今朝、掲示板「放知技」に小生は次のような投稿を行った。
インターネットや携帯電話で代表される現在の科学、すなわち科(とが)の学に染まっている我々ですが、中国の兵法書一つを取り上げただけでも明らかなように、精神面あるいは智慧となると、とてもではありませんが昔の人たちには逆立ちしても勝てません・・・。 https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17342561/14/
中国古典の一角を成す兵法書で思い出したのが、数ヶ月前に取り上げるつもりだった以下の動画である。
小林秀雄入門!文系の天才と理系の天才による歴史的対談!二人が語る人生の極意とは?【人間の建設】【小林秀雄】【岡潔】【スケザネ図書館】【書庫】

これは、岡潔と小林秀雄による、何とも贅沢な対談動画であり、実に多くのことを教えてくれる動画でもある。この動画の制作者は冒頭で以下のように語っているが、これはどういうことか?

個人的に解釈すれば、拙稿「飯山史観の事始め」で示した、「守破離」図が解りやすいように思う。つまり、人は最初に「守」から入るというのが筋道というわけだ。

このあたり、動画制作者の解説、すなわち岡潔と小林秀雄の古典観に通じるのである。

就中、重要となるのが素読だ。

大分前に素読の重要性を悟った小生は、子どもたちが小学低学年という年齢の頃、論語の素読をさせている。そのあたりは、旧ブログで「古典の素読」と題して記事にもした。

就学前の小さなお子さんのいる家庭のお父さんお母さん、子どもに素読を体験させてみては如何だろうか・・・。
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