ネットゲリラのブログに、「小林幸子がコミケに登場 」いう記事が載ったのだが、その冒頭が大変印象に残った。演歌歌手というのは、異常に歌がうまいです。毎日、それだけでメシ食ってるんだから当たり前だが、去年のウインドブロウで八代亜紀のYou do be so nice to come home を聞いて仰天したもの。ヘレン・メリルの10倍くらい上手い。ちなみに今年のウインドブロウは、ポカスカジャンと嘉門達夫が出るらしいw なかなか頑張ってますw
ネットゲリラのオッサンは、確か毎年夏あたりギター独演会をやっていると記憶しているが、人前でやるだけあってプロ並みに歌が上手いはずだ。だから、そんなオッサンの「演歌歌手というのは、異常に歌がうまい」という発言、もの凄く説得力がある。そんな折、NHKの「泣いた! 笑った! こころの歌」という番組で、八代亜紀特集をやっていたので見た。これは八代亜紀という一人の演歌歌手の歩みを描きながら、その歌手にとって人生の節目となった歌を幾つか紹介するという構成であった。同番組で八代亜紀が歌っていた数曲の中で、亀さんがイチバン好きなのは舟歌だ。この歌、実は高倉健主演の映画「駅 STATION」でも登場している。舞台は「桐子」という、雪の降りしきる北海道の田舎町にある飲み屋だ。時は大晦日、紅白で舟歌を歌う八代亜紀がテレビに映し出されているシーンは、二人の男女の今までの人生を炙り出していると思った。 そんな高倉健と倍賞千恵子の姿を見ながら思い出したのが、「男はつらいよ」の第31作「旅と女と寅次郎」のワンシーンだ。佐渡島の民宿で「矢切の渡し」を浴衣姿の都はるみが口ずさむのを耳にし、「うまいな歌が、銭とれるよ」と思わず寅さんが唸った、あのシーンである。偶然だが、同じNHKの「泣いた! 笑った! こころの歌」で、都はるみ特集も放送していた。同番組を見終えた後、男はつらいよの第31作に都はるみを起用した背景を調べてみたところ、「茶畑日記」というブログに出会い、漸く渥美清と都はるみの繋がりが分かったような気がした。女の海峡-「男はつらいよ」から渥美清と都はるみをみる
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