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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
金正恩の影武者
ブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士が、実に興味深い記事を書いた。
金正恩の声を分析せよ

野崎博士が上掲の記事を書いたのは、北朝鮮労働党創建75周年の記念式典に登場した金正恩の声が、「以前のスピーチで聞いた金正恩の声は、低くかすれた太いダミ声であったが、今回の金正恩の声はやや高くきれいに聞こえる」と思ったからのようだ。そこで、「音声を声紋認識にかければ、本物なのか影武者なのかはっきりする」と野崎博士は主張しているわけだ。

堺のおっさんの場合、掲示板「放知技」の本スレ(970)で、「私は本物だと思うんですがね」と書いている。そして、小生も〝多分〟本物の金正恩だと思う。そう思う理由の幾つかを本稿で挙げておくとこにするが、その前に、影武者とは何か、影武者の存在理由といった点について、少しだけ言及しておきたいと思う。

■影武者観
最初に、拙稿「次代プーチン」で、小生は故飯山一郎さんの影武者観を紹介したことがある。

超高額な骨董品や見術品の真贋判定も,影武者判定も…,じつは,
政治哲学的かつ論理学的な問題,それも著しく深遠な問題なのです.
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/15817120/762/


実は小生の影武者観も、飯山さんのそれに近い。だから、上掲の飯山さんの放知技への投稿を再読すれば、小生の影武者観も大凡分かっていただけるはずだ。

■セレモニー
では、本題に入ろう。上掲の投稿で飯山さんは、セレモニーと影武者について以下のように書いている。

伊勢志摩のサミットも,杭州のG20も,長門市での日露首脳会談も,じつは,
仰々しいだけのセレモニーにすぎないのです.
こんなところに↑↑本物のプーチンは現れた試しは過去にもありません.


この伝でいけば、北朝鮮労働党創建75周年の記念式典も、セレモニーの一形態なのだから、同記念式典に登場した〝金正恩〟が、影武者であっても何等可笑しくはないと一応は云えそうだ。

しかし、ここで思い出すべきは4月15日の太陽節で、太陽宮殿参拝を金正恩が欠席したことは記憶に新しい。何故に、金正恩は太陽宮殿参拝というセレモニーを初めて欠席したのか・・・。

ここで、拙稿「平壌総合病院」を思い出していただきたい。小生は同稿で以下のように書いた。

金正恩の祖父(金日成)、そして父(金正日)の立像が並び立つ万寿台、それから河を挟んだ対岸に在る、建国精神の象徴とも云える朝鮮労働党創建記念塔、その二地点の間は今まで聖地とされてきた。ところが、何故か金正恩は、その聖地に大病院を建設する決意をしたのである・・・。


どうして金正恩は、〝聖地〟に大病院を建てる決意をしたのか、そのあたりの背景は上掲稿に書いたので繰り返さないが、金正恩個人の立場(視座)からすれば太陽節は、祖父(金日成)と父(金正日)が対象という、〝私的なセレモニー〟に過ぎないことに思いを致すべきで、一方、今回の北朝鮮労働党創建75周年の記念式典の場合、単なるセレモニーではなく、北朝鮮人民の士気を鼓舞するという意味で、あの場ではやはり、本物の金正恩でなければならなかった。よって、「セレモニーに登場するのは影武者」という、本物か影武者かを見分ける物差しの一つを、ここでは取り敢えず脇に置いて、〝多分〟本物だろうということにしておこう。

■顔
次に、金正恩の顔の特徴。プーチンの影武者説に関する記事や動画を、かつて小生は数多く観てきた。顔の特徴を根拠に、影武者説を唱える幾本かの動画の中から、この機会に一本だけ以下に紹介しておこう。


肥料工場を視察した金正恩は身代わり、金正恩氏の身代わりは少なくとも3人、トランプ氏まで身代わりにやられた。真偽金正恩氏はこのようにすれば確認できる。

作者は李真実氏という元中国共産党幹部で、2008年に日本に帰化した人物である。同氏の動画は大分前から注目していたのだが、元中共幹部ということもあり、やや距離を置いて同氏の動画を鑑賞してきた。しかし、最近に至って同氏の動画に、真実味が籠められていると思うに至っている。たとえば、「日本が中国との関係を切り離せば中国はどこまで困るのか?」と題する動画を同氏は公開しているが、かつてネジ一筋に生きてきた日本人の職人さんから、ネジの奥深さを教示してもらった身なので、ネジ同様にボルトも日本の職人の手によって、初めて絶対の安心感を持てるモノになることを知っている。ここで、たかがネジやボルトなどと言うなかれ。ネジやボルトの品質次第で、大事故に繋がるかかどうかの分かれ道になるのだ。

大分横道にそれてしまったので、話を影武者に戻す。

20101201.jpg

20101203.jpg

李真実氏が数ヶ月前、一日かけて調べたという金正恩の影武者についての動画は、小生も過去において様々な記事や動画で確認してきた、動画や記事を彷彿とさせるものだった。だから、特に初めて知ったという情報は無かったものの、顔の特徴から本物と影武者を見分ける方法を要領よく纏めており、大いにヒントになり得る動画だと思っている。そして、李真実氏は同動画で、肥料工場の式典に出席した〝金正恩〟は影武者だと結論づけているが、小生もその通りだと思う。

20101202.jpg
トランプと、顳顬(こめかみ)に黒子がある金正恩の影武者

20101204.jpg
北朝鮮労働党創建75周年の記念式典に登場した、(亀さん追記:顳顬に黒子が無いので多分本物の)金正恩。
平壌で軍事パレード 朝鮮労働党創建75周年


■歯
冒頭の記事で、野崎博士は金正恩の声紋分析をせよと主張していたが、過日の名古屋一郎会に出席した参加者はご記憶のように、金正恩の歯並び、顎、声等から本物かどうかを見分けることができるはずで、このあたりはプロの歯科&音楽ウォッチャーさんの意見が欲しいところだ。ウォッチャーさん独特の観察眼で、記念式典に登場した金正恩は本物なのか、あるいはそうではないのか、次稿あたりで持論を展開していただければ有り難い(金正恩の肉声は、本稿最後の【追加】参照)。

■本物同士
最後に、拙稿「プーチンと金正恩」でも紹介した、プーチンと金正恩の本物同士の写真・・・

19042601.jpg

プーチンも金正恩もお互いに影武者を擁する身、故に影武者について熟知している者同士であることから、あの時ばかりは影武者で事を済ませるわけにはいかなかったと思う。そして、スプートニク紙が「正恩氏はトランプ氏とさえこれほど緊張しなかった」という表題を採用していたが、トランプの時は影武者だったがプーチンの時は本物だったと、暗に仄めかしているような表題である。

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