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人生は冥土までの暇潰し

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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
日本のガン02
今回の記事だが、放知技の読者(特に本スレ)で、メスペサド理論について十分に理解している読者であれば、以下は拙記事は読む必要はないので、読み飛ばしていただいて結構だ。しかし、「メスペサド理論? 何それ?」という読者であれば、以下は必読である。

最初に、題名もズバリ、「メスペサド理論」を書いた後、続けて「メスペサド理論(1)」も書いているが、小生は同稿でmespesadoさんの放知技への投稿を紹介している。

 「国家がオカネを支払わなければならない場面で支払うことが不可能になった場合」

 もしもこの国家が日本のように通貨発行権を持っていて、しかも支払うべきオカネがこの自国通貨建てだったらどうでしょう?

 その場合は、支払うべきお金は自分でオカネを刷って渡せばいいのですから、「支払うことが不可能になる」ということはありえません。当たり前のことです。

 また、もし支払いが外貨建てであっても、国家の生産力が高ければ、自国通貨を刷って、それを為替で相手の通貨に交換する場合も為替が安定するのでちゃんと支払うことができます。

http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16340424/312/


多分、放知技の読者以外で、上記のmespesadoさんの言葉にピンと来る読者は殆どいないと思う。ここで、メスペサド理論を極めたい、理解したいという読者がおられたら、以下のビデオまたは小冊の入手をお勧めする。その上で、ビデオをじっくりと鑑賞するなり、眼光紙背に徹して小冊に取り組んで欲しい。なお、同ビデオと小冊の入手方法は、はぐらめいさんの投稿を参照のこと。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16639517/47/

では、本題に入ろう。

ここ数日、給付金に絡めた国債というテーマで、数多くのネット記事を読んだり動画を観たりしてきた。しかし、国債の本質を理解している記事や投稿は、ほぼ皆無なのには驚いたものだ。よって、今回はそうした例を幾つか挙げておこう。最初は、世界戦略情報誌『みち』の最新号(令和2年6月15日)号の「巻頭言」から…。

巻頭言を書いた天童竺丸さん、「日本の国債発行とビザンチン帝国の官位販売」と題する、我が国の国債についての記事を書いているのだが、「天童さん、どうしたの?」と思うほど、あまりにもピント外れの記事であった。たとえば…

武漢禍で青息吐息の日本人や日本経済にそんな余力があるだろうか? 誰も買ってくれなければ、日銀が買って当面の辻褄だけは合わせることになっているのだが、いずれそのツケは日本国民に重くのしかかってくる。


そして、天童さんは東ローマ(ビザンチン)帝国を引き合いに、日本の〝借金〟について以下のように心配しているwww

元々不足していた国家財政を補うためだったが、ついにはその俸禄を支払えなくなり、官位を廃止する暴挙に出て、ビザンチンは滅んだのだ。日本はいつまで保つか?


上掲の巻頭言を読み、小生は唖然としてしまった…。

天童さん本人が覚えているかどうかは分からないが、数年前のまほろば会で天童さんから、「遠慮なく『みち』批判してくれても構わない」、という言質をとっている上、ここ十年以上にわたって毎年定期購料を払い続けている身として、ここは〝遠慮〟なく言わせていただく。

一年ほど前、天童さんを野崎晃市博士に池袋で引き合わせた時、mespesadoさんが東北一郎会(南陽市)で行った講演の黄色い小冊を、小生は天童さんに一冊謹呈しているが、同小冊に目を通してないのが一目瞭然である。もし、小冊に目を通していれば、上掲のような記事内容にはならなかったはずだ。

日本はいつまで保つか?」と心配する天童さんに、愚生、以下のように言っておこう。

天童さん、まったく心配には及びません。国債を発行しても、日本びくともしません!


尤も、かく言う小生もメスペサド理論を知る以前は、天童さんと同様な国債観だったので、あまり大きなことは言えないのだが…

次に、最近小生が取り上げることの多い、武田邦彦氏の以下の動画…


【武田邦彦】絶対にテレビでは言えない 奴らの無言の言論統制があるのです

武田氏の場合、国債は国民の借金ではなく国の借金であるとする点、大いに評価したい。一方、コロナ禍が治まったら、〝政府〟は復興税とかいった名目で、国民から税金を取り立てようとしていると、武田氏は思いこんでいるのは残念な思いをした。「政府はけしからん」と武田氏は憤っているのだが、憤るべき相手を武田氏は間違えている。真に怒りを向ける対象先は政府ではなく、日本最大のガンである財務省だ。

では、何故に国債は国民の借金などと、財務省は平気で嘘八百を並べ立てているのか? そのあたりは、拙稿「日本のガン」に書いたので再読していただきたい。

ともあれ、武田氏は財務省のことを上掲動画で、「悪徳団体」と斬り捨てているが、悪徳団体どころか日本を亡国に導こうとしているのが財務省なのであり、こんな組織は一刻も早く取り潰すべきだとすら小生は思っている。それが日本が今後も生き延びていく上で、唯一の残された道と云えよう。その意味て、官邸(武田氏の言葉を借りれば政府)にとっても、財務省は〝〟であるという視座が、今の武田氏に求められよう。ちなみに、テレビや新聞に登場し、財務省を持ち上げている経済評論家について武田氏は述べていたが、小生も同感である(詳しくは上掲の動画を参照のこと)。

最後に、元財務官僚OBの高橋洋一氏に御登場願おう。最近の高橋氏は以下のような記事を書いた。
コロナ国難でも「減税に絶対反対」財務省の「ポチ」の提言がヒドすぎる

元OBだけあって、実に鋭く財務省の正体を見抜いていることは評価できると思う。特に、最終節の「財政健全化は命より大事なのか」は、本当に優れている。

仮にコロナショックでGDPの3~4割が失われ、何ら有効需要創出がされないと、失業率は4%程度、失業者は250万人程度、自殺者は1万人程度、それぞれ増加する。

そうしたときに、社会保障を口実として消費減税に反対するのは、人の死よりも財政健全化を選ぶのかと疑ってしまうほど、酷い話である。財務省は、東日本大震災後の復興増税のようなことを目論んでいるとも言われるが、財務省シンパの提言はそれを想起させる。


ただ、高橋氏の記事にも問題がないというわけではない。たとえば、以下の高橋氏の文章…

先週の本コラムでは、補正予算の財源が「血税」というのは間違いであると指摘した。これを、あるマスコミの人に言ったら、「財源が『血税』だからバラマキに怒るという、いつものマスコミのパターンが否定されて困る」ということだった。

「それはウソをついて煽っているということではないか」と筆者が言うと、「マスコミの読者・視聴者の認識はその程度なので、仕方がない」と開き直っていた。なお、「血税」はもともと「徴兵」を意味することを、マスコミに勤める人たちはご存じだろうか。もっといろいろと勉強したほうがいい


高橋氏は、テレビや新聞に登場する経済評論家らに、「もっと勉強をしろ」とお門違いのことを言っている。実は連中の場合、武田氏も上掲の動画で語っているように、頭がいいだけに本当のこと、すなわち国債は国の借金であって、決して国民の借金ではないことを百も承知なのだ。それなのに、連中は日本最大のガンである、財務省の方にばかりに向いていて、決して国民の方に振り向こうとはしないのである。つまり、自分たちさえ良ければ(保身できれば)、国民が死のうがどうしようが関係ない、とすら思っている連中だ。そうした連中の国賊行為をこそ、高橋氏は弾劾すべきなのだが、もしかしたら、このあたりについては高橋氏も、すでに気がついているのではと小生は思っている。やはり、高橋氏もマスコミに記事を書くなどして、己れの生計を立てている以上、本当のことが言えない立場にあるのかもしれない。

かくなる上は、渡邉正次郎氏といった熱血漢(国士)に、我々は期待するしかない。

財務省が妨害すると龍神・渡邉正次郎が乗り込むぞ!
自公ならやれる全国民救済案

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