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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
分水嶺
拙稿「夜明け前」で小生は、バイデンあるいはトランプのどちらが勝利するかによって、我々はジョージ・オーウェルの著した、『1984』的世界の奴隷に墜ちるのか、それとも、民族派ジャーナリストの山浦嘉久さんが云う大維新の幕開けを迎えるのか、単なるアメリカという一国の選挙といった枠を越えて、人類の運命が決まるという分かれ道に我々は立たされている、といった旨のことを書いた。

なを、山浦嘉久さんが度々言及していた大維新については、掲示板「放知技」で幾度か言及しているが、ここで改めて大維新についての分かりやすい解説を再引用しておこう。

「ガラガラポンが訪れます。たいへんなカタストロフです。そして明治維新を小維新、終戦を中維新と言うなら、大維新と呼ぶべき事態が起こるのです」

山浦嘉久氏が生前、そう繰り返し語られていた姿が蘇った。

「そのカタストロフによって、必ず現在の経済と政治のシステムが瓦解します」

その言葉に驚くHARIに

「今の通貨が無効になってしまう様なたいへんな事になりますが、そうなると借金は
全てチャラ、借家も住民の物になっちゃいますよ」

と言って、人懐こいチャーミングな笑顔を見せてくれた山浦氏。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/17003576/790/


上掲の再引用文は、世界戦略情報誌『みち』で道友のJinmoさんが執筆した、山浦さんについての記事からだったと記憶している。

それにしても、今回の異常な大統領選も大統領選だが、一方、誰が味方で誰が敵なのか、今回の米大統領選で誰の目にも明白になったことも確かである。そのシンボリック(象徴的)な出来事こそ、11月14日の首都ワシントンで展開された、トランプ支持者による大規模なデモだったと思う。


Watch LIVE: March For Trump in Washington, D.C. All Day LIVE Coverage

ともあれ、米大統領選を巡って情報が錯綜しており、バイデンあるいはトランプのいずれが、最終的に米大統領になるのかどうかについては、現時点では何等確実なことは云えないが、それでも今から明白に予測できることは、どのような形で次期大統領が正式に決定するにせよ、その直後に全米各地で大暴動が起こるであろうということで、特にトランプが次期大統領に決まった場合、アメリカ各地で暴動が発生、アメリカは完全に二分裂化されるということだ。そして、その分裂は永遠に消えることのない傷跡として、アメリカに残ることだろう。まさに、今のアメリカは嵐の前の静けさと形容するに相応しく、新南北戦争勃発の前夜と云えよう。

こうしたアメリカ国内の情勢について、マクロの視点で語っていたのが大紀元の以下の動画であった。


【薇羽 看世間】 人類が選ぶ未来は天国か地獄か 今、一人一人の目の前に現れている分かれ道

動画が伝えようとしていることは、冒頭に書いた小生の意見同様、今回の米大統領選は単にアメリカの選挙という枠を超え、人類全体の未来が決まるというものであった。そして、米大統領の上に君臨するキリスト教の神、この神=正義が必ず最終的に勝つ、とする大紀元の断言が強く印象に残った。

ただ、八百万の神々を信じる身として、一神教のキリスト教の神を持ち出されても、しっくりしないのであり、同様の意見を猿都瑠さんも放知技で述べていた。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16711142/158/

さて、仮にトランプではなくバイデンが勝利した場合、せっかく安倍前総理が勝ち取った日本の半独立も、元の木阿弥、水泡に帰す恐れが高く、現に菅内閣の動きを見ても、以前のような従属国家に戻るだろうと予想させるに十分である。

それにしても、安倍前総理が半独立国家を勝ち取り、7年8ヶ月という長期政権を継続できたというのに、とうとう国民を目覚めさせること、安倍前総理にして叶えることは出来なかった。そのあたりについては、林千勝氏も動画で小生と似たような意見を述べていた。


特番『日本の長期低迷は戦後GHQ占領政策の完成なのか?』ゲスト:近現代史家 林千勝氏:林千勝氏対談 後半

結局、日本人を変えるには、飯山一郎さんが仰せの〝外圧〟しかなく、外圧無しには決して変わることのない日本人の民族的気質、残念ながら今後も変わることはないだろうと思う。そうであれば、どのような外圧が、どのような形で日本列島を襲うのかという、我が国の未来を予測するには、取り敢えず米大統領選の最終的な結果を見た上で、各自が予測するより他はない。

20112401.jpg  20112402.jpg

ここで、安倍前総理と林氏の関係だが、同氏は安倍元総理と面会し、二冊の自著を謹呈したとのことだ。そして、後に両書とも安倍氏が高く評価していたと、林氏は自慢げに語っていた。飯山史観を編集中の身として、特に注目したのは『近衛文麿 野望と挫折』(ワック)である。何故なら、アマゾンの商品説明欄に以下のように書いてあったからだ。

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


〝復権〟とは藤原氏の復権、すなわち、藤原氏の末裔である近衛の隠された狙いは、千年続く藤原氏の再臨にあったと、林氏は同書の中で述べていることが分かる。ここに至って、拙稿「二・二六事件と現代」で、近衛上奏文について言及したのを思い出した。

それはともかく、第一次情報に接した上で出したという林氏の結論、一読してみたくなりアマゾンを通じて同書を注文した。一読後、場合によっては拙稿「二・二六事件と現代」で紹介した、『告発 コミンテルンの戦争責任 近衛上奏文と皇道派』と比較検討し、新たな視界が開けた場合は、新ブログ記事としてアップする予定である。

19090701.jpg

ところで、昨日は三島事件から五十年ということで、ネットでは様々な記事や動画がアップされていた。その中で、小生が最も注目したのが以下の動画だった。


【頑固亭異聞】三島没後50年と米大統領選の混乱[R2/11/24]

小生は、何故に上掲の動画を興味深く思ったのか。それは、50年前に三島由紀夫が思っていた「日本」を、現在大混乱に陥っている「アメリカ」という視点から語り合っていたところにある。どのような比較になっているのかについては、各自上掲の動画で確認していただくとして、本稿では三島由紀夫と山浦嘉久さんとの交流について述べておきたい。何故なら、50年前の三島事件以降、長年にわたって三島が切腹したのは、自分の責任だと山浦さんは自責の念にかられていたからだ。以下は世界戦略情報誌『みち』に掲載された、安西ファイル・シリーズからの一部抜粋である。

●三島由紀夫は怨霊に憑依されていた
山浦先生も、憂国の情を抱き民族派右翼の思想に共鳴していた三島を高く評価し、憧憬していた。三島に直接接する機会が多く、三島も山浦先生を有能な若手として評価していたようだ。

三島が1970年に憲法改正のため自衛隊の決起(クーデター)を呼びかけたあの事件の直前のことと思われるが、あるとき山浦先生が三島と口論した際に、山浦先生が「そうなったら、腹を切るしかないじゃないですか!」と三島に詰め寄ったというエピソードを仄聞した。結局、三島は自衛隊突入を決行し、壮絶な割腹自殺を遂げた。山浦先生は自分の一言が三島に腹を切らせたのではないかと自責の念に駆られ続けていたという。しかし、三島が自決した最大の要因は、怨霊に憑依されていたことではないかと思う。

『みち』(令和2年11月15日号)p.7


「三島が自決した最大の要因は、怨霊に憑依されていたこと」という、安西さんの記述に注目していただきたい。上掲以降の安西さんの記述には、鳥肌が立つような三島と怨霊について書かれているわけだが、これ以上の公開は著作権侵害となるので、関心のある読者は『みち』で直接確認していただきたい。

ここまで来ると、改めて三島由紀夫の思想全体、殊に三島の天皇観を見直す必要があると痛切したのだし、近衛文麿、昭和天皇、三島由紀夫、さらには二二六事件の皇統派、殊に真崎甚三郎といった人物との思想的な共通性が有るのかどうか、一度確認する必要がありそうだ。その共通性とは、日本列島、その列島で誕生した日本精神霊性)だろうと、直感的に思ったのだが、果たして小生の直感が正しいのかどうか、確信に至るまでには暫く時間がかかりそうだ。

【追加情報】
はぐらめいさんが、三島に関する以下のブログ記事をアップしておられた。一読の価値あり!
三島由紀夫の死から50年
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