fc2ブログ
プロフィール

亀さん

Author:亀さん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

kamesan

人生は冥土までの暇潰し

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
表現の自由
チャンネル桜で水島総社長が司会を務める、三時間超の討論会が時々アップされる。普段は仕事に追われていることもあり、テーマに沿ってパネリスト全員が個人的な意見を一通り述べる、最初の一時間のみを聞くだけというのが専らだったが、昨日「世界権力と大統領選」をアップしたこともあり、神計らいを感じたので初めて同討論会を最後まで観てみた。

パネリストの全員がトランプの勝利を期待し、かつトランプの当選を確信していたのは印象深かったものの、情報面では特に目新しいものはなかった。だが、個人的に印象に残ったのが二人のアメリカ人、そして在独日本人による、言論の自由に関する現地報告で、実に興味深いものがあった。


【討論】米大統領選後の世界は?[桜R2/10/24]

最初に、大統領選を控えたアメリカの言論の自由に関する現地報告だが。最近はネットのニュース等で、「トランプを支持している」と、人前で語ることすら憚れるという空気が支配的であることは知っていたが、パネリストの二人のアメリカ人の実体験を耳にして、事態は思っていた以上に深刻で、まさに今のアメリカは南北戦争前夜の状況下にあることを知った。特に、「共和党を支持している親戚は、反トランプの連中による襲撃に備え、弾丸を買い足した」という報告には衝撃を受けた。

一方、在独の作家、川口・マーン・惠美女史の語るところによれば、今のドイツは武漢ウイルスで大混乱に陥っているとのこと。昨今の新聞の一面は海外のニュースをそっちのけで、専ら国内のコロナ問題で埋め尽くされていると語るのであった。昨日の産経新聞の記事、「スペイン再び非常事態宣言、ほぼ全州で夜間外出禁止」を思い出した。

ところで、今回初めてチャンネル桜の討論会を最後まで見たのは、先日の拙稿「武士の時代 04」で取り上げた、グローバリズムvs.ナショナリストが、同討論会で話題に出た言論の自由の話と相通じるものを見たからだ。

それは、あいちトリエンナーレについて、司会を務めた水島氏が言及した時である。例の昭和天皇の御眞影を焼いて足で踏みつけるという映像、これについて水島氏は、相手への侮辱、人格を貶めてまですることが、果たして真の芸術と呼べるのか、表現の自由と云えるのかと、憤りを水島氏は見せていたが、それに呼応するかのように、評論家であり、人権活動家でもある三浦小太郎氏も、「表現の自由、言論の自由は、常識・品位を持っていることが大前提であり、それが無いのであれば真の言論の自由とは言えない」と語っていたが、同感である。

さらに三浦氏は、生徒を相手にムハンマドの風刺画を教材として用いた、フランスの教師が首を切断されて殺害された事件について、「誤解を恐れずに言えば、100%殺人者が悪いとは言い切れない」と、勇気ある発言を行っていたが、信仰の自由という大前提に立脚すれば、小生も三浦氏の意見に同意するものである。

つまり、信仰の自由の延長線に、異文化を背負う人たちの自分とは異なる宗教、言語、文化、伝統を尊重する姿勢が欠落した言論の自由なんぞ、言論の自由の名に値しないのだ。だから、あいちトリエンナーレの件もそうだが、討論会で話題になったアメリカの大手メディアの常軌を逸する報道、例えば「トランプ、死ね」といった暴言は、人道に悖るものだし、決して許される報道ではない。こうしたアメリカの大手メディアの暴言を耳にして、東日本大震災で大勢の同胞が人柱となった時、「万歳、神罰だ」と、大喜びしていた隣国の一部の連中を思い出した。

それから、最近の記事「武士の時代 05」で取り上げた、三橋貴明氏の以下の表・・・。

20102602.jpg

これは、経済の観点からグローバリズムvs.ナショナリズムを説いた表だが、赤線を引いた「文化的vs.野蛮的」、言論の自由あるいは信仰の自由に通じるものがあるのにお気づきだろう。そして、三橋氏は明らかに、経済面におけるナショナリストであることが分かるのだし、それが根底にあるが故に同氏の経済論に小生は同感できるのだ。

チャンネル桜の討論会でも最後に、パネリストの一人一人が感想を語っていたが、一番印象に残ったのがモーガン氏のコメントであった。モーガン氏は日本は良い国と誉め称え、その理由として、日本には伝統・文化があるからと言うのであった。それ故に、日本は人を大切にする国だと。

小生は、拙稿「貴族の時代 03」で以下のように書いた。

コロナ騒動が勃発してからというもの、小生は奇妙な感覚に陥っている。それを一言でいうなら、シンクロニシティ…。

つまり、「日本列島」、「天皇」、「日本人」についての見方・考え方で、互いに共鳴(シンクロニシティ)できる人たちが、意外と周囲に多いことに気づいたのだ。今回は、そうしたシンクロニシティを感じた人たち数名に登場していただこう。


20102601.jpg

三橋氏、三浦氏、モーガン氏も間違いなく、シンクロニシティを感じさせてくれる人たちである。
関連記事
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://toneri2672.blog.fc2.com/tb.php/1823-25d3278e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)