fc2ブログ
プロフィール

亀さん

Author:亀さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

kamesan

人生は冥土までの暇潰し

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
昭和天皇と千島博士
9月27日(月)、小生は〝腰痛〟で地元の病院に緊急入院した。レントゲン検査を受けたところ、骨粗鬆症すなわちカルシウム不足による、脊椎椎体骨折(三ヶ所)が原因と判明、加えて、採血で赤血球が常人の四分の一しか無い(造血不全性貧血)ことも同時に判明した。診断してくれたW医師に「明日も命があるかどうか、当院では保証できない」と言われてしまい、緊急入院も止む無しと相成った次第。

ともあれ、面と向かって医者から死ぬかもしれないと言われたのは、小生にとって初めてだったが、一方で「なるほど、俺は明日死ぬかもしれないのだな」と、冷静に受け止めていた自分がいるのには少々驚いた。それまでは、医師に死の宣言を直接言い渡されたら、流石に小生も心が乱れ、冷静さを欠くだろうと考えていただけに、冷静に自分の運命を受け止めることができようとは思ってもいなかったからだ。

後日、W医師が自分が安静にしているベッドに来てくれた。

不思議と冷静に先生からの死の宣言を受け止める自分がいました。これは多分、今まで死について幾度となく自問自答を繰り返し、古希を目前に辛うじて、己なりの死生観を樹立できたことが大きかったように思います。また、十代の時に日本を飛び出し、三年近くをかけて世界を放浪、帰国後も国内を一年近く放浪するといった具合に、無鉄砲な人生を歩んできたこともあり、今のところ悔いのない人生を送れたと思っています」と語ったところ、W医師は目を丸くしていた。

前書きが長くなった。テーマの「昭和天皇と千島博士」について述べていこう。

最初にテーマの「千島博士」とは千島喜久男医学博士のことで、医学界ではトンデモ学説を説いた人物と見做されている。どのような学説だったのか、具体的に確認する上で目を通すべき書籍は『血液と健康の知恵』(地湧社)だ。同書については、拙稿「自然こそ我が師」でも紹介済みである。

21101001.jpg

最初に、読者に注目していたたきたいのが同書の口絵、「天覧に供した生きた赤血球の出芽現象」であり、昭和天皇がご所望されたが故に、実現に至ったという点に注目していただきたい。

次に、赤血球は骨髄で造血されるというのが今日の医学界における常識となっているが、それに対して、「否、赤血球は小腸の絨毛で生成される」と、真っ向から異論を唱えたのが千島博士その人だった。そして千島博士の基本的な思想なり哲学は、小生が敬愛する藤井尚治、西原克成といった先達のそれと重なるのだし、実験によって実証された千島博士の小腸絨毛説に、小生は心より同意するものである。このあたりについては、上掲の『血液と健康の知恵』に時間をかけて取り組むことで、読者自ら判断していただきたいと思う。小生の場合、今回の緊急入院の切っ掛けの一つが血液だったこともあり、じっくりと千島博士の著書を再読する機会を得たのは大変有難かったし、何よりも死に臨む己の姿勢を今回知りえたこと、大きな収穫だった。

また、今回の緊急入院を体験して改めて思い出したのが、数年前(2016年)に青洲(中国山東省)の飯山邸を訪れた時、飯山さんに言われた一言だった。「亀さん、六十代後半から七十代前半にかけて、必ず一度は大病を患うはずだ。今から心しておいた方が良い」と言われたことがあるが、果たしてその通りとなった。そして今回の体験で己の死生観が深まり、今までよりも自身を冷静かつ客観的に眺められるようになったと思う。

最後に今後のスケジュールだが、病院側では上記三ヶ所の骨折は特に手術を行わないとのこと。腰が元に戻ったら(骨が自然に接合したら)、今度は血液の精密検査を受けるべく、大学病院での精密検査を勧められたが、小生は受けないつもりだ。何故なら、現在小生が入院している病院の会議に時々出席しているという大学病院の先生、未だに小生が貧血を起こした原因が分からないと言っているようで、さらに血液の悪性腫瘍かもしれないとすら語っていたとのことだ。

このあたり、千島先生なら小生の貧血について、以下のように明白な回答をしてくれたはずである。

殊に貧血の場合、赤血球が少なくなるのはこれまで骨髄組織の造血作用が低下したためだと考えられているが、これは大変な誤りである。
『血液と健康の知恵』p.135


ならぱ、小生はどうするべきなのか? 千島博士は以下のように実にシンプルな解決策を残してくれていた。

消化器を健全にするためには気血動の調和(精神の安定、食物の量と質…食事の3S主義、適度の運動)以外にはない。
『血液と健康の知恵』p.119


ここで、精神の安定はストレスの名医・藤井尚治博士、食事の3S主義と適度の運動は、西原克成博士や飯山さんを彷彿とさせるものがある。ちなみに、食事の3Sとは「菜食」、「小食」、「咀嚼」を指す。つまり、玄米と菜を中心とした食事、一日一食、かつ最低でも百回ていどの咀嚼が大切ということになり、これは常々飯山さんが仰せだった食事療法でもある。

一方、血液検査に関してだが、今のところ小生は大学病院を訪れるつもりはない。何故なら、赤血球について根本的に日本の医学界は間違っているからだ。だから、小生が入院中の病院で時々会議に出席するという、大学病院の医師(教授)も原因不明と語っているとのことだ。多分、永遠に分からないだろうと思う。

それでも頑なに骨髄造血説を主張する医師に対しては、上掲書に記載されている千島博士の七つの公開質問状(『血液と健康の知恵』p.187)に答えてもらうようにするだけでよい。おそらく、満足できる回答は得られないはずだ(具体的な七つの公開質問状の内容は、専門的な内容ということもあり省略するが、それでも関心のある読者は直接p.187で確認していただきたい)。

なを、掲示板「放知技」でも千島ファンは多く、今回退院したら一度はお会いし、身体のメンテをしてもらいながら、多くを意見交換をしてみたいのが静岡県牧之原市にある、光伯堂の今村光臣先生だ。そのあたりについては、退院後に牧之原市を訪問し、先生にメンテをしていただいた後に報告したいと思う。以下は今村先生の放知技デビュー投稿だが、千島博士について言及していたのが強く印象に残る投稿であった。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/14297081/12/

【追記】
千島学説 千島喜久男博士 造血の仕組み  真実報道」と題して、故飯山さんも千島喜久男医学博士の「造血器官は小腸の絨毛」説を説いている。ちなみに、記事は2013年5月22日、飯山さんが『文殊菩薩』にアップした記事である。
関連記事
スポンサーサイト




コメント
お大事に
最近、投稿が止まっていたので気になっていましたが、まさかの入院とは!

骨折のほうは、寄る年波もあるでしょう(他人事ではない)。私も数か月前、大潮の満潮でドックに乗りあがったボートを不用意に持ち上げようとして、ズキンとやってしまい、数時間は動けない状態になりましたが、すべてこちらの友人がマッサージで治してくれました。彼女の手はゴッドハンズです。私も病院へ行けば骨折だのなんだのと言われたかもしれませんね。

また、最近ツイッターで見ている續池均さん(https://twitter.com/Kin_Tsuzuike)や、彼が主催するサロンの筋肉ロック論がオモシロイと思って見ています:
https://www.backachelab.jp/190/
https://www.backachelab.jp/201/

次に赤血球数の少ないことですが、最近、運動不足とか、塩気不足とかになってませんでした?良い食物をよく噛んで食べても、運動(歩行)で血を回して、古い赤血球を消費して新しいものに入れ替えないと、滞るそうです。

腰痛の問題がどれくらいかわかりませんが、早いところ病院からおサラバして、自分の健康は自分で造る!ペースを取り戻してください。

私が亀さんだったら、赤血球数が少ないから放っておけば死ぬなんてほざいた医者など、ケッと蹴飛ばしてやります。私も20年くらい前に胃潰瘍になり(ずっと胃痛が続いていたけど、それが胃潰瘍とは知らなかった)、日本に行ったときに胃カメラ飲んで慢性的に少量の出血を確認。そのときの女院長(心臓外科)が「あんた、ヤップなんかで放っておいたら血吐いて死ぬで」とほざかれて、ムッとしました。あとでその病院の雇われ胃腸科医師に聞くと、苦笑いしてましたけど。

人生で何度か病院や医者と付き合ったけれど、結局、彼らに自分の身体を任せる気には全くなれません。自分の健康は自分で作る!私はそれ一択です。

お大事に!
[2021/10/10 22:07] URL | suyap #sSHoJftA [ 編集 ]


お久しぶりです。マヨさん以来でございますが。十数年ぶりに舎人学校を訪れ、いまここに来ました。
一日おきの90~120分走と筋トレを一年続け、血液の数値がある程度改善した経験があります。その代わりに腎臓の数値が悪化してしまいました。そこで、太極拳の経験がありましたから、気功を始めました。気功と言っても、単なる体操でしかありませんが、腕を振るだけの動作を1時間と、30分以上の瞑想を毎日1年間続けた結果、血液の数値が劇的に改善したことがあります。ここ数年は忙しくなってしまって、ほとんどできてませんが、最近また、少しずつやり始めました。突然の訪問で、お騒がせしてすみませんでした。
[2021/10/10 23:40] URL | hanaoka #- [ 編集 ]


亀さん
こんにちは

 腰痛から小生には及びもしない赤血球に関わることになろうとは…
しかしながら、記事にされているのでかなり回復の方向にあると
おもわれ、安堵しております。
 
 医師からの宣告にも冷静でいられる…見習いたいことであります。
[2021/10/11 13:31] URL | 奥武蔵の山人 (好日奥武蔵) #- [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2021/10/11 22:23] | # [ 編集 ]


suyapさん、ご丁寧なお見舞いのメールありがとうございました。

小生が骨折した一番の原因はズバリ、運動不足だったと今にして思います。毎日散歩すれば良かったのでしょうが、連日のように十時間以上取り組まなければならない、仕事に追われていたため散歩もままならなかったのが大きかったようです。しかし、今回の入院を切っ掛けに仕事量を大幅に減らしましたので、放知技にも書いたように新しい仕事部屋の整理が終わり次第、散歩を開始するつもりです。

> 人生で何度か病院や医者と付き合ったけれど、結局、彼らに自分の身体を任せる気には全くなれません。

同感です。suyapさんや小生のような考え方は、病気に罹ったら病院に行くべしという、〝常識〟に囚われている人たちには想像の及ばない世界でしょうね。

ともあれ、今回の脊椎椎体骨折、最も背骨に負担の無い姿勢ということで、数週間にわたってベッドに横たわっていた次第ですが、自然に骨折が治癒(際接合)するのを待っていたため入院が長引いた次第。このあたりは副木をする手足の骨折とは違うところですね。病院側としては、さらに数週間入院させるつもりだったようですが、小生が10月23日の息子の結婚式には、たとえドクターストップがかかっても行くと、最初から宣言していたのが効いたようで、スンナリと〝前日〟の22日に退院できました。

しかし、油断は禁物で、また骨折して再入院ということにならないよう、ベッドに横たわっている以外の時はコルセットをするという生活を、念のため一~二ヶ月ほど続けるつもりです。

ともあれ、再来年は古希を迎える身としては、今後は暇潰しの日々を楽しんでいく所存。そして、一段落したら放知技に戻ります。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し
[2021/10/28 10:00] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


Hanaokaさん、お見舞いのメールありがとうございます!! マヨさんと精力的に意見交換をしていた当時、Hanaokaさんをはじめとする、大勢の方々と意見交換をした在りし日を思い出します。なお、小生はブログ記事以外にも「放知技」という掲示板に精力的に投稿しており、10月22日に退院して以降の挨拶を投稿しています。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/14540346/950/

十数年ぶりに拙ブログを訪問していただいたとのこと、どうか今後もよろしくお願い致します。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し
[2021/10/28 10:03] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


奥武蔵の山人さん、お見舞いのメールありがとうございました。その後の経過は掲示板「放知技」に書いた通りです。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/14540346/950/

放知技はブログ記事以外に、小生が精力的に書いている掲示板です。上記の投稿にも書きました通り、当面はバタバタしてブログ記事を書いたり、掲示板に投稿する余裕はありませんが、一段落したら以前のペースに戻りたいと思います。

> 医師からの宣告にも冷静でいられる…見習いたいことであります。

そのように思っていただけるとしたら、若い頃に私淑していた今東光や柴田錬三郎のお陰だと、今にして思います。

今後ともどうかよろしくお願いいたします。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し
[2021/10/28 10:05] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://toneri2672.blog.fc2.com/tb.php/1894-492030c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)