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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
精神と顔との関係
飯山一郎さんの昨日の記事「◆2015/10/23(金)  諸葛孔明のようなイラン人のテロリスト?」に載った、カセム・スレイマニ(Qassem Suleimani)の顔写真を見て、咄嗟に今東光和尚の「精神と顔との関係」を思い出した。

15102403.jpg

精神と顔は深く関係するということは、亀さんが二十代の時に和尚から授かった人物判断のモノサシの一つであり、そのお陰で上の顔写真のカセム・スレイマニも、一目見て本物だと確信できた次第である。

顔で思い出したが、亀さんは過日の拙稿「ご無沙汰…」で以下のように書いた。

それでも、先週の日曜日にNHKで放送された日曜討論会「混迷シリア情勢 どうする難民」、幕下格にすぎないカレイドスコープ氏の記事の方が、序の口レベルにも達していないNHKの上記の番組よりも、遙かに正確にシリア情勢の本質を衝いていた。亀さんは同番組を途中から数分ほど見ていたのだが、あまりにもバカバカしかったので直ぐにチャンネルを切り換えたほどだ。


「あまりにもバカバカしかった」と思ったのは、パネリストらがプーチンの本質を全く見抜けていなかったからであり、また、今日改めてパネリストの顔を眺めるに、カセム・スレイマニの顔とは天地の差があるのが一目瞭然だ(爆)。それにしても今回、飯山さんのスレイマニ観には多くを教わった。心より御礼申し上げる次第である。

以下、今東光の「精神と顔との関係」…。

精神と顔との関係
人の心に考えていることが、そのまま顔の表情にでてきて、顔つぎがよくなったり悪くなったりするものだろうか? (国分寺市匿名希望)

それは当然だ。新渡戸稲造先生がそのいい例だ。知識と教養がふたつ相まって発達していけば、人間の相貌も変わる。だから、オレらが政治家を見て、「こいつは総理大臣のツラじゃねえ」とか「指導者の面じゃねえ」と言うのは、そいつにどこかが欠けているんだよ。やっぱり天下を率いた奴というのはいい顔してるよ。まあ、いまの日本の政治家には気に入るようないい顔した奴はいねえな。イタリア共産党の書記長のエンリーコ(亀さん注:エンリコ・ベルリングエル Enrico Berlinguer)ってのはいいね。あれはいい顔をしている。あれはただ者じゃねえよ。

日本の過去の政治家じゃ、吉田茂なんかがいい顔してたな。作家だと、谷崎潤一郎先生なんかいい顔だった。佐藤春夫もやっぱりひとつのいい顔をもっていたが、芥川がとにかくよかったね。あの若さで、額がこう広くって。

外国の人相学でいうと、顔を三つに分けるんだ。眉毛から額にかけて上の部分が「神性」(ディヴァイン)、それから鼻から目の間の顔の真ん中の部分が「人間性」(ヒューマン)、そして鼻の下から顎までが「獣性」(アニマル)。だから獣性の発達した口の大きな奴は、非常に食欲も性欲も旺盛、物欲も旺盛だということが言えるわけだ。ディヴァインの発達した人は非常に知識的な仕事に向く、とか、そういうことを外国では言っている。三つが等分に発達していれば人間なんだ。だがディヴァインが特に発達していて不均衡なのは、非常な宗教家だとか、教育者とか、芸術家にそういうのが多い。芥川さんなんかもそうで、いかにもアニマルのブレーンが非常に希薄だった。だから生きていくのもつらくなって死ぬというようなことになるわな。

『続 極道辻説法』p.47


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エンリコ・ベルリングエルと芥川龍之介

以下は過日放送されたNHKの日曜討論会である。〝日本を代表する知性〟が雁首を並べている…(笑)



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