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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
本田宗一郎の教え
あれは確か38年も前の話になる。当時の亀さんは、某専門学校で貿易を学んでいた。新聞配達をしながら学校に通っていた苦学生だったので、当時の想い出は山ほどあるのだが、別の機会においおいと書いていこう。

さて、当時(今も?)無鉄砲だった亀さんは、どういう経緯か忘れたが本田宗一郎に会おうと思い、東京は銀座の小さなビルの一角にあった、本田事務所に数度足を運んだことがある。そこは、本田宗一郎の秘書を務めていた原田(一男)さんと、部下の若い女性数名だけのこじんまりしたオフィスだった。

足を運ぶうちに、次第に本田宗一郎に会うことはどうでもよくなり、原田さんの人物に惹かれていく自分がいた。原田さんは、行くたびに一時間以上もいろいろな話を聞かせてくれた。ある日、某大手企業の重役が話の途中に来社されたので、恐縮して席を立とうとしたら、原田さんは部下の女性に「待たせておくように」と指示し、さらに半時間ほど続けて話を聞かせてくれたのである。

その原田さんの本田宗一郎観だが、そのあたりを本に著しておられるので、一読してもらえたら幸いだ。

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その後の亀さんは専門学校を退学し、尾瀬の自然保護運動に参加したり、群馬県沼田市の友人がやっていた野菜の行商を手伝ったり、本を乱読したりという日を過ごしていた。その友人とはニューヨークのバイト先で知り合っている。当時の亀さんは自分の生き方に迷い、苦しんでいた時期だったんだが、その亀さんを救ってくれたのが、未だ雪深い尾瀬ヶ原の雄大な自然、そして原田さんがくれた1通の手紙だった。そこまで赤の他人であった亀さんのことを思い、本田宗一郎の秘書という重職にありながら、長文の手紙を認めてくれた原田さんには今でも感謝している。

その後、銀座の本田事務所から足が遠のいた頃、新聞の募集欄を見て本田技研に入社した。原田さんにも簡単に手紙で入社したことを報告しておいたが、どう思われただろうか…。それから数年が経過したある日、誰かが亀さんの仕事ぶりをジーッと見ているのに気づいた。ひげの殿下こと三笠宮寛仁様、そして本田宗一郎だった。

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コメント
好日 奥武蔵
亀さま
いやあ 実に面白いです。亀さまのそのどっしりとした歩みの中に、人間味が随所に溢れでて、読む者はぐっと惹き付けられます。
また拝見させ頂きますが、
私の軽さに寒気がしてきましたよ。
[2013/03/04 19:45] URL | 奥武蔵の山人 #- [ 編集 ]

http://toneri2672.blog.fc2.com/
山人さん、どうも。

> 私の軽さに…

いゃぁ、軽さでは亀さんは誰にも負けていませんぜ…。糸の切れたタコのように、風の吹くまま、気の向くまま、海外3年間・国内1年間ブラブラしていたんですから…。この4年があれば、大学の一つや二つは卒業できたはずなのになぁ(ホントォ~?)…。だから、下の二人の弟には、いつも思い切りバカにされています T_T…

そんな亀さんですが、今後も4649!
[2013/03/05 06:37] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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