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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
お父ちゃん、沸かせたことあるの? 馬の脚で!
映画「キネマの天地」で元役者の田中喜八演じる渥美清と、娘の田中小春演じる有森也実の間で以下のような会話が交わされている(活動=映画)。

喜八:いいか、活動なんてのはな、素人が言われたとおりに、あっち行ったりこっち行ったりして映したらそれでいいんだよ。ところが芝居の役者とはそういうもんじゃないぞ、えーっ。一つの小屋にお客がびっしり入ってて、それをドォ~ンと沸かせなきゃ、銭は貰えねえんだよ。

小春:お父ちゃん、沸かせたことあるの? 馬の脚で!


15080602.jpg

これは、映画監督に鎌田(松竹)の女優になることを勧められた田中小春(田中絹代)が、女優になるという変な夢を見るより、月給取りの女房になるのが一番だと説教を垂れる父親に反抗した言葉だ。

ここで、役者を亀さんのような訳者と捉えてみると、芝居の女優(男優)を通訳者、映画の女優(男優)を翻訳者と考えることができる。つまり、芝居は一発勝負であり、やり直しが効かない。一方で映画は、納得のいくまで幾度でも撮り直しができるという違いがある。だから、渥美清のように若い頃に浅草で芝居(通訳)の修行を積んだ者は、映画(翻訳)の世界に入っても、その辺の大根役者との違いが際立つのだ。

亀さんの場合、若い頃に同時通訳の技術を独学で学び、勤務先の会社で同時通訳の仕事も体験しているが、辛うじて馬の脚を少々体験したにすぎない。一方、翻訳の方は性に合ったようで、15年近くこの仕事で御飯を食ってきた。尤も、一流の翻訳者というにはほど遠く、相も変わらぬ大根訳者(役者)だけどね…。

この翻訳という仕事の将来性について、アメリカのある翻訳会社の社長と最近議論したんだが、その社長さん曰く、「いずれ翻訳という仕事は無くなる」と断言していた。『舞姫』を訳した森鴎外レベルの翻訳家は別格として、確かに亀さんの従事している産業翻訳(企業のカタログ、マニュアルなど)は、将棋のプロとコンピュータとの対戦を見て分かるように、いずれ電子頭脳に仕事を奪われるはずだ。

しかし、ここに来てさらに早く翻訳の仕事が不要になる事態が出てきた。フクイチ、即ち福島原発である。亀さんのやっている「英日」翻訳の仕事は需要があるからこそ成り立つ仕事なんだが、今年の暮れ、遅くとも来春には日本という国が崩壊し、大勢の日本人が放射能地獄から逃れるため中国やロシアに移住した場合、英日の需要はがた落ちになるはずだ。そうしたことも念頭に、残りの人生の暇潰しの方法を見直しているところである。
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