそういうパフォーマンスを示した方が、プーチンとの関係では信頼度が増すでしょう」と、ざっとこんな話をしておいたんです。
森さんがモスクワから戻ってこられてから、
「いや、あの話をしたら面白かった。プーチンはこういうふうに言った」といって、プーチンの発言を教えてくれました。
「メルケルとの電話の後、いつもメルケルはこう言う。『米国には報告しないでいいわよね、聞いてるから』」と(笑)。そうしたらプーチンが、「そうそう。(米国の方は)よく聴いておいてください」と答えるんだと言っていたそうです。
「聴かれていることを前提で話をすればいいんだから、心配しないで電話をかけてくれ」ともプーチンは言っていたそうです。
それで安倍さんの誕生日にプーチンから電話がかかってきたでしょう。
その後、プーチンの誕生日に安倍さんから電話をしました。
その前には、こんなやりとりが森さんを通じてあったわけです。

『日本でテロが起きる日』p.136


実は、この小節は5人の人物像を見事に浮き彫りにしている。佐藤優氏自身、森喜朗元首相、安倍晋三首相、プーチン大統領、そしてメルケル首相の5人だ。その意味で、この小節の行間(書かれていない事)をじっくり読み解く価値はあり、そのあたりは読者にお任せしよう(笑)。

この正月に兄弟と長時間にわたり語り明かしたのだが、相変わらず2人とも国際情勢に強い関心があるようだ。そこで、国際情勢の情報は何処か仕入れているのかと聞いてみたところ、「主に佐藤優と池上彰の本で、特に佐藤優の著した200冊近い著作は、全部とは言わないが殆どに目を通している」という回答を耳にして、2人とも本当にネットをやっていないんだなと痛切に感じると同時に、本当の国際情勢の舞台裏が見えていないと思った。

池上氏の場合、亀さんは拙稿「池上彰のシリア観」で既に叩いているので割愛するとして、佐藤氏の場合、亀さんは同氏の著作は今までに5冊前後読んだだけにすぎない。その上で受けた印象だが、元外交官ということだけあって、国際政治、とりわけ外交についての豊富な経験、その経験に裏打ちされた情報については目を見張るものがあり、多くを教わった。

しかし、佐藤氏は基本的に、権力にとって〝痛いところ〟は突っつかないという姿勢を貫いている。だから、上記の小節で明白なように、今でも森元首相と会ったり、電話を受けたりするという間柄を保っていられるわけなのだ。したがって、佐藤氏の一連の著作は教養書として読むべきで、本当の国際政治・経済の舞台裏を知るには、別の情報源から得るべきだ。たとえば、拙稿「今上陛下の平和主義」で紹介した、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』、同書は国際政治の舞台裏を物の見事に浮き彫りにしており、佐藤氏や池上氏の著作と一線を画している。

また、ネットでは真実を書いている勇気あるHPやブログもある。たとえば飯山一郎さんのHPブログだ。ただし、クリティカルリーディング(批判的読書)を行い、最終的に判断および実行に移すのは読者の仕事であり、そこに至るまで徹底的に自分の頭で考え抜くことが肝心だ。

さて、冒頭のプーチンとメルケルの間で交わされた上記の小節に戻ろう。今から15年ほど前、亀さんは『エシュロンと情報戦争』(鍛冶俊樹 文春新書)という本を読み、電子メールや電話が傍受されていることを知った。だから、プーチンやメルケルではないが、〝敵〟に聞かれていることを前提に今まで携帯電話を使ったり、パソコンでメールを使ったりしてきた。どうしても漏らしたくない情報は、昔やっていた方法に戻った。たとえば、ネットに接続されていないタイプライターやワープロで文章を作成したり(郵送してはいけない)、コタツを囲んで語り合うといった方法だ(盗聴に注意のこと)。

ここでつくづく思うのは、プーチンとスノーデンがタッグを組んだことにより、NSA(アメリカ国家安全保障局)に壊滅的なダメージを与え、今やロシアが世界の情報戦争の覇者となったという事実だ。正月休みを利用して、そのあたりをPDFファイルにまとめてみたので、関心のある人は見ていただきたい。
http://www.nextftp.com/tamailab/etc/warring_factions.pdf

それにしても、右下のスノーデンの写真を眺めていると、スノーデン事件は〝偶発的〟な事故ではなく、あらかじめ周到に準備された計画だったという察しがつく。つまり、香港に隠れていたスノーデンをロシアが護り、そして見事にロシアに入国させる遙か以前から、プーチンは徹底的にスノーデン計画を練っていたのだろう。なお、上記PDFファイルの「逆転」でチェルノブイリ原発について言及したが、同じ観点で福島原発も見るべきである。
日本の原発を管理下に置いているイスラエル
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コメント

スノーデンを守り、ロシアに亡命させたのはウィキリークスのアサンジです。プーチンは当初スノーデンを子豚に喩えたり、空港内に1ヶ月も放置するなど冷淡だったでしょう?ウィキリークスとロシアとの繋がりはスノーデンが出てくるずっとまえから明らかです(アサンジがロシアメディアで番組を持っていたらしいです)。また、昨年米アカデミー賞を受賞したスノーデンのドキュメンタリー映画にもアサンジが出てきて、あの香港でのインタビューをモニターで見つめる場面があります。
スノーデンをハワイにいた頃からよく知っていた若きIT技術者には、それ以前からウィキリークスのスタッフだった人もいます。
https://en.wikipedia.org/wiki/Jacob_Appelbaum

ウィキリークス自体は機密情報のポータルサイトですが、世界中の不満と機密へのアクセス権限を持つ人々が自発的にウィキリークスに情報提供するので、おそらく、ロシアを含め各国の最高機密が手中にあると思われます。英語情報ではアサンジ本人の暴露インタビューを含め様々な傍証がありますよ。たとえば、ボリビア大統領がモスクワでの会議出席の帰途、欧州で強制着陸させられた事件を覚えていらっしゃいませんか?あれは、大統領機にスノーデンが乗っているとアメリカが疑い、アメリカの圧力でスペイン、フランス、イタリア、ポルトガルが領空を閉鎖し、大統領機はやむを得ずオーストリア領空を通過しようとしたら、強制着陸させられたのです。そして何と14時間も大統領は拘束状態になりました。

ボリビア大統領機が飛行拒否される、元CIA職員搭乗の情報で
http://jp.reuters.com/article/l3n0f90hs-bolivia-idJPTYE96203420130703
Assange:Untold Story of the Grounding of Evo Morales’ Plane During Snowden Manhunt http://www.democracynow.org/2015/5/28/assange_on_the_untold_story_of #wikileaks
主権国家の大統領がこのような非礼な扱いを受けたのです。モラレス大統領は激怒し、関係国を激しく抗議する会見を開き、ボリビアでは怒れる市民によるデモも行われました。
http://www.ibtimes.com/julian-assange-wikileaks-update-edward-snowden-rumor-put-bolivian-presidents-life-1881584

欧米が親露国家をこのような扱いをしたことは、プーチンの怒りをかきたてたことでしょう。
こういったニュースは、もはや既存メディアだけに頼っていては入手できませんし、語学力も必須な時代になったと思います。
私は、今起こっていることは、政府や巨大企業や既存メディア対ウィキリークスやスノーデンや世界中の無名のハッカーの集合体との、世界構造を揺るがす戦争だとしか思えません。
スノーデンは見栄えがよく(実際若い頃に撮ったモデル写真が今でもネットにあります)、家系が代々公務員で、頭が非常によく(IQ145~160クラス)喋りも理想的に上手で、ユーモアもあり、これからの時代を担う若者のハートを掴んでいます。情報源+広告塔として理想的な人ですよね。

日本語情報は圧倒的に情報が偏ってる/不足しています。
[2016/01/13 13:25] URL | yaemon #SJ4iqaPI [ 編集 ]


送信した後で付け加えることがあったのを思い出しました(長文なのに、すみません)。

スノーデンはロシアに着いた直後に世界20数か国に亡命申請しましたよね。西側国家が悉く断ったのでした。受け入れると言ったのは貧乏な南米の親露国だけでした。
エクアドルもそのひとつでしたが、その後撤回し、コレア大統領が暴露していました「アメリカから電話がかかってきて、もし受け入れたらエクアドル産の農産物の輸入をやめると警告された」と。

今ではスイスやフランスなどが亡命受け入れを仄めかしていますが、欧州は自分で自分の首を締めたのではないでしょうか?受け入れておけば対米で武器になったかもしれないのにね。と思います。
[2016/01/13 13:47] URL | yaemon #SJ4iqaPI [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2016/01/13 14:22] | # [ 編集 ]


何度もすみません、これで最後です。

ちなみにエクアドルとウィキリークスの関係は、アサンジが婦女暴行容疑でスウェーデン当局から訴追されていますが(これを証言した2人の女性は、どうもかなりの女好きらしいアサンジを嵌めるために近付いたCIA女スパイだという説も濃厚です)、逮捕を免れるため逃げ込んでいる場所がイギリスのエクアドル大使館です。
[2016/01/13 15:06] URL | yaemon #SJ4iqaPI [ 編集 ]

レスが遅くなり、申し訳ありません…
yaemonさん

本ブログの記事にも書きましたが、PC故障などが重なり、バタバタしております。そのため、貴重な意見の投稿への御礼が遅れて申し訳ありません。人への中傷は徹底的に叩きますが、yaemonのような貴重な意見・異見は大歓迎です。その後は一人一人が自分の頭で考え判断すればいいわけですから。

今後ともよろしくお願いいたします。
[2016/01/20 03:32] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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