人間とは、仕事などに追われているような時に限って、道草を食いたくなる生き物のようだ。亀さんも御多分に漏れず、仕事が一段落した昨夕、たまたま録画しておいた「マイ・インターン」という映画を、息抜きに見始めたのが運の尽き、琴線に触れる映画だったこともあり、あとはグイグイと映画の世界に引き込まれ、結局最後まで見てしまった。ようやく映画が終わった時、ふと気がつくと辺りは真っ暗…。
「マイ・インターン」という映画の粗筋だか、ウィキペディアの「ストーリー」をそのまま引用したほうが早い。
ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日を送っていた。そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベンがやってくる。若者ばかりの社内で当然浮いた存在になってしまうベンだったが、いつしか彼はその誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていくのだった。
一方その頃、ジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかっていた。双方において大きな決断を迫られた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていたが、そんな彼女を救ったのは他でもないベンだった。ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開くようになっていく。ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする。

70歳という設定のベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)の語る、言葉の一つ一つに耳を傾けつつ、自分もこのような爺さんになりたいと、つくづく思ったことだった。そして、特に強く印象に残ったのが以下のシーン…

そこのお若いの、「ハンカチを忘れた」という台詞の重み、お分かりかな…。
最後のシーンにもグッときた。



しかし、ベンのような爺さんになりたいと思っても、漫画『マウンドファーザー』に〝亀さん〟が登場しているので、モー遅いか…(爆)
それから、以下のシーンを見て、亀さんが本ブログを立ち上げた6年前、ある外資系の翻訳会社に採用された時のことを思い出した。週に数回は東京の本社に通勤するつう、ン十年ぶりのデスクワークだった…

【追記】 映画「マイ・インターン」の批評記事を数本読んでみたが、ひどかったのは以下の批評… マイ・インターンはダメ男が見る映画!感想と評価とネタバレ
この批評を書いた兄ちゃん、人生体験が浅い若造、つうことが良ぉ~く分かる記事だったワイ…(笑)
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