道友の佐久間稔医学博士が来る6月23日(日)、愛知県一宮市で開催される「第10回尿健康法全国大会」にて、講演を行う旨の案内が放知技に投稿された。佐久間先生と小生の接点は故飯山一郎さんで、昨秋の「飯山一郎を送る会」で初めてお会いしている。掲示板「放知技」でも「飲尿獣医」というハンドル名で、連日のように精力的な投稿を行っている常連さんだ。ご参考までに、『飯山一郎最終講義』で佐久間先生の追悼文を読むことができ、内容は佐久間家のファミリーヒストリーなのだが、いかにも佐久間先生らしい温もりのある追悼文だった。 「飲尿獣医と飯山一郎先生」p.211~221

都合のつく読者は、大会に顔を出してみると良いだろう。また、大会後に懇親会もあるというので、佐久間先生と知己になり、人脈を広げ、健康についての知識を深める絶好の機会でもある。
ところで、小生は数日前に放知技に投稿しているが、それは『傷寒論』と人尿についてであった。
中国の『傷寒論』、アーユルヴェーダ、ギリシア・ローマ医学書といった古典が誕生、当然ながら尿療法についても取り上げられていますが、小生、昔から漢方に関心があり、拙ブログでも『傷寒論』の記事をアップしているほどで、深い関心があります。 http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-70.html
ちなみに、傷寒論で言及されている人尿の効能について、解説しているサイト記事の一部を以下に示しておこう。
・人尿 基原: 健康人の小便の中間尿を用いる。 とくに10歳以下の男子の小便を童便といい、良品とされている。 また妊娠2~3ヶ月の 健康な妊婦の尿を妊娠尿として用いることもある。
滋陰清熱・止血・活血化瘀の作用があり、 結核などの発熱や喀血、高齢者や病後の衰弱に用いる。 傷寒論では下痢で陰液まで 損なわれたときに白通湯に猪胆汁とともに人尿を配合する。 【古医書】傷寒論: 弁少陰病脈証并治
一人でも多くの読者が参加してくれることを期待しつつ、筆を擱く。



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