大統領選を巡って大混乱に陥っているアメリカを見て、脳裏に浮かんだのがヘミングウェイの小説、『誰がために鐘は鳴る 』("For Whom The Bell Tolls ")だった。VIDEO MetalTrump - For Whom The Bell Tolls (Metallica) 同小説の主人公ロバート・ジョーダンとトランプは、愛国心 というキーワードで繋がるのだし、これは他のトランプ陣営の人々についても云えることだろう。今回、そうしたトランプ陣営の一人、マイケル・フリン(61歳)を取り上げてみたい。 フリンと言えば、思い出すのが飯山一郎さんのフリンに関する一連のHP記事だ。フリンが去ったので「暗殺対策」が万全ではなくなった… ◆2017/02/17(金) いま,トランプの側近は,すべて反露ネオコン
リンカーンやケネディの暗殺を例に挙げるまでもなく、歴代の米大統領には暗殺がつきものであった。だから、元アメリカ陸軍中将だったフリンを、トランプが国家安全保障問題担当大統領補佐官に任命した背景に、「暗殺対策」が念頭にあったのは間違いない。しかし、日を置かずしてフリンはロシア疑惑という濡れ衣を着せられ、辞任に追い込まれたのだが、あの日のことがまるで昨日のことのように今でも蘇る。そのフリンに対して、数日前にトランプが恩赦を与えた。 四年近くもの歳月にわたり、針の筵に座する如き思いをさせられてきたフリン、普通に考えれば、恩赦を受けたことで後は平穏な余生送るのだろうと思っていた人たちが多かったに違いない。ところが、フリンは翌日、早速母国の為に立ち上がったのだった。これは、ネットテレビ「WVW-TV」が放送した、マイケル・フリンとトーマス・マキナニーへの電話インタビューの形を取った(英語)。WVW-TV Exclusive: Lt. General Michael Flynn's First Interview Since President Trump's Pardon また、上掲のフリン発言を簡素に纏めていたのが、以下の大紀元の動画だ(日本語)。VIDEO トランプ氏への「クーデター」が進行中 フリンの発言により、トランプが大統領に就任する前から、今日現在に至るまで、あらん限りの手を尽くしてDS(ディープ・ステート)が、トランプをホワイトハウスから追い出そうと試みてきたことが分かると思う。ともあれ、このような勇気ある発言を行ったフリン、愛国者の集うトランプ陣営の一人として実に相応しい。 果たして、1月20日の大統領就任式に立つのは、トランプか、将又バイデンか、当日を迎えるまでの我々は、唯唯事の成り行きを見守る他はない。 ところで、小生は掲示板「放知技」で、中川牧師の動画を紹介している。米大統領選を巡って様々な情報が錯綜している現在、頭が混乱してきた読者も少なからずいることだろう。その意味で、小生は中川牧師の動画を一通り見ることで、頭を整理することをお勧めしたいと思う。 何故なら、11月24日午前11時の段階で分かった情報を基に、(1)できる限り正確な情報を伝えるように努め、(2)各論的解説ではなく、大局的な見方を掲示する、という二点を念頭に、中川牧師は動画を配信しておられるからだ。 小生は、その中川牧師の言葉に深く共鳴した。それは、小生も中川牧師が述べている二点を念頭に、ブログ記事を執筆することを常に心がけているからだ。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/210/
その中川氏が昨日、新しい動画をアップした。VIDEO 中川牧師の書斎から#037「米大統領選の底流を読み解く」 今回、特に小生が注目したのは中川氏の以下の発言だ。 トランプが「第3の政党 」を設立する可能性があるという中川氏の発言、咄嗟に連想したのが昨日の堺のおっさんの投稿にあった、以下の結語である。トランプは共和党の制服を脱ぎ捨てる かもしれない。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17267547/253/
上掲の堺のおっさんの結語、実は中川牧師の発言と根底で繋がっているのである。このあたりについては、今後の中川牧師の動画や堺のおっさんの投稿に注目していこう。【グリコのおまけ】 11月28日現在判明した、パウエル弁護士が放ったクラーケン全体像について、 張陽氏が上手く纏めていたので本稿でも紹介しておきたい。VIDEO クラーケン(Kraken)の正体【第68回】
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