主題の「偽ユダヤ(ハザール・マフィア)」は、飯山一郎さんの記事「◆2015/10/25(日) 世界最強:米軍のトップが交代した」に登場した言葉である。以下に一部を引用しておこう。
「世界の政治・経済を支配している偽ユダヤ(ハザール・マフィア)」と、「プーチン・習近平・オバマの三首脳連合」が、激烈な対立抗争を闘っている
発言者はベンジャミン・フルフォード氏のようで、同氏が言うところの「世界の政治・経済を支配している偽ユダヤ(ハザール・マフィア)」について、詳細に解説するとなると長文になってしまうので、誤解を恐れずに思い切り枝葉を切り落として主幹だけを述べておこう。
最初にユダヤ人とは、母親をユダヤ人に持つ者か、ユダヤ教に改宗した者を指し、人種は関係ない。また、ユダヤ人はアシュケナージ(複数形アシュケナジムは)と、セファルディムという具合に大きく二つの勢力に分けられ、今日の世界を支配しているのがアシュケナージだ。ここで、世界を支配しているアシュケナージと、ユダヤ教の教えを厳守しているセファルディムとは、はっきりと区別すること。
世界を支配しているというアシュケナージの出自については諸説があるが、亀さんは栗本慎一郎の説を支持する。そのあたりは掲示板「放知技」でも少し触れたが、栗本慎一郎の『ゆがめられた地球文明の歴史』を一読すれば、アシュケナージ=ハザール(カザール)説について頷けるはずだ。
954:亀さん :
2015/10/08 (Thu) 09:11:17 host:*.t-com.ne.jp 木枯し紋次郎さん、いつも貴重な投稿ありがとうございます。
> 8世紀。ユダヤ教は、ハザール人に乗っ取られた
このあたりについては、是非、栗本慎一郎の『ゆがめられた地球文明の歴史』のp.199「カザールとヨーロッパ、そしてユダヤ教の展開」という小節を一読ください。栗本氏は同書の中で以下のように述べています(亀さん注:カザール→ハザール)。
ユダヤ教に改宗したカザール帝国支配層こそユダヤ人の今日における主流派(約9割)たるアシュケナージ派の起源である。言うまでもなく、民族的にはダビデやソロモンのパレスチナ人とは関係なく、チュルク人である。広くはスキタイ人の関係者だといっても良かろう。だから、スキタイの本名たるアスカ(エシュク)の音が入っているのだ。(同書p.200)
同書は僅か250ページ程度の本でありながら、文明の曙から近代史までを取り上げた優れた書であり、特にツランに関心のある方に一読をお勧めします。
亀さん@人生は冥土までの暇潰し

要は、フルフォード氏の言う「世界の政治・経済を支配している偽ユダヤ」とは戦争屋を指し、そうはさせじと戦争屋の前に立ちはだかっているのが、「プーチン・習近平・オバマの三首脳連合」ということになる。尤も、プーチンや習近平は分かるにしても、何故オバマなのか…、と訝る人たちが未だに世の中の大半を占めているんだが…(爆)。
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