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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
神風連の遺志
136年前(明治十年、1877年)の今日、薩軍の一番大隊が鹿児島から熊本方面へ先発した。西南の役の勃発である。この西南の役の呼び水となったのが、前年(明治九年、1876年)熊本で起きた明治政府に対する反乱、神風連の役であった。『月刊日本』2月号で三浦小太郎氏は、「神風連 反近代の極北」という記事を執筆、神風連の背景について以下のように述べている。

神風連のメンバーは俗説とは違い、神官の家ではなく、熊本の下級武士出身者がほとんどであるが、彼らは林櫻園の思想的影響から、明治政府の言う「和魂洋才」などという概念の欺瞞を無意識のうちに見抜いていたのだ。

西洋近代化の技術や科学を無批判に取り入れ、しかも日本の伝統精神、伝統信仰を維持できるなどということは、神風連にとっては西欧の近代文明が決定的にこの日本を変質化させること、日本人の精神を替えてしまうことを全く見抜けない輩の妄言に他ならなかった。仮に、日本の精神を守りつつ近代を受け入れるのならば、それは攘夷を貫徹し、まず徹底的に西欧近代化を拒否したうえでしかできないはずなのである。しかし、事態は、彼らにとっても抜き差しならぬところにまで進もうとしていた。『月刊日本』2月号p.56

そして、明治九年10月24日、旧肥後藩の士族太田黒伴雄ら、約170名によって結成された「敬神党」が、廃刀令に反対して反乱を起こしたのである。神風連を取り上げた三浦氏の記事で感動したのは、「神風連自決者たち…家族と志士、その深い精神的交流」と題した小節である。たとえば、「24歳で自決した米村勝太郎の母は、不幸をわびる息子に“お国のためにやったことじゃないか、志はよく分かっているから安心して死になさい”と慰めた」という行を目にした読者は、どのように思われたことだろうか。恐らく、今の時代の空気を吸う我々には、到底理解できない世界ではないのか。そのあたりを三浦氏は以下のように書いた。

このようなエピソードの本質を近代人は理解できず、ここに偽善や蒙昧、場合によっては自分の家から卑怯者を出してはならないという前近代的なエゴイズム、そして封建道徳の生命軽視の誤った精神の表れを観ようとする。

しかし勘違いしないでほしい。神風連は明治新政府の為に死んだのではなく、また旧士族の利得のために死んだのでもない。自らの信仰に殉じたのであり、家族はその信仰を貫徹するための自決を迷うことなく受け入れたのである。これは封建道徳などという次元のものではなく、ある信仰や理想を持った人間と、彼らを支える家庭のありかたとしては最善のものではないだろうか。
『月刊日本』2月号 p.59
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