ブログ『文殊菩薩』の「タイで続く反政府デモ」という記事を読み、「中共と皇統断絶」と題する拙稿を書いたのを思い出した。同稿では青山繁晴氏の動画を紹介、「ここ一ヶ月にわたって見た動画で、個人的に最も衝撃を受けた動画は、青山繁晴氏の以下の動画であった」と小生は書いている。
【青山繁晴】中国共産党とタイの君主制危機と日本の皇室[桜R2/9/18]
そして、動画を見終えた小生は以下の感想を残した。
要は、日本皇統の息の根を止めるという、中共の悪魔の戦略について青山氏は語っているわけで、迂闊にも同動画を観るまでは、個人的に見落としていた、中共による悪魔の戦略の一つであった。
タイの反戦デモと我が国の皇統断絶が結びついていることを、気づかせてくれた青山氏には感謝する他はない。ともあれ、タイの反政府デモは中共版カラー革命という一面を持っており、そのあたりは上掲の青山氏の動画がすべてを物語っているので、ここでは繰り返さないが、今のタイにおける反政府デモの背後にいる、中共の最終的な狙いが我が国の皇統廃絶であることを知った時、流石は武経七書(『孫子』・『呉子』・『尉繚子』・『六韜』・『三略』・『司馬法』・『李衛公問対』)を生んだ国だけのことはあると、舌を巻いたものである。
ここで、國體こそが日本を日本たらしめるものであり、扇子の「要」に相当することを強調しておきたい。つまり、仮に中共に日本という扇子の要を外されてしまったら、最早日本は日本でなくなってしまうということになる。以下に扇子のイラストを示しておくが、仲骨の一本一本が、一人一人の日本国民とすれば、その仲骨を一つにしているものこそ、要、すなわち國體に他ならないのである。

よって、國體という扇子の要を外されてしまうということは、日本列島が中国領土の一部になることを意味しており、だからこそ日本を憂える日本人は中共の真の狙いを知り、それりなりに中国と接していくことが肝心ということになる。
その意味で、男系の皇統承継への思い入れが強い青山繁晴氏が、女系天皇容認派の河野太郎氏に対して、批判的な姿勢を見せているのも分かろうというものだ。小生も青山氏同様、拙稿「河野太郎の天皇観」で河野氏を批判、以下の青山氏の動画を紹介した。
【ぼくらの国会・第19回】ニュースの尻尾「河野大臣の女系天皇容認」
- 関連記事
-
スポンサーサイト
|