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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
北満州と日本列島 04
■縄文時代(前12000年頃~前4世紀)
ウィキペディアによれば、縄文時代は紀元前12000年頃から紀元前4世紀までとある。しかし、これは明かな間違いで、実は紀元前10世紀ほど前から、すでに弥生時代は始まっていたのである。このあたりについては、次稿の「■弥生時代」で述べるとして、縄文時代が始まったとされる紀元前12000年といえば、すでにシベリアの大地に民族(ツラン)が誕生していたはずで、縄文時代以降に日本列島に渡ってきたのは、シベリアや朝鮮半島からの諸民族、すなわちツランと、南方からの黒潮の民だったと思って差し支えないだろう。

さて、紀元前12000年頃から始まったとされる縄文時代、どのような時代だったのかということだが、実は縄文時代について的確に述べた記事が存在する。それは、世界戦略情報誌『みち』に載った天童(竺丸)編集長の以下の記事である。同記事を読めば、縄文時代とはどのような時代だったのか、手に取るように分かるだけではなく、この日本列島で生を享けたことに、心の奥底で喜びを感じるはずだ。
定住革命の先駆者となった日本 1
定住革命の先駆者となった日本 2

殊に、「定住革命の先駆者となった日本 1」の以下の記述に注目していただきたい。

この日本列島が、世界に例のない聖地だったからである、と。だからこそ、他に例がないほどに恵まれた環境が形成されたのだ。そうでも考えなければ、この恵まれすぎたわが列島の豊かさは説明できない。


この引用だけではピンと来ないかもしれないので、拙稿「乳酸菌と日本人」からも引用しておこう。亀さんは以下のように書いた。

日本列島という地は人類の至宝なのだ。



18121401.jpg

われわれの住む日本列島とは、どのような列島なのかについて、さらに知りたいと思った読者は、この機会に『環境と文明の世界史』に目を通していただければと思う。

それから、「定住革命の先駆者となった日本 1」にあった以下の記述…

三内丸山は世界に先駆けた定住革命以来すでに一万年もの長い時間をかけてじっくりと用意されたもの


その通りなのだが、われわれは縄文時代というと、三内丸山を例に挙げるまでもなく、どうも北日本を連想しがちである。しかし、実は南日本でも定住革命が静かに進行していたのだ。そのあたりの詳細は前拙稿で引用した「(11)南方からやって来た縄文人」に目を通していただきたい。 以下の記述に目が留まるはずだ。

日本列島の北方からやってきた人、南方からやってきた人がそれぞれ日本の各地に暮らし、縄文人は均質などではない…

このように、縄文人の興した定住革命は何も北日本に限らず、南日本を含む日本列島全体にわたって起きたのである。


それから、拙稿「北満州と日本列島 03」で、亀さんは栗本慎一郎氏のDNA観を紹介し、必ずしもDNA分析は万能ではないと書いているが、念のため、以下に再掲しておこう。

最近の考古学や歴史学は、染色体やDNAを盲信しすぎてはいないだろうか。再掲になるが、亀さんは拙稿「北満州と日本列島 02」で、栗本慎一郎氏のDNA観を以下のように紹介している。

DNA研究とはいまだに不十分なもので、たとえば5000年だ10000年だというスパンでは何も決定的なことを言うことはできない。たとえば、前述したバイカル湖近くに住むモンゴル系ブリヤート人が日本人とDNA的に近いというような話は全くのインチキである。遺伝子の一部が(しかもその傾向が)ほんのチョコッと似ているというだけの話なのだ。
『栗本慎一郎の全世界史』p.70


「染色体やDNAを盲信しすぎ」という亀さんの記述は、読者に誤解を与えかねない書き方だったと反省している。そこで、次ように言い換えてみよう。つまり、時と場合によっては、DNA分析は目から鱗の事実を浮き彫りにしてくれる、と。その好例として、以下の記事を紹介しておきたい。
Y染色体DNA系統O3の跳梁跋扈を阻止せよ

16033009.jpg

ともあれ、亀さんの言いたかったことは、DNA分析結果を基に書かれた諸記事を目にしたら、牽強付会に過ぎないかどうか、じっくりと見極めることが大切であるということなのである。

最後に、日本語の原型ができたのは、縄文時代だったと亀さんは確信しているが、そのあたりについて的確に述べた天童さんの記事、「わが産土は吉備である」(『みち』平成30年9月1日号)があるので、少々長くなるものの、重要なので以下に引用しておこう。

●もともと日本には単一民族が住んでいたのでもなく、単一言語が話されていたのでもない。有史以来の日本列島には系統を異にするいくつかの民族が地域ごとに纏まって住んでいた。言葉もそれぞれに異なっていた。

ところが縄文時代一万二〇〇〇年の間に、何度も大災害に見舞われることにより、かつまた列島全体および沖縄諸島はもちろんのこと黄海を囲む朝鮮半島南部から山東半島までをも網羅する広範な交易ネットワークに結ばれることにより次第に一体化を強めていき、今からほぼ七〇〇〇年前の縄文中期には日本語の核となる「日本語祖語」が形成されてきた。

その日本語祖語は北方言語と南方言語が渾然一体化を遂げた奇跡の言語であった。構文(シンタックス)は言葉そのものを活用・屈折させニュアンスを表現する印欧語系統の屈折語ではなく、助辞を補うことによって言葉と言葉の関係を明確にするという膠着語の系統を引き、北方ツングース語と密接な関係にある。そして語彙には南島祖語(原始アウストロネシア語)に系統を曳く夥しい言葉があって、濃やかな感情表現には接頭辞強調による段階変化(例えば、あか、まっか、まっかっか)をそのまま採用している。

乱暴に言えば、北方からマンモスを追って日本列島にやって来た狩人たちが気候変動によって大型動物が絶滅して食うに困っていたところを、黒潮に乗って台湾からアリョーシャン列島まで自在に行き来していた生活力旺盛な黒潮の民に助けられ、一緒に仲良く暮らすことになった。……まぁー大雑把にはこんな具合だったのではなかろうか。

異なる言語が一つになるなどということは世界の言語に例がなく、まさに奇跡としか言いようがない。例えば、「~する」という言葉。この言葉は何にでもくっついて、その言葉を動詞化する。読書+する、工作+する、睡眠+する、などの言葉に違和感を感じる人はもはやあるまい。ところが、映画+する、ポケモン+する、などはまだ多少変な感じが伴うが、意味が通じないわけではない。たとえ外国語であっても、「~する」はお構いなしにくっついて、日本語化してしまう。プレー+する、サポート+する……。

何でも受け容れて自家薬篭中のものにする、こんなに包容力に富んだ自由闊達の、滅茶苦茶な言語は世界中にも日本語の外にはない。もちろんそれは、一朝一夕に成し遂げられた奇跡ではない。系統の異なる言葉と言葉を相通じるようにするという創意と工夫が途方もない時間を掛けて不断に行なわれた結果である。それを促したのが、否応なしに襲ってくる自然の大災害だった。

時には、鬼界カルデラ大噴火により九州および西日本の人々が絶滅するような危機に見舞われることもあった。そして、生き残るための対立や抗争があったかも知れない。それとは反対に、生き残った者たちの間で、助け合い協働せざるを得ない状況が生まれたかも知れない。

いずれにせよ、日本列島においては、時として大災害に見舞われることはあるものの、四季折々に齎される豊かな自然の恵み……山の幸と海の幸とが、大量殺戮による異民族絶滅を伴う略奪経済から人々を免れさせてくれたのである。

安定した四季の恵みは列島の各地で定住生活を可能にして、三内丸山で栗を栽培していたように、やがて食糧の管理栽培をも手がけるようになると、より大きな政治単位を目指してムラからクニへ統合の動きが加速される。紀元前一〇〇〇年ころの縄文晩期には陸稲が集団管理栽培されていたし、やがて九州北部と備前平野においては水稲栽培へと発展する。

朝鮮半島から製鉄や水稲栽培など先進文化を携えた人々が大量に日本列島に渡来してきて弥生時代が始まり、日本は文明の夜明けを迎えることになる、などという妄説は、半島在日勢力に加担する学者やNHKなどがいくら垂れ流しに必死になっても、もはや事実の前に破綻してしまった。


次稿では弥生時代について筆を進めるが、これは上の記事の最後にある、「朝鮮半島から製鉄や水稲栽培など先進文化を携えた人々が大量に日本列島に渡来してきて弥生時代が始まり、日本は文明の夜明けを迎えることになる、などという妄説」を中心テーマに取り上げる予定だ。

【グリコのおまけ】
18121402.jpg
『環境と文明の世界史』p.6

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