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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
資本主義の終焉03
台風が接近している中、昨日もいつものように朝早く起きて仕事(翻訳)に取り組んだ。降りしきる雨と風の音をバックミュージックに、快適に仕事を進めていたのだが、台風が経過した昼過ぎあたりから急に晴れ渡って気温も急上昇、30℃を超えた。それでも、今月下旬の締め切りに間に合わせないといけない仕事だったので、扇風機を回して頑張ったのだが、ついに暑さに負けて15時過ぎに仕事をストップした。その後は録り溜めしておいた数多くのDVDの中から、「魅惑のイタリア大紀行」を選んで見始めるという塩梅だった。

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この番組を選んだのは、塩野七生が案内役で番組に登場するからだ。それにしても、イタリアを塩野女史に案内させるとは、何とも贅沢な番組だ。三十代の向井理との対話で、塩野女史は七十代という年齢の重みを感じさせてくれただけではなく、イタリア、殊にルネサンスの真髄に迫る話には思わず唸ったほどだ。そして、番組の中で登場したのが、あのメディチ家である。メディチ家と云えば銀行業と深く結びつくのだが、そのあたりの歴史的な背景は、安西正鷹著『お金の秘密』(成甲書房)に譲りたい。
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その安西さんが先月のまほろば会で、講話でレジメを配布してくれたので、一部を以下に公開しておこう。主に以下の5項目からなる。

・億万長者たちの最近の発言・動向
・数秘術
・BRICS →リンゼイ・ウィリアムズ
・FRB →カレン・ヒューズ
・ロシア・支那間の決済


一通り安西さんの講話を聞き、それまでに海外の経済関連のニュースをはじめ、「田中宇の国際ニュース解説」、「世相を斬る」「櫻井ジャーナル」、「カレイドスコープ」、「マスコミに載らない海外記事」などを精力的に読んできた亀さんだったが、そうして頭に入った断片的な知識をすっきりと一つに纏めてくれたのが、安西さんの講話だったわけで有り難かった。

講話の内容については以下のレジメにじっくりと目を通していただくとして、初耳だったのが「数秘術」だ。最近は1994年を除き、七年毎に世界規模の経済恐慌が起きていると云う。なるほどその通りであり、そして次の七年目が来年の2015年となるわけだが、果たしてどのような経済恐慌が起こるというのか…。

最近の世界金融・経済情勢

億万長者たちの最近の発言・動向
・サム・ツェル~投資家
「人々は、自分たちのお金を置いておくための他の場所を持っていない。株式市場とて膨らみ過ぎている。何らかのことが、株式市場にもたらされるに違いない。」

・カール・アイカーン~金融工学の専門家。ユダヤ系米国人
「株式市場に関しては非常にナーバスになっている」
「イエレンが、このゲーム(札束印刷狂騒>の終わりが、いつかやってくることを理解できないままであれば、もう議論の余地がない。みなさんは、膨大な量の紙っ切れのドルを心配しなければならない」

・スタンレー・ドッケンミラー ~ジョージ・ソロスの部下だったヘッジファンド・マネージャー
「近いうちに、市場と経済に起こることに関する人々の脅迫観念が、アメリカ経済に長期間にわたってもたらされるリスクが蓄積されていることへのミスジャッジを誘っている」。

・ジョージ・ソロスのSPYプット買い
※「SPYのプット」とは
上場投資信託(ETF)のSPDR「S&P500トラスト(SPY)」のプットオプションのこと。
簡単にいうと「相場が下落した時に、その差で儲けることができる仕組み」。レバレッジを利かせているので、プットの数倍もの利益が得られる反面、予想に反して相場が上がってしまった場合は、損失は底なしになる危険な手口。

株式市場の下げが始まった場合、ソロスのプットが巨額なために、その下落をさらに加速させる効果が出てくる。

株式市場の大きな調整(暴落)への備え、あるいは仕掛けか。

ラガルドIMF専務理事の数秘術発言と「シュミータの謎」
「あなたがたのほとんどは7が特別な数であることを知っているでしょう」
「今年は世界金融危機(2007年)から7年目を迎えます」
「私たちは強い7の数々を持っています」

「MYSTERY OF THEMITAH」(ミステリー・オブ・シュミータ。シュミータの謎)
ジョナサン・カ一ン著(ユダヤ教のラビ)、米国でベストセラー

シュミータ(SHEMITAH)というのはサバス(Sabbath)。サバティカル(sabbatical)のこと。
サバス(sabbath)というのはユダヤ教で言う休憩とか安息を指す。
サバティカル(sabbatical)というのは、大学教授に与えられる7年目の研究休暇のこと。
元々ヘブライ語から来た言葉。
⇒シュミータ(SHEMITAH)とは7年に一度来るサバス年(Sabbath year)=安息年を指す言葉です。

古代ユダヤ教では、このレビ記の記載にのっとって、7年ごとに安息年をもうけていた。

過去40年の米国の5大経恐慌
1973 景気後退開始
1980 S&L危機
1987 ブラックマンデー
1994 ……………
2001 ITバブル崩壊
2008 リーマン・ショック
2015 ?
シミュータ期間:2014.9.25~2015.9.13

リンゼイ・ウィリアムス(牧師、元オイルメジャーの重役)の発言
・2013年12月4日の「コールドシーク・ラジオ」に出演時の発言
「BRICSがIMFと世界銀行に対抗するために新開発銀行を設立した。
これは、ひとつの兆候だ。
私は、もう当分の問はラジオ番組に出演しない。
人々が、この出来事を見るとき、私のエリートの友人が、何について話していたのかが分かるだろう」。

「IMFが国際通貨(ドル)をリセットした場合、204の国々が、それぞれの国の資産に基づいて、3~5%の範囲内で自国通貨の切り上げに応じることをIMFと合意したようだ」。
「このことは、通貨戦争を終わらせて、新世界秩序が金に裏付けされた新しい通貨を完全にコントロールすることを意味する。そのとき、米ドルの価値は30%下落して、リセットされることになる」
「バンクホリデー(銀行閉鎖)は、もう1年ばかり先になるかも知れないが、その間、民間や州、連邦の退職年金基金の約30から50%の部分が、いずれは国有化されるか没収される」。

カレン・ヒューズの言動
「米軍(制服組)のトップは自国民に対し不忠であり裏切り者です。彼らはマルタ騎士団(フリーメーソン)のメンバーであり、彼らは米国民に反した行動をとっています。米軍は国際金融犯罪集団(銀行カルテル)のために働いています」
「法の原則に基づき、これらに対抗した連合が結成されることが予測されていました。それが、BRICSです。
BRICS諸国間での貿易に米ドルが使われなくなりました。米ドルは財務省ではなくFRBが発行しています。
米ドルはFRBが発行し、それらに利子を課しています。FRBシステム通貨(米ドル)は完全に悪徳商法です。これを止めさせようとした人たちはみな暗殺されました」
東京で米日連合委員会(防衛省関係者と沖縄県知事も含まれる)に出席した時「Global Deb Facility(世界債務機関?)と呼ばれる機関が保有している金を使って世界中の紙幣を金に裏付けられた貨幣に戻すことが決定されたということを24時間以内に発表する」と宣言。ここには大量の金と芸術品が保管されている。
「アメリカ国内にもBRICS側にいる人はたくさんいます。彼らはアメリカからFRBを追い出したいのです。」

「金本位制度になれば、これまでのような紙幣ではなく、プラスチックで覆われた金箔の貨幣を使うようになるだろう」
「米国民はFRBからア刈力を取り戻さなければなりません。そして他の国々と同様にBRICSに加盟すべきなのです」

ロシア・支那間の石油取引と決済通貨
・2014年6月、ロシアのガスプロムが対支那石油輸出に関し、人民元またはルーブルでの決済を可能に。

まとめ
・世界覇権の多極化の動きが本格化。
・金本位制復活に向けた動きもますます活発化。
・早ければ今年9月下旬から、遅くとも来年2015年9月までに金融恐慌の可能性。

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