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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか
15052601.jpg

斎藤充功さんの新著『小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか』が、先週の木曜日(5月21日)拙宅に届いた。斉藤さん並びに学研パブリッシングの小塩(隆之)さんに心より感謝したい。

その後、仕事の合間に時間をかけて同書に目を通し、思わず唸ったのが以下のp.256~257であった。

15052602.jpg

小野田寛郎を巡る一連の動きを、時系列で鮮やかに炙り出してみせたページだが、このページの羅列書きによって、比国に眠るM資金&マル福金貨を巡る一連の動き、すなわち比国のマルコス大統領、日本の昭和天皇、田中角栄、笹川良一、謎の人物M、藤田西湖、そして小野田寛郎という具合に、バラバラだった点が斉藤さんのお陰で一本の太い線となって繋がった。

最初に同書に載っていた昭和天皇のお言葉。これは小野田が帰国する前日、当時の入江相政侍従長を通じて述べられたものである。

フィリピン大統領をはじめフィリピン官民の好意と努力、そして捜索隊の努力によって小野田寛郎少尉が発見され、近く帰国することを嬉しく思う。故郷の両親も喜んでいるだろう。体に気をつけて今後に処してもらいたい。(p.144)


そして以下の一葉の写真(p.112)…。

15052603.jpg

一少尉に過ぎなかった小野田に、先帝がお言葉を述べられたのも異例なら、田中角栄との握手も異例であり、握手の背後で決して明らかになることのない、昭和史の大きなうねりが見え隠れするのだ。そうした中、小野田を巡る一連の動きで登場する人物で特に注目したのが、皇室に深く関与していたという謎の人物Mであり、以下の行を目にして思わず息を飲んだ。

私は二年程前(平成11年)図らずも巨大な資金を動かしたそのご本人(日本人のM氏。実名は確認している)と直接お会いする機会を得たのであります。その結果、結論を申しますと“M資金”の存在は事実で、「還付金残高確認証」とは全く別個のものであると、自信をもって明確に申し述べるものであり、その資金を実際に動かしたのはM氏であると断言するものであります。但しご本人は“M資金”という名は使用しておりません。(中略)私は「還付金残高確認証」や預金証書と共にこの国家機密を守りきってきました。日本繁栄の裏には『M資金』という名のもとにまつわる際立った一人の民間人の憂国の至情と命を賭けた血と汗の苦斗が秘められており、さもなければ敗戦後の歴史的な国の飛躍はなかったといっても過言ではありません。(傍線は亀さん)(p.222)


もう一つ…。

お前は,ヒロヒトのサインを持ってこれるか。それが出来れば何とか方法が出てくるかもしれない。

と発言した人が現れたのです。

その人は日本に於ては、民間人が天皇に会うことなど全く不可能であることを承知の上で言ったのだそうですが、M氏はすかさず

自分ば天皇のサインをお持ちする自信があります、

と答えたので、そこに居合わせた人達は皆んな笑っていたそうであります。

急ぎ帰国したM氏は、宝にしていた陛下とご一緒の写真を通し、或るルートを経て陛下に事情とご連絡したところ、再び拝謁のご承認をいただき、同時にそれまでの交渉にも深いご理解を示され、念願の「ご署名」を頂戴することができたのです。

陛下の署名を提示したところ、

且つは驚き、且つは賞賛し、とうとう何らかの方策を示さざるを得なくなったのだそうです。協議の結果、そこで出されたのは、アメリカ政府発行の二〇〇〇億ドルの債務保証書だったのであります。
(p.283)


このように、M資金とマル福金貨を巡ってのマルコス大統領、昭和天皇、田中角栄、笹川良一、児玉誉士夫、謎の人物M、藤田西湖、板垣征四郎、小野田寛郎といった斉藤さんの新著に登場する人物の他、旧ブログの拙稿『阿片王 満州の夜と霧』で取り上げた甘粕正彦、里見甫、小佐野賢治、栗原茂さんを通して知り得た瀬島龍三の裏の顔、さらには玉井禮一郎さんを通じて知り得た素顔の石原莞爾らも、もしかしたら『小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか』に登場する人物らと何処かで結び付きそうであり、最終的には昭和史という一つの大きな山脈の立体図が描けるのではと、ふと思った。さらに八咫烏(p.234)という言葉も登場しており、石原莞爾との結び付きを思ったのだった。

『小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか』という主題から外れたが、小野田が最も信頼していたと思われる中野学校の同期にすら語ることのなかった、ルバング島に残置した本当の理由は以下の通りで間違いないと思う。

小野田の実像は、残置謀者としての任務を全うした、命令に忠実な、紛うことなき「帝国軍人」であった。(p.286)


最後に、改めて冒頭のp.256~257のコピーをじっくりと眺めれば、鈴木青年が小野田を〝発見〟したというのが出来レースであったという説に頷けるのだし、とうの昔に出来レースだろうと薄々気づいていたのが、大岡昇平(p.125)、そして野坂昭如(p.123)であった。
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コメント

上田家の系図には、上田吉松の孫が、笹川良一、畑中理(小野田さんと同じく中野陸軍学校出身)、創価学会初代会長の牧口はおじ、創価二代目の戸田は従兄、大本教主の出口は、従兄。笹川と畑中は兄弟で横田めぐみは畑中の息子・金正日の嫁で金正恩がめぐみの息子っていうんだからびっくりです。笹川を偽ユダヤが利用する訳ですね。311の地震テロも笹川財団保有の海底研削機ちきゅうを使い、中に15人の自衛隊技術者が乗っていたそうですし、14人は口封じで残る1人は、某教会の牧師をたよって行ったとか。笹川財団→日本財団の会長は、奴隷商人竹中平蔵、東京財団の会長は、小泉純一郎って云うから、この国の闇は深いですね。ユダヤの工作員竹中平蔵は、大阪生まれの李明博元大統領の経済ブレーンで米韓FTA(TPP)で韓国経済を偽ユダヤに流したり、慶応義塾大学教授、パソナ会長、選挙で選ばれないのにいきなり二つの大臣の席に抜擢されました。1980年初頭に留学生が、日本には沢山のスパイがいるって言ってましたが、今はいろんな職種でもっと多いんだと思います。
[2015/06/02 13:35] URL | 三毛猫 #- [ 編集 ]


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