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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
「地形・気象」というモノサシ
半年以上も前から、電車に乗るたびに必ずバックに入れ、車内で目を通す本がある。竹村公太郎氏の『日本史の謎は「地形」で解ける』という三部作で、最近ようやく二部を読み終えた。と言うのも、電車に乗るのは月に1~2回程度のため、なかなか読了できず、やっと二部を読み終えたというワケだ。家で一気に読めばいいのだが、他にも読みたい本が机やベッドに山積みのため、そうもいかない…。

この竹村氏の三部作を読もうと思ったきっかけは、あいば達也氏のブログ記事、「●「縮み志向の日本人」韓国人学者の言葉 ネトウヨの血圧上昇だが、比較文化論」がきっかけだった。

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亀さんが同書で思わず膝を打ったのが、『日本史の謎は「地形」で解ける』の第2章、「なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか」の小節、「地形から見た歴史」(p.51)だった。少々長くなるが、以下に同節を引用しておこう。

地形から見た歴史
信長の延暦寺焼き討ちの理由は、さまざまに語られている。

延暦寺の僧侶たちが浅井氏に味方したため。キリスト教を庇護するため。僧侶たちが仏道の戒めを破ったので懲らしめるため。寺社勢力の商業利益を我がものにするため。古い権力のシンボルを破壊するため。

などなど、これらはすべて人文社会の観点からの物語である。

人文社会の観点で人間を論じると限りがない。人は誰でも多面体の人格を持っていて、ある面に光を当てれば他の面は陰になる。光の当たった面だけを表現しても、その人物を表現したことにはならない。そのため、人文社会分野での議論のぶれ幅は大きく、果てしなく議論は続いていく。

しかし、人々と社会を支えている下部構造の地形と気象から見ると、思いのほか、ぶれは少なく単純となる。人文社会に任せていた複雑な歴史に、今までにない分かりやすい物語を提供していける。

特に、この比叡山焼き討ちに関しては、大きな疑間が残されたままだ。その疑問とは、なぜ、信長は徹底して僧侶たちを虐殺したのか?である。

人文社会の分野では、戦国時代は人々の力関係で説明される。しかし、権力の駆け引きや力バランスからは、あの比叡山僧侶の大虐殺は説明されない。力関係であれば信長と比叡山の妥協と和睦で済む。しかし、信長は徹底して僧侶を虐殺した。それを説明できないので、原因を信長の狂気に押しつけてしまう。

しかし、地形から比叡山焼き討ちを見ると、その疑問はあっという間に解けていく。

信長は、逢坂と比叡山の地形に心から怯えていた。

恐怖に駆られた信長は、僧侶たちを徹底的に抹殺せざるをえなかったのだ。


人々と社会を支えている下部構造の地形と気象から見る」というモノサシを、活用することの大切さを改めて竹村氏に教わった亀さんだが、思えば、ここ数年は幾本かモノサシを手に入れている。モノサシによっては、お陰様で自家薬籠中の物とすることができた。また、ブログ仲間から教えて貰ったモノサシも多い。例えば飯山一郎さんの「内在的観察」法、そして今村光臣さんの「養生法」といった具合である。

今回入手した「地形と気象」というモノサシだが、これを使いこなすためには、フィールド・ワークの体験を積んでおかないことには話にならない。亀さんの場合、今でこそ本業(翻訳)に追われて朝から晩までパソコンに向かっているため、なかなか近くの野山を歩き回る余裕がない状態なんだが、これでも十代の頃は3年間ほど世界を放浪するなど、地元ではフーテンの寅さん…、じゃなくてフーテンの亀さんで通っていたのだ(自慢するような話でもないんだが…)。だから、自然や旅に強い関心があり、テレビ番組も旅の番組をよく見る。特に気に入っている旅番組が、NHKの「新日本風土記」と「世界ふれあい街歩き」の2本だ。かつて行ったことのある土地が番組で取り上げられることが多く、その土地の風土、気象、人達を思い出すことができるのは強みだ。今後、「地形と気象」という新しいモノサシで新たな発見があったら、記事にしたいと思う。

それから、これは旅番組ではないが、同じくNHKの「猫のしっぽ カエルの手」は良い番組だ。京都・大原の自然の中に住む、英国人・ベニシアさんが織りなす地元の人々との温もりある交流が見ていて楽しい。また、彼女が自作の短詩をクィーンズイングリッシュで毎回朗読してくれており、これが心に響く素晴らしい英語なのである。

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