手前なんかにな、中小企業の経営者の苦労がわかってたまるか。 第1作「男はつらいよ」
今回の記事の場合、以下の行に目が止まった。
タコ社長を中心に見ていくと、昭和四十年代半ばから平成にかけての、日本経済支えてきた、下町の町工場の経営者の姿を垣間みることができます。
その通りなのだ。映画「男はつらいよ」から、さまざまなタコ社長の姿を思い出す。地上げ屋と闘ったタコ社長、資金繰りが上手くいかず、投身自殺したのではと、周囲を大変心配させたタコ社長、平成に入る頃、工場に外国人風の社員を雇用したタコ社長、まさに作品ごとに当時の日本経済の姿が炙り出されていた。

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