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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
翻訳という仕事の10年後…
今月の9日(水)、少人数の翻訳者仲間が都内に集い、新年の交流会を持った。小生も参加する予定でいたが、直前に風邪を引いてしまったため已むを得ず欠席したが、なかなか有意義な会合だったらしい。次回は桜の咲く頃にやろうよという話も持ち上がっているとのことで、今から楽しみである。小生と同じく今年還暦を迎えるYさんが、今後も中心となって集いの幹事役をやっていただけるようで、翻訳者の集いの名ばかりのリーダー(村長)であり、翻訳以外の交流会に首を突っ込んでいる身として、Yさんの存在は有り難い。

ご参考までに、もし小生が9日に参加していたとすれば、以下のような翻訳の未来について、他の翻訳者の皆さんがどう思っているのか、意見を引き出したいと思っていた。

■翻訳環境の変遷

(1)翻訳の世界に入った2000年当時は、マイクロソフトのWord・Excel・PowerPointのみを使った翻訳が,仕事の100%近くを占めていた。その後、2006年にTradosを導入、現在では仕事の90%以上がTradosをはじめとする、CAT(コンピュータを利用した翻訳ツール)を駆使した翻訳の仕事が中心となっている。そのCATツールも、徐々にクラウドコンピューティングを意識したツールに代わられつつあるようだ。筆者も昨年はMemSourceというCATで昨年仕事をしたことがある。また、昨年の暮れに短期間だったが外資系IT企業に〝就職〟した祭、あのTradosの「SDL TMS」というクラウドコンピューティング機能を駆使した、オンライン翻訳も体験している。

(2)もう一つ、昨今の仕事内容に見逃せない変化がある。それは、「校正」の仕事が増えたことだ。なかには、明らかに機械翻訳した成果物の校正の仕事もあった。そして、機械翻訳の成果物校正を依頼してきたのは同じ翻訳会社であり、一年の間隔を置いて機械翻訳の〝翻訳力〟が、かなりのレベルまで向上していたのには目を見張った。これは、Googleの翻訳についても言えることであり、思えば最近のGoogleの翻訳力の向上ぶりは素晴らしいものがある…。そして思わず脳裏に浮かんだのが、最近はプロの棋士もタジタジの将棋ソフトの実現である。今や、相当の一流のプロでないとソフトに勝てなくなったという話を耳にするにつれ、これは翻訳の世界でも起こり得る近未来であることは、ほぼ間違いないと直感的に思った。

■翻訳者の未来

では、近未来(~2020)飯を食っていける翻訳者像とは何だろうか…。

(1)個人として高度な日本語力が要求される文学作品等を手がける翻訳者(数ヶ月前に英国の某出版社から、小泉八雲の『雪おんな』翻訳の打診があった)
(2)会社員として大企業のローカライゼーション部門に属する翻訳者
(3)小人数で竹のようにしなやかなチームを形成し、中小企業といった隙間市場を手がける翻訳者またはグループ

筆者の場合、文学作品として鑑賞に堪えられるだけの日本語能力があるとは到底思えないし(上記の『雪おんな』は知人の文学者に回した)、かと言ってローカライゼーションの体験もない。必然的に今までの翻訳や校正の他、小人数の精鋭をそろえたチームを構成してやっていくのが、生き延びていく道になると思う。

しかし、あと10年ほどで消えていく我々のような老兵はともかく、未だ30代40代の翻訳者は先行きに不安を覚えていることだろう。また、彼らよりもさらに若い10代や20代の翻訳者を目指す人たちに対しては、翻訳者を目指すことに敢えて反対はしないが、クラウドコンピューティングと新形態のCATを使いこなせるかどうかが、翻訳者として生き残れるか否かの分かれ道になるのかもしれない。
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