7月20日付けの東京新聞に「誰がために」と題し、自衛隊60年を取り上げた連載が静かに開始された。当初、2~3回で終わると思っていたが、暫く続きそうな気配であり、かつ内容的に重要であると判断したので、拙ブログでも取り上げることにした。
第一弾で印象に残ったのは、元ビートルズのジョン・レノンと称する現役自衛官の漏らした、以下の言葉だった。
入隊して約20年、「事に臨んでは危険を顧みず…」と入隊式で読み上げた「服務の宣誓」を忘れたことはない。もちろん、妻や子どもと暮らす日本にミサイルが飛んできたら、命を捨ててでも戦う。「でも、それと他の国の戦争に巻き込まれて死ぬこととは別だ」と、ジョンは考える。
先月のまほろば会で、世界戦略情報誌の『みち』の発行人・藤原源太郎さんが、「国のために戦うのならいさ知らず、他国のために命を落とせるものだろうか…」と、ふと漏らしていた言葉が今でも耳に残る。

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