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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
鉄人を悼む
小学校高学年の時、母方の叔父に後楽園に連れて行ってもらったことがある。初めてのプロ野球観戦ということで朝から大興奮の亀さん、夕方出かけるというのに昼前から叔父宅に押しかけ、「早く行こう!」と叔父を困らせたものだった。そして、夢にまで見た後楽園で、王貞治が二本のホームランをかっ飛ばすのを目の当たりにして、またまた大興奮…。

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東京オリンピックがあった1964年当時の亀さんは小学校六年生だったが、当時は「巨人・大鵬・卵焼き」の時代で、プロ野球と言えば巨人のことを指し、亀さんも近所の悪ガキと暗くなるまで草野球をやっていたものだ。そして、近所の悪ガキはもちろんのこと、学校のクラスメートも男の子は全員と言っていいほど、巨人ファンだった。だから、思春期を迎えたころも亀さんは、相も変わらず巨人ファンだったのだが、それがいつの間にか中日ファンになっていた。

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その最大の理由は、中日に落合博満がいたからだったと、今にして思う。落合は一匹狼的な生き様を貫いた(今でも)男だが、やはり世界を三年間放浪したことで、一匹狼的な生き様を身につけた亀さんなので、落合のオレ流の生き様が重なったのだろう。その落合は選手(1987~1993年)として、また監督(2004~2011年)として、中日と最も関係が深かっし、また、落合の本(『なんと言われようとオレ流さ』)も読んだことがある。

しかし、いつの間にか落合への関心が薄れ、ふと気が付くと日本ハムと広島のファン、というよりは両球団に関心を持つようになった自分がいた。それは、両球団に共通する、「新人を大事に育てる」という球団方針に惹かれたからである。

つまり、若いころの亀さんは周囲が巨人ファンだからというだけの理由で、巨人ファンになっていたのだが、十代の頃に日本を飛び出して三年間世界を放浪したことで、落合のオレ流の生き様が身についたのだし、それが落合というオレ流の野球選手を知るに至って、次第に落合の生き様と自分の生き様を重ねるようになったというわけだが、さらに時を経るにつれて、亀さん自身はオレ流の生き様が影を潜め、次の日本を背負う若者に目が向くようになっていた。それが、拙ブログに「若者への遺言」というカテゴリを設けた理由だったし、飯山史観を後世に残すため編集を進めている最大の理由である。

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この日本ハムと広島カープの〝育てる〟という球団方針だが、日本ハムの場合はダルビッシュ有や大谷翔平といった、今やメジャーリーグを代表する選手を輩出しているし、広島カープの場合も黒田博樹や前田健太といったサムライを育て、メジャーリーグに送っている。

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その広島カープの鉄人と言えば、今年亡くなった衣笠祥雄を思い出すのだが、最近、NHKの「アナザーストーリーズ」が、衣笠の特集をやるというので見てみた。同番組を見終えて改めて思ったことは、衣笠のように、選手として一流だけではなく、人間としても一流に衣笠を育てあげた広島球団の凄さである。同番組で特に胸が熱くなったシーンは、敗戦間もない1949年に球団を設立した当時、スポンサーもついていなかった広島カーブに、地元の人たちが球団の為に寄付しているシーンだ。むろん、広島の人たちのカープ愛は今でも不変だ。

もう一つ、同番組でつくづく思ったことは、若いころの人生の先輩との出会いの大切さということである。衣笠の場合、入団四年目に監督・コーチ陣の総入れ替えがあったのだが、監督に根本陸夫、守備・走塁コーチに広岡達朗、打撃コーチに関根潤三と、後に名伯楽となる三人が一度に広島に来たことで、衣笠という若者を大きく変えたことを知った。ここに、若いころに出会う人によって、その人の一生が決まるということに、改めて思いを致した次第である。その意味で、若者には積極的に、できるだけ多くの人生の先輩に出会って欲しいと心から願う。

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根本監督が若い衣笠に問うた言葉
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