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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
野良犬会
かつて、〝野良犬会〟という集いがあった。今東光の呼びかけで集まった作家の会で、名の由来を以下のページで紹介している。
柴田錬三郎事典

鎖に繋がれていない犬、首輪のない犬、つまり野良犬たち (=どこの出版社にも鎖で繋がれることなく、巷を彷徨している物書きたち)が集う会。会長=今東光。副会長=柴田錬三郎。事務長=梶山季之。その他メンバーは、黒岩重吾、吉行淳之介、陳舜臣、田中小実昌、野坂昭如、戸川昌子、長部日出雄、 井上ひさし、藤本義一、等

その野良犬会の作家と今東光による対談本、『東光ばさら対談』(今東光 講談社)も出ている。

13022801.jpg

亀さんも若い頃から、野良犬会の作家の本はよく読んできた。特に、柴田錬三郎と陳舜臣の作品は好きだった。また、野良犬会の作家が推薦している本も気になって読んだことが多い。たとえば、今東光が坂口安吾を高く評価していたのを知り、坂口安吾の『青春論』を読んでいくうちに、安吾が勝海舟の父・勝小吉を高く評価している行を見つけたのだが、そのあたりの経緯を他のブログにも書いたことがある。
勝海舟

そして、安吾の『青春論』で勝小吉が『夢酔独言』を著したのを知り、直ちに入手して貪るように読んだものだ。以下は、上記の「勝海舟」からの一部抜粋である。

 筆者が二十代前半に目を通した勝海舟に関する本には、『氷川清話』(勝海舟著 講談社文庫)、『海舟語録』(勝海舟著 講談社文庫)、『夢酔独言』(勝小吉著 角川文庫)等がある。筆者は十代後半に日本を〝脱藩〟し、3年間ほど世界放浪の旅を体験したことがあるせいだろうか、二十代前半の頃に坂口安吾・檀一雄・今東光・柴田錬三郎といった無頼派に惹かれていた一時期があり、それが勝海舟に惹かれた理由の一つであった。そうした無頼派の一人であった坂口安吾が、『青春論』の中で海舟の父親である小吉について述べているくだりがある。この親にしてこの子ありではないが、勝小吉を通じて勝海舟像が見事に炙り出されている文章なので、少々長文になるものの以下に引用しておこう。

続いて、和尚による野良犬会の紹介記事…

☆☆ 読むべき日本現代小説は

和尚はよく「本を読め」と言われるが、和尚が気に入っている日本の現代作家の小説があったらできるだけたくさん教えてもらいたい。僕も本が好きなので読んでない本があったら読んでみようと思うんだ。
(東京都杉並区阿佐谷 学生20歳 匿名希望)

現代作家は、オレがつき合うに足る人物の作品以外は見ないね。だからごくごく少数だ。もの書きで、オレがつき合っていて、さあこれは本物だ、という人のだと、これはもう本当の作品だけど。たとえば柴錬みたいなのね。

オレはよく言うんだが、小林秀雄をはじめ評論家なんか、いろんな連中のことを、「これは芸術小説じゃない」と言うけど、そんなこと言う奴に「てめえら、逆立ちしてもそんな小説ですら書けねえじゃねえか」って言ってやるんだ。柴錬のものにしても、山本周五郎にしても、山手樹一郎の類に至るまで、あれだけのものを書けるかって言うんだ。てめえで書けもしねえで、通俗小説だの、大衆小説だのというのは愚劣な話でね。作家である限りはどんなものでもいいんだ、書くということが勝負なんだよ。漫才書いてもいいんだ。それでなくちゃあ駄目だよ。だからオレがおすすめできるのは〝野良犬会〟の連中の作品ぐらいだね。
『続 極道辻説法』p.165
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