
現在、織田信長について筆を進めており、今東光和尚の『毒舌日本史』を再々読中だ。その今和尚は中尊寺貫主を務めていた時期があったが、今や時の人となった大谷翔平と中尊寺のある平泉町、実は深い関係があることをNumberWebの記事で知った。 大谷翔平は重度の心臓病と闘う“翔平ちゃん”を抱きしめた「あったかいね」…19日後、寄付金は3億5千万円に到達した
大谷選手は岩手県奥州市出身。世界遺産に登録されている源義経ゆかりの地・平泉のすぐそばだ。大谷選手の父・徹さんはスポーツ誌のインタビューで、名前の由来について明かしている。
《本当は義経と命名したかったのですが恐れ多くて、義経の幼名・牛若丸のように身のこなし軽やかになって欲しくて“翔”、そして平泉の“平”を貰いました》 『Number』15年9月24日号
大谷は平成生まれなので、多分「平」は「平成」からとったのだろうと今までは思っていたが、平泉町の「平」とは知らなかった。それはともかく、大谷の人間性の素晴らしさを物語る良記事だったと思う。
ところで、小生は「松井秀喜の人生」という記事を7年ほど前に書いているが、1974年生まれである松井の同世代は、就職活動を迎えた時期に就職氷河期(就職氷河期とは、俗にいうバブル崩壊後の1993年から2005年卒業で就職活動に差し掛かった年代 - 「Create転職」)の影響をもろに受けている。
そして今、武漢ウィルスに端を発した世界的な不況によって、再び日本の若者が不況の煽りを受けているのだ。ある意味、バブルが崩壊した頃の就職氷河期よりも、一層深刻な就職難の時期に今の若者は直面していると云えよう。
庶民の生活は限界ギリギリの状態!完全に切羽詰まっている
ここで、拙稿「松井秀喜の人生」で、小生は伊集院静氏の言葉を紹介している。
「人生の黄昏を迎えた時、恥ずかしくない生き方をしてきたと胸を張れる、そんな生き方をしよう」
では、どのように今後は生きていけば良いのかについて考えるにあたり、小生が勧めたい動画を最後に紹介しておきたい。
【20分解説】自分の中に毒を持て|岡本太郎 ~「不安」が消え「自信」が湧き上がる究極のバイブル~
現代を生きる若者に、果たしてどこまで岡本太郎の言葉が伝わるのかは分からないが、これからの人生を歩んでいく上で、何等かのヒントを得て欲しいと心から願わずにはいられない。

- 関連記事
-
スポンサーサイト
|