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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
男の美学
ここに、対照的な生き方をしてきた二人の日本人がいる。

一人は、札幌冬季オリンピックの金メダリスト笠谷幸生氏、もう一人は、ノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二氏である。

最初に笠谷幸生氏。「現代ビジネス」が今月の8日にアップした記事を、何気なく読んでいたら笠谷氏の名前が目に飛び込んできた。

笠谷氏は竹鶴が故人になったあともニッカでのサラリーマン生活を続け、広報部長や市場開発部担当部長、北海道支社副支社長などの要職を歴任した。知名度を利用して政治家やタレントに転身するようなことはしなかった。

国民的ヒーローになってからもニッカのために働いた。笠谷氏にとっては、竹鶴とニッカへの恩返しだったのだろう。それが戦前生まれの笠谷氏の美学でもあったのではないか。


ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝を描いた『マッサン』は、ビジネスマンにも届くNHK朝ドラの決定版」


現代ビジネスの記事と前後して、中村修二氏のノーベル物理学賞の受賞が決まった。その瞬間、何とも言えぬ複雑な気持ちになった亀さんであった。なぜなら、中村氏が青色発光ダイオードを開発した勤務先の日亜化学と、裁判で争った人物であることを思い出したからだ。ノーベル賞受賞が決まった記者会見で、会社へのアンガー(怒り)を語る中村氏を見て、変わっていないなぁ…とつくづく思ったものである。



会社に恩返しをした笠谷氏、その逆を行った中村氏と、あまりにも対極的な生き方をした二人…、どこでこうした違いが生じてしまったのか…。

ここで、哲学者・山崎行太郎氏が、日亜化学と裁判で争った中村氏への疑問を、率直に述べているので耳を傾けてみよう。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141009

一読して、読者はどう思われただろうか?

山崎氏を応援する意味で、以下の記事をこの機会に紹介しておこう。
間違いだらけの青色発光ダイオード判決

この記事を書いたのは「青鬼大王」さんと言い、15年以上にわたってお付き合いをさせていただている、亀さんにとっては人生の大先輩にあたる方である。その青鬼大王さんが中村氏の姿勢に納得がいかなかったようで、中村氏の勤務先だった日亜化学を応援する封書を認めたと語ってくれたことがある(2004年当時)。残念ながら、その後日亜化学から返信が来ることはなかった。もし、返信が来ていれば、裁判の流れが大分違ったものになっていたはずである。

人によって笠谷氏の生き方を支持する人、あるいは中村氏の生き方を支持する人と、意見が別れるところだろうが、亀さんなら迷わず笠谷氏の生き方を支持したい。
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コメント
私も!
お久しぶりです。

笠谷氏のことは、亀さんのこの記事で初めて知りましたが、
すばらしい人ですね!
中村氏のノーベル賞受賞は私もちょっと複雑な思いがありました。
でも、彼単独ではなく、その前の研究者にも授与されたのが救いです。
研究成果、実績、特許は、どこに所属するのか・・・これは、難しい問題です。
団体(組織)重視か個人重視か・・・。
研究費を投資した会社や組織があるからこそ、研究が続けられたということを
忘れてしまって権利の主張だけをしてしまったら、人として、なんだかなぁ~って
感じですよね。。。。

2250
[2014/10/11 17:13] URL | ひろみ #3USpdlJ2 [ 編集 ]

中村修二氏の人間性が良くわかる、YouTube
ひろみさん、投稿有り難うございます。

以下のひろみさんが仰せのこと、まったくその通りです。

> 研究費を投資した会社や組織があるからこそ、研究が続けられたということを
忘れてしまって権利の主張だけをしてしまったら、人として、なんだかなぁ~って感じですよね。

青色LEDの原理を発明したのが、受賞が決まった赤崎勇氏と天野浩氏の2人でしたが(LEDの原理そのものを発見したのは、ニック・ホロニアック)、それを応用して青色LEDを〝開発した〟のが中村修二氏です。〝開発した〟と書いたのは、本当に開発したのは中村氏ではなく、中村氏の勤務先の日亜化学の若手だったと言っても過言ではないからです。会社の金を使い、若手である部下に開発をやらせておきながら、あたかも自分一人だけの成果のごとく主張する同氏の性根の嫌らしいは、本文で紹介したYouTubeに余すところなく出ていました。
http://www.youtube.com/watch?v=dCJyfproMak

それにしても、今回もYouTubeを見ながら、テレビというものは本当に怖いと、つくづく思った次第…。亀さんもアメリカ生活を2年ほど体験しており、あのような下品な英語を話す在米の日本人には、少なからず会っているが、それでもノーベル賞受賞決定の発表という公の場では、極力下品さを抑えるのが普通だ。それなのに、そのまま中村氏の下品さがストレートに出てしまっているのが、紹介したYouTubeです。見る人が見れば、一発で分かると思います。

まぁ、酒が不味くなるので、この話題はこのくらいで…。
[2014/10/12 03:55] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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