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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
武士の時代 15
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今回より安土桃山時代に筆を進める。本来であれば、今東光和尚の織田信長観あたりから入るのが本筋だろうが、その前に昨年NHKが放映した大河ドラマ、「麒麟(きりん)がくる」の主人公だった明智光秀について取り上げたい。残念ながら、小生は同大河ドラマを観ていないので、どのような明智光秀像をNHKが描いたのかは知らない。ともあれ、明智光秀を最初に取り上げようと思ったのは、故飯山一郎さんが「真実」であると主張していた、明智光秀=天海説について最初に述べたかったからである。

飯山さんはブログ「てげてげ」で明智光秀=天海説を説いているだけではなく、ナント! 飯山さんの故郷である真岡市の地下に、世界最大の金鉱脈が眠っていると言うのだ。そのあたりに関心のある読者は、「てげてげ」の以下の記事に目を通していただきたい。
2015/06/29(月)  親友・池田 敏君を悼む(いたむ)

つまり、「明智光秀=天海説、『日光市史』の日光・明智平の由来に書いてある!」と飯山さんは語っており、しかも「法螺や大風呂敷ではない。すべて真実」とすら主張しているのだ。

実は小生、飯山さんの立ち上げた掲示板「放知技」で、この明智光秀=天海説について語り合っている。
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/16034724/472/

21111803.jpg 21111802.jpg

次に上掲の二冊の本だが、左側の本は明智光秀の子孫である明智滝朗著『光秀行状記』、右側の本は明智滝朗氏の孫である明智憲三郎氏が著したものである。ちなみに、ウィキペデアの「明智憲三郎」項には以下のように書かれている。

光秀生存説(天海=光秀説/天海=秀満説)を唱えた明智滝朗は祖父。


そんな祖父について明智滝朗氏は、自身のブログに以下のような記事を公開していた。
明智滝朗著『光秀行状記』は斬れない!

これで、光秀=天海説を信じているのは、飯山さんをはじめ、明智光秀の子孫である明智滝朗氏と孫の明智滝朗氏、そして多くの日光市民ということになる。それから、『天海・光秀の謎―会計と文化』(税務経理協会)という本を著した、岩辺晃三氏も明智光秀=天海説を信じている一人であり、ウィキペデアの「岩辺晃三」項にも、「天海・明智光秀同一説」を唱えている」と書いてあった。

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作家である小名木善行氏の場合、明智光秀=天海説には否定的ではあるものの、天海は明智光秀の子ども、あるいは優れた高弟の一人だったと考えているようだ。


明智光秀は天海上人として生きていた!?|小名木善行

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それはともかく、明智光秀の人物について小名木氏は高く評価しており、これは今東光和尚も同様だ。以下は上掲の動画からカットしたもので、「どうやって一国の政治を担っていったらいいのかについて、真っ当な知見というものを明確に持ち、かつ、それなりに智慧のあった人物というのは、実はこの時代、光秀しかいない」と小名木氏は語っている。

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最後に、上掲の放知技で飯山さんが以下のように語っているので再掲しておこう。

義経が中国に渡って「蒼き狼」チンギス・ハンになった話は,信じられないが…
「南光坊天海大僧正=明智光秀」 ← この説は,信じましょう夜!>亀さん www


このように、飯山さんに〝説得〟されてから四年半が経過したが、飯山史観を纏めている身であるのにも拘わらず、未だに明智光秀=天海説に納得できない自分がいる。より正確には、「飯山さんや明智憲三郎氏の明智光秀=天海説に傾きつつある」と言い換えた方がいいのかもしれない。

そのように考えるようになったのも、この四年半の間に様々な史料を漁りつつ、江戸時代の実態が朧気に見えるようになったからであり、このような時代の基礎を築ける者は、今のところ光秀しか思い浮かばないからだ。ともあれ、明智光秀=天海説について最終的な決断を下すにあたり、もう少し時間をかけたいと思う。

【追記】
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上掲書は明智光秀の子孫が著した本だが、同書に対しては厳しいレビューが目立つ。例えば・・・
贔屓の引き倒しでしかない
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「歴史を学ぶ」というハンドル名で、上掲のレビューを書いた人物の他のレビュー(42冊)をサーッと眺めたところ、かなりの歴史通、殊に安土桃山時代について多くの書籍に目を通していることが分かる。「歴史に学ぶ」氏のレビューを参考に、世の中に多く出回っている明智光秀関連本を選択し、紐解くといいだろう。
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