前稿「世界権力と大統領選」で、小生は以下のように書いた。
ところで、「重たい掲示板」で副島隆彦氏が、「 [2649]米大統領選挙の終盤で、トランプが負ける、と騒ぐ馬鹿たちが湧いて来た。」を投稿、以下のように書いていたが、出鱈目もいいところである。
「キッシンジャーが、ドナルド、うちに来てくれ」と言って、トランプが、会いに行った。そして、キッシンジャーが、“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラーのコトバを、伝えた。「ヒラリーとビルの思い通りにさせない。こいつらは、私が死ぬのを待っている。私から権力を相続する気だ。このふたりは、すぐに戦争(第3次世界大戦)を始める。ヘンリー、お前が、食い止めろ。だから、トランプに大統領をやらせる、と伝えてくれ」と言った。これで、決まったのだ。
「“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラー」と書いた副島氏に対して、「デイヴィッド・ロックフェラーは、“世界皇帝”ではない。」と小生は斬り捨てている。
今回はもう一点、致命的な副島氏の間違いを指摘しておこう。上掲の副島氏の文章を読んだ読者は、デイヴィッド・ロックフェラーがトランプを大統領に指名した、すなわち、トランプはロックフェラーの僕だと受け止めた読者がいたと思うが、明らかな間違い。トランプの実の支援者は、ロックフェラーではなくロスチャイルドだ。
トランプが大統領に当選した直後から、ロスチャイルドとトランプの関係を正確に把握していたのは、世界戦略情報誌『みち』に「安西ファイル」を連載していた安西正鷹さんである。そのあたりを物語る安西ファイルの一部を、小生は拙稿「クシュナーの正体」でも紹介している。
この安西ファイルだが、以下の野崎晃市博士の記事にもあるように、「我々と『みち』の北朝鮮に関する情報は日本はおろか世界的に見てもユニークでかつ正確な分析だ」と、飯山さんが安西ファイルを高く評価していた点も強調しておこう。
 飯山一郎先生の最終講義(7)
ともあれ、今回の大統領選は、トランプのロスチャイルドvs.バイデンのロックフェラーという、〝代理戦争〟の一面がある。そして、以下の動画を見れば、安西さんや飯山さん同様、林千勝氏もトランプとロスチャイルドの関係を、正確に見抜いていることが分かるはずだ。
日本のマスコミでは決して語られないアメリカ大統領選挙の真相 [三橋TV第306回] 三橋貴明・林千勝・高家望愛
■カマラ・ハリス さて、前稿「世界権力と大統領選」同様、今回も大統領選に絡んだ個別テーマを取り上げてみたい。
最初は、民主党の副大領候補カマラ・ハリス女史についてである。どうして同女史を取り上げるのかといえば、民主党がバイデンを大統領候補に推した裏に、バイデンの次はハリスを大統領にという、民主党の魂胆が見え隠れするからだ。そのあたりを理解していただく意味で、 共和党系の一般社団法人JCUが作成した、ハリスについての二本の動画を以下に紹介しておこう。
【アメリカ大統領選2020】 ペンス副大統領 ハリス氏を圧倒!!
アメリカの大手メディアはハリス女史の勝ちとしているが、実際の勝利者はペンス副大統領であることが良く分かる動画だ。そして、ハリスの正体を見事に炙り出していたのが以下の動画である。
アメリカ人に聞く!極左カマラ・ハリス氏の正体を暴く!! 【JCUインサイト 第40回】
■世論調査 次に、大手メディアが発表する世論調査、各方面でいろいろと問題視されている。たとえば、前回の大統領選で調査会社の多くが、ヒラリー当選を予測していたという具合にである。ところが、トランプの当選を見事に当てた調査会社があった。何故、正確にトランプの当選を予測し得たのか、そのあたりに関心のある読者は以下の動画を見るといいだろう。
【速報】大統領選アメリカ世論調査速報&解説!トランプvsバイデン/ケント・ギルバート
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