
飯山一郎さんの掲示板「放知技」に、「しとりごと2」というスレッドがある。同掲示板の論客の一人、さすらいの旅人さんが立ち上げたスレッドだか、その本人が最近、興味深い記事を紹介していた。 世界一放射線量が高い場所で暮らす200人の老婆たち なぜか避難者よりも長生きする彼女たちの信念とは
同記事を読みながら脳裏に浮かんだのが、風水師の珪水さんだ。過日の電話で珪水さんは、「自分は自分の愛する土地(北海道)を離れるつもりはサラサラない」と語っていたが、そうなると日本の国家機能が崩壊し、北海道に進駐してきたロシア兵に立ち退きを迫られた時、珪水さんはどう対応するだろうか…。以下は、同じ状況下に置かれたことのある、今でもチェルノブイリ原発の近くに住むおばゃちゃんたちの話だ(上記記事から)。
女性たちは今や70〜80才代で、政府にも、常識にも反発して先祖代々の故郷に戻った人々の最後の生き残りなのです。彼女たちのしたことは違法行為です。
ある女性は二度避難を促した兵士にこう言ったそうです。「私を打ち殺して墓に埋めてくれ。そうでなければ家に帰るよ」と。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/14539517/967/
まぁ、珪水さんのことだから、同じように反応するかもしれないが…。
ところで、仄聞するところによれば既に数百万人単位の日本人、特に富裕層の日本人は海外に拠点を移し終えているという。日本の政体が辛うじて体制を保っているであろう、むこう半年ほどにかけて、フクイチの現況に気づいた日本人の海外脱出に拍車がかかるだろうが、政体が崩壊した後は一握りの同胞は死を覚悟で、つまり命令に逆らってでも日本列島に残るかもしれないが、敗戦直後の日本人の変わり身の早さを思えば、フクイチに関する本当の情報を与えられた、大半の生き残った同胞はスンナリとくブリヤードに移住するのではないだろうか。
そうなると、日本の國體はどうなるのか…。このあたりは落合莞爾さんの講演会を聞いた後、一筆書くつもりなので今回は割愛したい。
ともあれ、日本に残る一握りの同胞は別にして、生き残った同胞はブリヤードを中心に世界各地に散らばることになり、ユダヤ人のような流浪の民となる。亀さんの周囲にも既に海外に移住した知人友人が多い。例として、今年の6月にフランスに移住した翻訳者仲間のYさんを例に取り上げてみよう。今年の4月、Yさん宅を亀さんは訪れ、別れ挨拶を済ませている。その後のYさんはシベリア鉄道経由で、最終目的地のフランスに向かったのだが、その時の体験談を自身のブログ「歓談のサロン」に公開している。7月16日公開の「旅の始まり」から、8月16日公開の「旅の終わり>」までの数本の記事だ。無論、ブリヤードのことも書いてある。飯山さんの掲示板で話題になった「バイク屋のブログ」とは、また別の角度で書かれたブログ記事であり、十代の頃に3年間近く世界を放浪した亀さんにとって、ほぼ肯定できる記事内容だ。つまり、国外に出たら出たで、それなりのリスクを覚悟しておく必要があり、そのあたりを教えてくれるのがYさんのブログ記事だと思う。
ここで思い出すのがユダヤ人で、日本民族は流浪の民と化しつつある一方で、ユダヤ人は河豚計画の下、流浪の民から満洲という土地で、定住の民に生まれ変わろうとしている…。
※河豚計画については旧ブログで記事にしたことがある、以下をクリック。 横田めぐみさんと金正恩
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