へっぴりごしさんの最近の記事は、日本の韓国に対する〝輸出規制〟を巡るものが多い。その中で、韓国の一連の反応を簡素にまとめていたのが、へっぴりごしさんが紹介していた以下のツイートである。 ここで、韓国の反応が〝異常〟であること再確認する上で、政府の執った〝輸出規制〟を正確に捉えておく必要がある。そのあたりを、iRONNAが上手くまとめていた。
(1)韓国への輸出管理問題 「優遇」措置を信頼欠如に伴い、並の扱いに戻しただけ。貿易自由化に逆行する「規制」でも、禁輸でも政治的報復でもない。国内の事務的手続きでしかない。国際的な政策レジームから見ても、韓国との交渉事案ではない。
(2)旧徴用工問題などへの対応 正確には、「旧朝鮮半島出身の労働者」と表記すべき話。この問題は、日韓請求権協定を韓国側が一方的に裏切る国際法違反。韓国政府に対する強い異議表明は妥当である。また、韓国側の日本からの提案「無視」が招く事態(日本企業への損失)については、対抗措置の実施秒読み段階にある。
今後において政府が執るであろう措置として、韓国をホワイト国から除外する措置は確定的だが、その後は、LC(信用状)の保証停止、MLCC(積層セラミックコンデンサ)の供給停止といったことも想定し得る。しかし、一番韓国が恐れているのが、やはり金融庁によるカントリーリスクの引き上げだろう。そのあたりを詳細に解説していたのが以下の動画だ。
K国への影響は信用状保証停止以上!?かの国と日本金融の深すぎる関係とは?
日本政府の執る措置が何処まで行く着くのか、今のところ予断を許さないにせよ、ここで大切なのは、掲示板「放知技」で堺のおっさんが述べていた以下の言葉である。
金正恩の動きは、属国化を許さない戦略。
覇権争いの世界では、戦争・紛争・貧困化は解決できない。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16851868/42/
この堺のおっさんの言葉の背意味を正確に把握するには、野崎晃市博士の著した『飯山一郎最終講義』の熟読が不可欠だ。

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