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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
平壌総合病院
思うところがあって、北朝鮮が建設中の平壌総合病院について、情報収集・分析を進めていた。その理由は現時点における、金正恩の「統治力」・「軍掌握」・「健康」等の再確認にあった。

最初に、過去のブログ記事で幾度か書いてきたことだが、小生の金正恩観は以下の故飯山一郎さんのHP記事、あるいは書籍を基(ベース)にしている。殊に書籍の場合、小生は両書に直接関わってきたのは、過去のブログ記事に書いてきたとおりだ。つまり、飯山さんの金正恩観とは十年以上にわたり、直接・間接的にお付き合いをしてきたということになる。

・HP記事
金王朝の“深い謎”
ビビンバ!北朝鮮!

・書籍
『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)

畏友・サムライ氏(※亀さんの旧ハンドル名)などは、「月刊日本」の大物・山浦嘉久氏の名前まで持ち出して、「ジラさないで早く結論を言ってくれ~」と圧力をかけてきます。

分かりました!! では、金正恩の母親は誰なのか? 証拠を上げて説明します!

p.177

『金正恩が統一朝鮮王になる!!』(星雲社)
「飯山史観を後生に遺す」p.143~154

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では、平壌中央病院の建設について、5W1Hを使って考察してみよう。

■Why・・・武漢ウイルス

■Where・・・平壌の聖地

■Who・・・金正恩

■When・・・党創建75周年(2020年10月)

■What・・・統一朝鮮王と東アジア盟主

■How・・・建設部隊の投入


上掲の5W1Hの中から、「■What」と「■Where」を中心に、簡単な解説を試みてみよう。

■What・・・統一朝鮮王と東アジア盟主
飯山一郎・野崎晃市共著、『金正恩が統一朝鮮王になる!!』という書名が如実に示しているように、金正恩の大戦略(グランドストラテジー)は、第一段階として統一朝鮮王になること。第二段階として東アジアの盟主になることだ。ただし、後述するように必ずしもスムーズにいっているわけではなく、今の北朝鮮はコロナ禍を引き金とする、世界大転換期というビッグウェーブ(荒波)に翻弄されているが、それでも小生は、必ずや金正恩が荒波を乗り越えるだろうと思っている。このあたりは、上掲の飯山さんのHP記事や書籍に目を通した、読者には説明不要だろう。金正恩はそれだけの大器の持ち主なのだ。だから、上述した平壌中央病院建設の狙いも、金正恩の肚にある大戦略の一環として捉えることが肝心である。

■Where・・・平壌の聖地
平壌中央病院建設の背景を推測するにあたり、小生が最も理解に苦しんだのは、何故に金正恩は平壌の聖地を建設地に選んだのか、という点である。最初に、以下の動画を観て戴きたい。


《あなたの知らない北朝鮮》金委員長がタブーを破った?病院建設地を巡る「北のミステリー」

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つまり、金正恩の祖父(金日成)、そして父(金正日)の立像が並び立つ万寿台、それから河を挟んだ対岸に在る、建国精神の象徴とも云える朝鮮労働党創建記念塔、その二地点の間は今まで聖地とされてきた。ところが、何故か金正恩は、その聖地に大病院を建設する決意をしたのである・・・。

何故なのか、と小生は暫く考えていた。

その時、小生の脳裏に浮かんだのが、「予は、生まれながらの将軍である」と宣言した、徳川家光三代将軍だった。家光の父は徳川秀忠、そして母は継室の江(浅井長政の三女で、母は織田信秀の娘・市)である。

これを金一族に当て嵌めると、何処の馬の骨か素性の知れぬ金日成(家康)から金正日(秀忠)が生まれ、その正日と継室の横田めぐみさんとの間で金正恩(家光)が誕生した。つまり、金正恩は生まれながらの将軍であり、金王朝(徳川家)永続のため、祖父と父の成し遂げた建国の土台の上に立ち、生まれながらの将軍として、金王朝の永続に邁進する決意を示した証の一つが、平壌中央病院の建設ということになり、統一朝鮮王に向けた道程の第一歩ということになろう。

故に、金正恩は統一朝鮮王を目指し、建設部隊(近衛英雄旅団と8建設局)を投入、人民大衆第一主義(武漢ウイルス対策)を強調の上、党創建75周年まで聖地に病院を完成させることを表明したと云えよう。

【マスコミ寸評01】
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金正恩氏、病院着工式に出席

金正恩は3月17日、平壌中央病院の着工式に出席している。しかし、3月17日と云えば、拙稿「金正恩死亡?」にも書いたように、金正恩の生死(健康問題)についての噂が流れ始めていた頃であり、そのあたりは一ヶ月後に産経新聞が、「金正恩重体か」という速報を流していたことからも分かるように、金正恩の生死を巡って世界中が騒ぎ出した時期と一致する。

下掲の表は同記事に転載した西村金一氏が作成したもので、そこには3月17日に金正恩が着工式に出席したことを書いていない。上掲のブログ記事執筆にあたり、小生は他の記事や動画でも確認しているが、3月17日のことを言及していた記事や動画は皆無であったと記憶している。何故、北朝鮮ウォッチャーといわれる識者らが、揃いも揃って3月17日を〝見逃していた〟のか、不思議でならないのだが、もし分かっていたら、金正恩の生死を巡って、あれほどの大騒ぎには至らなかったかもしれない。

これから得られる教訓は、大手マスコミの記事や動画は、決して鵜呑みにしてはならず、一歩立ち止まって真偽のほどを確かめるべきということだ。

それにしても、3月17日の件は単なる識者らの見落としなのか、あるいは故意に見落としたのかは、意見の分かれるところかもしれないが、北朝鮮ウォッチャー全員が見逃していたというのは不自然であり、何等かの意図が働いたものと小生は睨んでいる。

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【マスコミ寸評02】

上掲の共同通信(西日本新聞)発の記事にもあるように、平壌中央病院の着工式の演説で金正恩は、「人民大衆第一主義」を強調したという。しかし、この発言が建前(リップサービス)であることは、説明するまでもないだろう(国会での「国民の皆様の為」という言葉を思い出して戴きたい)。ここで、以下の動画を観て戴きたい。


【時事相論】「愛の不時着」の遥か彼方にある北朝鮮(朴斗鎮さんを招いて

動画の内容は「愛の不時着」という、韓国で人気を博したドラマについての話なのだが、そのドラマが現実離れしており、北朝鮮の現実を無視していることから鑑賞するに値しないと、動画の二人の論者( 朴斗鎮・ 李相哲)が語り合っているのだが、小生もその通りだと思う。たとえば、韓国からの観光客が禁止区となっている川岸を散策していたところ、北朝鮮の軍兵に銃殺されたという話は記憶に新しいところだ。このように厳しい監視の目が光っており、場合によっては死も覚悟しなければならないのが今の北朝鮮だ。

また、一昔前の北朝鮮を知る人たちの中には、今の北朝鮮は昔ほど厳しくない、と云っている者がいるとのことだが、とんでもないことである。昔以上に訪問者に対して厳しい監視の目を光らせているのだ。何故に今の北朝鮮で監視の目が、以前より厳しくなくなったと感じるのかと云えば、それはデジタル技術の発達によるものだ。たとえば、監視カメラが至るところに設置されている、中国の現実を思い出していただきたい。

たとえ周囲に監視カメラが無いからといって、気を抜いて川辺を散歩しながら、旅行の同行者と何気なくお喋りする時も注意が必要だ。上掲の動画でも言及していることだが、同行者とお喋りしながら、暢気に同行者と川辺を歩いていると、向こうから一人の老婆がやってきたとする。そして、そのまま何事もなかったかのように擦れ違う・・・。一人の老婆だし、何てことはないように思うかもしれない。ところが、その老婆は監視員なのだ。二人の旅行者と擦れ違う瞬間、耳に飛び込んでくる言葉に老婆は全神経を集中している・・・。もし、その時に北朝鮮の体制について、批判めいたことを口に出していようものなら、老婆の耳が確実に捕らえ、上層部に即密告されると思って間違いない。

また、兄の金正男、叔父の張成沢をはじめ、大勢の政府関係者や軍人を処刑した国であることも忘れてはならないのだし、人民についても、1995年夏の大水害をきっかけとして饑饉が深刻化、1998年末までに30万人から300万人が、餓死したという噂が流れているが、どうも今年はそれ以来の大飢饉になりそうな気配である。

このように書くと、いかにも金正恩は人命を軽視する独裁者、あるいは冷酷無慚な指導者というイメージが定着しかねないのだが、金王朝樹立という大戦略を成就させる上で、こうした犠牲は避けて通れないと小生は思っている。テレビに登場する水戸黄門のような好々爺では、決して北朝鮮の指導者は務まらないのだ。このあたりは、拙稿「コベントリーの悲劇再び?」を再読願いたい。

最後に、近未来において南北統一を実現した暁には、民主主義を建前とする近隣諸国と、どのように金正恩は向き合うのだろうか・・・。目の黒いうちに、確かめたいという思いが強い。

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「愛の不時着」

【マスコミ寸評03】

急激な陰りを見せる金正恩の統治力 ~ 金正恩・与正体制も機能せず ~

コロナ禍によって、世界は大転換期の真っ只中にある今、金正恩が「統治力」に陰りを見せているとのことだが、これは何も金正恩に限ったことではなく、プーチン、トランプ、習近平、安倍晋三、文在寅らも同様である。

『揺れる北朝鮮 金正恩のゆくえ』、『朝鮮総連―その虚像と実像』、『金正恩―恐怖と不条理の統治構造―』、『北朝鮮その世襲的個人崇拝思想―キム・イルソン主体思想の歴史と真実』といった本を著した朴斗鎮氏、名の通った北朝鮮ウォッチャーであり、それなりの実績を残してきたとは思うが、残念なことに金正恩の出自、あるいは大戦略(統一朝鮮王)といったことについては、考えが及んでいないようだ。これは上記の【マスコミ寸評02】で、朴斗鎮氏とドラマ「愛の不時着」について語り合った、李相哲氏についても同様なことが云えよう。
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