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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
先人の知恵
下の息子の場合、「僕は大学なんかに行きたくない」ということで、高校を出た後は社会人の仲間入りを果たしている。爾来、一年半の歳月が流れたわけであるが、誕生日に合わせて帰省した昨日、二十歳の誕生日を迎えたので、堂々(?)と酒を酌み交わしつつ久しぶりに親子で語り合った。

話をしていくうちに、職場の上司に温かく見守られながらも、厳しい指導を受けてきたからだろう、一人前の社会人になった様子が手に取るように分かった。その息子、今年の7月頃に配属された一年後輩を見て、「ボケーッとしている」と言うので、「一年前のお前じゃないのか?」と返すと、「そうかも」と笑っていた。そうした息子の様子を眺めつつ、息子の上司であるK班長に御礼を申し上げたいと心から思った次第である。

さて、酔いが回っていくなかで、いつしか4年半前の東北大震災による津波と、その津波から無傷だった神社の話になった。何故、古来からある神社は無事で、比較的近代になってから建てられた神社は大方流されてしまったのかという理由を、じっくりと息子に説明した次第である。結論を先に言えば、「先人の知恵」の賜ということになる。

かつて幾度も東北は大津波に見舞われており、その都度神社が流されてきた。それらを教訓にした先人が絶対に津波が到達することのない高台に、新しい神社を建てたということなのだ。換言すれば、神社のある高台まで避難すれば津波から逃れられるという貴重な情報を、神社という形で後世に遺してくれたことになる。このあたりは以下のサイトに詳しいので、関心のある読者は一読されるとよい。
大地震後の津波の被害を受けない神社仏閣の秘密

やがて話は東北の自然や動植物の話に移ったので、過日放送されたNHKの「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」シリーズ、「畠山重篤×宮崎学」を録画しておいたので、帰省する前に是非見ておくようにと勧めた。今年見た数々の自然や動植物のテレビ放送で、同番組が最も印象に残る番組だったからで、以下は同番組の紹介の冒頭記事だ。

「森は海の恋人」運動を続けてきた“気仙沼の父”と、野生動物の驚異の生態をとらえる“自然界の報道写真家”。山の賢人と海の賢人がいま日本人に伝えるメッセージとは。

東日本大震災後「十年は死の海だろう」と覚悟した漁師たちは、わずか数か月で海が驚異の回復力を見せるのを目の当たりにした。プランクトンが繁殖し震災前よりはるかにカキの生育状態がよくなったのだ。千年に1度の津波を通して海の力、それを支える森の力を実感した漁師と、日本全国の山をくまなく歩き、動物たちの生と死、森と人間社会との関係を見つめてきた写真家。常識や想像をはるかに上回る、「自然と人間」をめぐる対話

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息子の場合、実社会に出て揉まれていくうち、本当に学びたいものを見つけつつあるようだ。それが大学進学という形になるのか、それとも別の形になるのか今のところ分からないが、過日の拙稿「失敗してもいい 僕はやるを選ぶ 02」にも書いたように、息子にも「悔いの無い人生にするためにも二十代を挑戦の年代と心得、全力を尽くすべきだ」と、同じエールを送った次第である。

また、福島原発事故の実態や対策について、機会があるごとに伝えてきたので、今やあらびき茶を何杯も飲むことが習慣となり、免疫力の向上に役立てているようだ。また、私用で外出する時はN95マスクをしていると嬉しい報告をしてくれた。ただ、来年の後半は日本が崩壊する可能性が高いという点については、未だピンと来ていない様子だったので、そのあたりを少し話をしたところ、家に置いてある『新冒険手帳』を持って帰りたいと言ってきた。今のうちにサバイバル術の訓練をしておくようにと、アドバイスを付け加えておいたのは言うまでもない。

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コメント
冒険手帳
初めまして・・・

色々とブログを閲覧していて辿り着きました。

【冒険手帳】役に立ちますね。
私は九州に住んでいますが3・11が起こった時に
もう日本中安全なところはない
そんな気がして3・11が起こったことをきっかけに買いました。
主人は仕事ばかりで肝心な時にいつも家に居ないんですもの・・・
家に居てもきっと自分の職場の方が気になって
うちの事など私に任せて行ってしまうんだろうなと思い買いました。
家族は私が守らなくては・・・

パラパラっと読んで本棚の奥に眠っていましたが
ご紹介を読んでまた引っ張り出して来ました。
使う時が来ないように祈りますが知っておいて損はないですね。
[2015/10/18 11:54] URL | とこちゃん #ztHzLaig [ 編集 ]


「20代は挑戦の年代」
いいお言葉ですね。
全く同感です。我が家の下の息子にも同じことを言ってます。
人生に困難は付き物です。
還暦あたりになると殊更、困難を乗り越えた後の果報に
しみじみと有り難みを感じます。
「若い時の苦労は買うてでもせい。」
昔はよく大人が言ってました。
我々の親世代は
しなくてもいい苦労もしたかも?
でも、やって来た苦労には負けないで欲しいものです。
[2015/10/18 18:24] URL | 大阪のおばちゃん #- [ 編集 ]

まとめレスで失礼いたします(亀さん)
とこちゃん姐さん

初投稿ありがとうございました。311を切っ掛けに『冒険手帳』を手に入れたとのこと、流石ですね。亭主は元気で留守がE-と良く申しますが、それでE-ではないですか。尤も、『冒険手帳』が役に立つ日が来る頃は、ライフラインはストップ、交通機関も麻痺していますし、ご亭主の職場は無論のこと、日本政府も崩壊しています。

だから、そのような日が来ないことを祈りたいのは山々ですが、それには一刻も早く戦争屋の息の根をプーチンがシリアで止め、一刻も早く発狂寸前の安倍内閣に政権を放棄させることができるかどうかにかかっています。このあたり、おいおい拙ブログに書いていきます。


大阪のおばちゃん

いつも投稿ありがとうございます。昔は、「二十代は挑戦の時期だ、ガンバレ!」で済んだのですが、小泉と竹中が登場して自由主義が導入された頃から、正規社員の数がグングンと減っていき、「二十代は挑戦の時期だ、ガンバレ!」と無責任なことは言えなかった一時期がありました。二十代にアレコレ体験しても、いざ三十代に入った途端、中々正規社員の仕事にありつけない日本になっていたからです。

ところが、311から状況が一変しました。このまま日本に居ても、タイタニック号のように沈んで海の海蘊となるだけです。だから、再び青年らしい夢を抱くと同時に、併せてフクイチの現実を冷静に見つめつつ、一人一人の若者が勇気を持って日本を飛び立ち、己れの人生を切り拓いていって欲しいと、切に願っています。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し
[2015/10/19 03:55] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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