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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
◆舎人家紋講座17
「◆舎人家紋講座17」は、“●花のキメラ”と題する17番目の小節である。今回は、文末の「人の遺伝子と植物の遺伝子を剖判すると、氏姓鑑識に家紋(植物紋)は必須の条件となる」という行に注目していただきたい。

●花のキメラ
 アサガオ、オシロイバナ(萼)、サツキ、ツバキなどでは、花冠(かかん)の色変わりが多く間の絞(しぼ)りも多く知られている。これら双子葉類(そうしようるい)の葉では、LⅠが表皮だけを分担形成したのに対して、花弁(かべん)ではLⅠが広範囲の分担をするため、外観からもLⅠの形質の観察が分かり易い特徴を有する。数百品種もあるサツキの中には易変性白色遺伝子をもち、これが花冠形成時の細胞分裂に伴いr(白(スモールアール))→R(赤(ラージアール))へ突然変異して、花冠ところどころに赤斑(アカフ)を出現させるものが非常に多いことが知られる。この赤斑は葉に見る易変性緑色遺伝子にも通じるものであり、赤斑の大きさと位置は白→赤へ突然変異の起きた時期このとき大きい斑は花冠形成の初期であるが、その時期と位置を示し、また赤斑の数は突然変異の回数と関係してくる。まず別紙第13図を参照されたい。

13052601.gif

 絞り花(しぼりばな)の株(かぶ)は赤花の枝変わりを見せるが、もとは一回の突然変異に由来して、花冠中の赤斑一個も一回の突然変異に由来して、絞り株(しぼりかぶ)の中には花一個中に斑一個のみ出現させる種もあれば、吹き掛け絞りのように無数の赤斑を出すものもある。これより別紙第13図に基づき、絞り株に現われる花変わりを説くが、奇数番号が絞り株であり、偶数番号は絞りに底白(そこしろ)遺伝子が組み合う株の花を表現したもので、図にある偶数、奇数の表記は間違いで訂正を要する。さて模式図を詳述する。先ず茎葉の(A)は、花の(1)、(2)、(3)、(4)と、(B)は、(5)、(6)と、(C)は、(7)、(8)と、(D)は、(9)、(10)と、(E)は、(11)、(12)と同様の花を咲かせる。花のa部は、LⅠ赤、b部は、LⅡ赤、c部は、LⅠ・LⅡとも赤であるが、サツキなどツツジ類に属する草花は、これらキメラの斑以外に正常位したときは、上位の花弁中心に範囲一定の小赤点(ガイドマーク)が脈に沿って見られる。これこそツツジ類に見られる特徴の一つで、ガイドマークは観察を怠らなければ、どの花にも見られ、白い花では淡緑色の斑点が定位置に定数だけ見られる。
 奇数番号の絞り株はLⅠが絞り,LⅡが絞りの花を基本として、(1)が典型これのガイドマークはLⅡ赤の場合にのみ赤点が現われ、同図a部はLⅡ白の場合そのガイドマークは定位置にありながら不鮮明な淡緑色、同図b部はLⅡのみ赤ゆえ、定位置におけるガイドマークが赤点になり、同図c部はLⅠもLⅡも赤の場合ゆえc斑が現われる。次に(3)は(1)と同じくLⅠもLⅡも絞りの花であるが、条斑が大きく少数の場合c斑がないため敢えて示したものである。(5)はLⅠ絞り、LⅡ赤の場合であり、曉と(アカツキ)いう名の品種オオムラサキツツジを模式化したが、茎葉が(B)でガイドマークの色はLⅡの色で表現されるため、覆輪(C)のガイドマークが鮮明に出現される。曉から出現するのが(7)だから、LⅠの編成替えで茎葉は(C)のタイプに当たり、それが(D)すなわちLⅠ赤斑部の付け根から枝が出て花がつくと(9)になる。茎葉(E)は直接(5)のLⅠに赤斑が出現して、その部分の付け根に枝が出て濃い赤花(11)になると考えられている。つまり、花冠は起源層LⅠとLⅡの共同作用に生まれてガイドマークの色はLⅡの色で表現されるが、その部分はLⅠの厚さが薄いとLⅡが透け通って見える。さらに花の色と模様も起源層で決められ、LⅠ白とLⅡ白の場合は花も白そのガイドマークは不鮮明な淡緑色、またLⅠ白とLⅡ赤の場合は、覆輪ガイドマークは赤で鮮明となるが、LⅠ赤とLⅡ白の場合は赤花でガイドマークは見にくくて、LⅠ赤とLⅡ赤の場合は赤花でガイドマークは濃い赤になる。
 偶数番号においては、底白株が易変性白色遺伝子をもつ場合を指しており、(2)の場合は全体的に大同小異の花が生まれる。また底白の性質は、易変性白色遺伝子が赤色遺伝子へ変化する時点から現われ、(4)は(3)と同じく底白の絞りであるが、花はごく一部分で転化を起こし、赤斑の出現場所に底白性が見られる。LⅠ絞り、LⅡ赤の(6)は、ガイドマークがLⅡの赤の部分だけに現われる。ほか(8)(10)(12)は前記と同様ゆえ省略するが、色の違う周縁キメラや各層区分キメラの観察は、五~六月にはサツキ、七~八月はアサガオ、八~九月はオシロイバナ、一一~四月はツバキ、と年間を通じて可能である。以上、人の遺伝子と植物の遺伝子を剖判すると、氏姓鑑識に家紋(植物紋)は必須の条件となるが、もう一つ知らねばならないのが、浮遊(ふゆう)植物プランクトンの観察力である。
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