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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
日本の残光
東京新聞夕刊で毎週水曜日、大変興味深いシリーズが掲載されている。


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9月10日付の東京新聞夕刊

内容的には概ね肯定できるものであり、同シリーズを読みながら脳裏に浮かんだのが、文明地政学協会が刊行した、『日本の残光 大東亜戦争の意義と満洲帝国』(角田儒郎)で、概ね東京新聞のシリーズを支持した内容となっている。同書を著した角田儒郎さんとは数回お会いしており、その角田さんは世界戦略情報誌『みち』に、長年にわたり連載記事を執筆してきた。そして、『日本の残光 大東亜戦争の意義と満洲帝国』の他、『日本の宿痾 ─ 大東亜戦争敗因の研究』、『日本の継戦 ─ 東京裁判を裁く』という具合に、矢継ぎ早に文明地政学協会から本を出しているのである。『日本の宿痾 ─ 大東亜戦争敗因の研究』については、旧ブログでも記事にしているので、関心のある読者に目を通してもらえたら幸いだ。

例によって、『日本の残光 大東亜戦争の意義と満洲帝国』で特に印象に残った行を羅列しておこう。

官僚にとって重要なのは、まず自分の立場、次に組織の立場、そしてその次などはないのである。p.162

佐治芳彦は満洲建国を必然と捉えているが、それは筆者(角田)も同様である。p.183

今日、孫文は大陸でも台湾でも国父と讃えられているが、あまりにも変幻自在な政治家で褒められない存在である。p.198

皇帝の周辺に誰も残らなかったということは、人心の収攬において(愛新覚羅)溥儀がいかに無能であったかを示している。p.229

官僚の発言はいつも同じである。税金は、取り易いところから取る。口実には困らない。人的資源(嫌な言葉だ)か不足なら、徴兵枠を拡大すればよい。物資が不足なら、統制を敷けば問題なしだ。それで官僚の権限も拡大するから、なお結構である。国民の生活苦には「非常時だから我慢せよ」と言えば終わり。国民の痛みなど何のその、「我は正義の道を往く。その(出世の)道を扼する者は非国民である……」と嘆く。
官僚にとっては将来の破局など、知ったことではない。今日明日の己れが保証されているなら、いつか来る悲劇は誰かさんの責任で処理されるべき問題であって、吾輩の感知するところではない。
まことに恐ろしいことは、こういう官僚の亡国体質を制御する者がいないという点なのである。本来なら、官僚に正しい方向を教え、尻を叩くのが政治家の役目であるはずだが、なぜか政治家に人物がいない。p.275

『満州裏史』は格好の歴史入門書として価値があり、満洲帝国に対するより確かな歴史認識を齎してくれる。p.293

偉い人が一般の労働者と一緒に仕事するのは当たり前、毫も恥ずかしいことではない、というメンタリティーをもっているのは、世界中でもたぶん日本(と台湾)だけであろう。p.328


いつの間にか、『日本の残光 大東亜戦争の意義と満洲帝国』の紹介記事になってしまったが、今日の記事で言いたかったのは、なぜ東京新聞が毎週水曜日の夕刊に、終戦直後のソ連の悪行について書き連ねているのかという点である。穿った見方をすれば、同シリーズを読み進めていくにつれて、自然とソ連、ひいては今のロシアに対してネガティブな感情を抱くという恐れが出てくるのだ。過去のソ連の悪行を知ることも大切だが、同時に現在のロシア、殊にプーチンの言動を正しく把握することも忘れてはならない。そうしないことには、物の見方・考え方に偏りが生じてしまうのだ。

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バランスの欠けた物の見方・考え方の一例として、現代ビジネスの「ふさげるな、ウソつきプーチン! 世界はお前のものじゃない」という記事がある。欧米vs.ロシアというバランスの取れた物の見方・考え方というにはほど遠く、あまりにも欧米に偏った記事なので思わず吹き出してしまったほどだ。無論、現代ビジネスがそのような記事を書いた背景は大凡の見当がつくのだが、そうした現代ビジネスの姿勢に対して容赦のない批判を浴びせているのが、あいば達也氏のブログ記事「●プーチン叩きプロパガンダ マスメディアだけでは心配なCIA 」だ。東京新聞夕刊の毎水曜日のシリーズも、同紙が意識していると否とを問わず、そうした流れに乗ってしまっていると亀さんは思う。

亀さんはプーチンの日々の言動をウォッチしながら、毎晩少しずつ『六韜』を読み進めたり、プーチンとロシアを捉えた書籍や雑誌に接したりしてきた。因みに、今度読み始めるのがミヒャエル・シュテュルマー氏の著した、『プーチンと甦るロシア』という本である。以下のアマゾンに載ったカスタマーレビューを見て、一読したいと思ったのである。

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それにしても、ウクライナ上空で〝撃墜〟されたマレーシア機について、ウクライナも欧米もほとんど報道しなくなったのは何故か……。
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