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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
なぜ、北一輝は処刑されたのか
昨夏、NHKの「日本人は何を考えてきたのか10北一輝と大川周明」が再放送され、興味深く観た。中でも印象に残ったのが松本健一氏の語る〝北一輝論〟であり、しばらく心に引っ掛かっていた。何故なら、今年の2月のまほろば会で藤原源太郎さんが、「大東亜戦争の総括が必要である」と主張されていたからだ。また、その時に語っておられた以下の言葉も耳に残っている(詳細は拙稿「大東亜戦争の総括」参照)。

大東亜戦争を総括する上でのキーワードは二二六事件である。




2週間ほど前のまほろば会で、再び源太郎さんは二二六事件について言及、「何故に北一輝が二二六事件で逮捕され、処刑されたのか、未だに分からない」と、ふと漏しておられたのが印象的だった。この言葉の背景の公開は差し控えるが、このあたりに二二六事件を解くキーが潜んでいるように朧気ながら思う。

同時に、「二二六事件が起きたのは、石原莞爾を〝抑える〟ためだったのかもしれない」という、何気ない源太郎さんの発言も気になっている。その辺りの真偽を確認する意味で、石原莞爾関連の著作を2冊出版している、たまいラボ出版の玉井社長の所に久しぶりにお邪魔し、色々とお話を聞きてみたいと思った。

14102602.jpg    14102601.jpg

そんな折、1週間ほどのちに届いた『月刊日本』11月号に、「いま 北一輝から何を学ぶか(上)」と題する、松本健一氏と古賀暹氏の対談記事が目に入った。松本健一という名前を目にして、上記のビデオに登場していた同氏を思い出したのである。田原総一朗が司会を務めた同番組の概略は、以下のページを参照されたい。
http://www.at-douga.com/?p=10844

同対談記事を読みながら目が止まったのが以下の行だ。

松本健一:北一輝の思想の根底には諸個人の自由が置かれていました。だから、北にとっては国民の自由の名において国家のために戦う戦争だととらえたのです。丸山(眞男)さんのように北を国家主義者だとかファシストだとか言う人達にとっては、北の思想にも、そして明治の国民国家にも、自由とか精神の事実などはないと見えるのでしょう。
『月刊日本』11月号 p.40


丸山の明治観に長らく影響されてきた亀さんだったが、拙稿「教育勅語の真実」こ紹介した本を読んだりしたお陰で、漸く丸山の明治観から抜け出せたように思う。ともあれ、この対談記事の(下)が来月発売の『月刊日本』12月号に掲載されると思うので、目を通した上で思うところがあれば拙ブログで記事にしたいと思う。ともあれ、『月刊日本』11月号の松本健一氏と古賀暹氏の対談記事に目を通すだけでも、同誌を手に取る価値はあると思った。それだけインパクトある記事であった。

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