東京は葛飾柴又、江戸川のほとりよ。 第29作「寅次郎あじさいの恋」
今朝の「寅さんのことば」を読み、真っ先に頭に浮かんだのが室生犀星のことば、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」だった。今や亀さん家は、関西や東北で生活する息子らの故郷である。先日帰省した下の息子は「ふるさとはいい、のんびりできる」と語っていたし、遅れた夏休みで近く帰省する上の息子も、同じようなことばを残していくのだろうな。
将来はアルゼンチンあたりで余生を過ごしたいと思っている亀さんだが、だんだんとふるさとで骨を埋めるのも、悪くないかもしれないと思うようになった。

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