盆中閑有り 亀さん、今朝は早くから暑いですね。お盆の時期は鍼灸院での仕事が濃くて、ひと晩で1兆個の細胞リモデリングをしっかりとマクロファージにしてもらうために、睡眠もしっかりと取りますので、朝のブログ執筆時間の確保は後回しで、現在ブラフマンシリーズが2回目で滞っております。あっ、申し遅れましたがこちら記事でのワタシの論説に対する過分なるご評価、たいへんに名誉に感じておりますです、はい。こちら亀さんブログ最新記事で取り上げられた京大系の生命観もやはりなかなかと唸りました。今や福岡伸一氏は売れに売れておりますが、一時期の脳科学のバカ騒ぎを思えば、福岡氏のブームの方がよほど真っ当であるとワタシは影ながら福岡氏にエールを送る次第です。人類のエゴイスティックなサガの原点に原始人類の縄張り争いや生存競争があったと見ることは映画「2001年 宇宙の旅」の冒頭シーンの「人類の夜明け」に描かれたように普通ですが、ワタシはもっともっと根源的な細胞レベルに人間のエゴな本性の源が存在していると見ています。かつてのあのスノーボールアース時代には原始生命体たちは必死に自身を分裂増殖してとにかく自分の分身を増やして領地を確保して生き延びるしか方法がなかった。それは他者を思いやってなどいられない程に過酷な生存競争だった。ただひたすらにDNAを複製し続け、ただひたすらに分裂増殖をし続けるその様こそがガン細胞の原初の姿であった。このガン化する能力は原始生命種のゲノムにガン原遺伝子として刻まれ、全生命種のゲノムに保持されて現在に至っている。そしてガン化時代の雪解けと共にミトコンドリア時代が花開き、地球全土の氷がメルトダウンすると共に増大した酸素環境に適応してミトコンドリアの酸素呼吸で対応してガン抑制遺伝子がゲノムに装備された。ガン化というエゴな性格とミトコンドリアという調和し共生するふたつながらの相反する性格、二面性をもった細胞が60兆個も集まっているのが人間なのですから、人類の動向が時に暴力的に、時に協調的にと複雑怪奇になるのも致し方ないと感じております。しかし究極は「ウイ アー ザ ワールド」の世界が理想ですよね。あの頃のアメリカンポップス界の勢いが今の日本の音楽シーンやアメリカ音楽界に見られないのは残念です。うちらは「ザッツ ミトコンドリア グレイテス ファミリー」っすからね。ブラフマンシリーズの再開は20日以降を予定しております。リスタート後のご訪問を心より歓迎しております。ではでは。
[2014/08/17 07:07]
URL | 養生法の探求 #-
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亀さん
こんにちは
ご無沙汰しております。
お元気そうで、何よりです。
厚い中、そしてお忙しいお仕事の合間に
貴重な硬派の記事を歯切れよく、きっちりと
展開なさっていていて世間しらずの私には
いつも大変参考になる嬉しい内容です。
当方は振り返ると
相変わらず電脳空間にゴミを撒き散らしているような
何の益にもなりそうにないことばかりです(笑)
それと、あの怪しいコメントはやはり詐欺ですか、
当方にもブログとメールとに送られてきました。
放置していたのを、亀さんのコメントを拝見して
やっぱりとなり削除しました。
[2014/08/17 18:45]
URL | 奥武蔵の山人 #-
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易経の謎 投稿ありがとうございました。当方、久方にお盆休みを取りました(と言うか、海外の会社が中心なので、正確にはお盆時期の仕事をすべて断った…)。
西田幾多郎の生命観を知り、書架から『易経の謎』(今泉久雄 光文社)を久しぶりに紐解きました。生命に関しては以下のような興味深い記述があります。
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海の中に生まれた「生命」が、やがて人間のような生き物に進化するまでに必要な変化は、ダーウィンの説では全部時間によって説明がつくとされている。時間さえじゅうぶんにあれば、ごくわずかな変化がつもりつもって次の、より高度な種に進むというのだ。
ところが、ほんとうにそういうことが起こるのかどうか、コンピュータ学舎たちが現在最先端のコンピュータともっとも高度な数学モデルを駆使してシミュレーションしたところ、「生命」が偶発的な突然変異によって自然発生する確率はなんとゼロ以下だという結論が出てしまった。『易経の謎』p.136
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同書が発売されたのは1988年であり、四半世紀が経っている上、その後ダーウィンよりもラマルクの説に光が当てられるようになり、また新しい発見も続出しています。だから、『易経の謎』はピントが外れた箇所はあるものの、生命体、より具体的にはDNAに易経が隠れているという今泉氏の発見は、未だに色あせていませんし、小生も今泉説に賛同しています。
> ただひたすらに分裂増殖をし続けるその様こそがガン細胞の原初の姿であった。
小生、「養生法の探求」や「飯山一郎のLittle HP」で取り上げているガンを大分前から追っています。確か飯山さんだったと思いますが、近藤誠医学博士の著書を紹介していたので拙ブログで取り上げたところ、道友が博士の後輩であり博士の『大学病院が患者を死なせるとき』を紹介しくれました。昨晩、漸く同書を読み終えましたので、もしかしたら近く感想文を書くかも知れません。近藤博士の生き様がよく分かり、素晴らしし本でした。
さて、夏休みも終わったので今日辺りから仕事に精を出そう…。今後も新記事を楽しみにしております!
[2014/08/18 04:55]
URL | 亀さん #FlJCcfGk
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詐欺師というよりは…山人さん、こちらこそご無沙汰しております。時折、山人さんのブログの写真を拝見しており、コメントを投稿しようと思っていましたが、相も変わらずバタバタしていてそのままになっていました。
> それと、あの怪しいコメントはやはり詐欺ですか、
> 当方にもブログとメールとに送られてきました。
渡邉正次郎氏は詐欺師と言っていましたが、小生はやや別の見方をしています。我々が使っているFC2ブログだけが、攻撃されている点に注目しているからです。その背景を推測するに、FC2は海外(アメリカ)にサーバーがあるため、お上(日本の権力)が取り締まれないということへの嫌がらせかなと思っています。小生がFC2にブログ開設したのも、日本の権力に勝手にブログを削除されないようにするためでした。(事実、知人の飯山一郎さんはヤフーだったと思いますが、有無を言わさずホームページを削除されています)
ともあれ、警察に顔のきく渡邉氏が声をかけたので、間もなく犯人は捕まると思います
http://kotodamayogen.blog.fc2.com/blog-entry-2989.html
この犯人については、犯人が常時使用しているメルアド 「emi_himitu@yahoo.co.jp でグーグルしてみると、興味深い記事が数本あります。お試しください(笑)。もしかしたら、拙ブログの「悪徳商法」で〝新説〟を取り上げるかもしれません(爆)。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-category-10.html
さぁ、夏休みも終わった、仕事に頑張りませう。今後ともよろしくお願いします。
[2014/08/18 05:13]
URL | 亀さん #FlJCcfGk
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