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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
二人の武士(もののふ)
最近、NHKの番組「橋本左内と由利公正」(歴史秘話ヒストリア)を観賞、あるシーンが流れてきた時、思わず掲示板「放知技」の常連の一人、mespesadoさんの顔が思い浮かんだ。それは、由利公正が何となくmespesadoさんに似ているという理由だけではなく、常人には思いも及ばぬ発想をしてみせるあたり、由利公正とmespesadoさんに共通するものを見たからである。

そのあるシーンとは、新政府軍と旧幕府勢力・奥羽越列藩同盟との間で起きた戊辰戦争で、江戸を攻めるのに必要な戦費調達を巡って新政府が頭を悩ませるというシーンであり、新政府は戦費調達に何か良い手はないかと周囲に意見を求めるものの、誰一人として妙案が浮かぶ者はいなかった。

18091903.jpg

18091904.jpg

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その時、太政官札という妙案を出したのが由利公正だった。このあたり、誰もがアッと驚く切り口で、日本経済を物の見事に解剖してみせた、mespesadoさんのメスペサド理論を彷彿とさせるものがある。
メスペサド理論(1)
メスペサド理論


18091902.jpg

だが、由利の妙案には大きな問題があった。「信用」である。そこで、由利は絶妙かつ大がかりな仕掛けをかけた。それが議事之体大意(後の五箇条の御誓文)であり、国民は新政府の太政官札を「信用」、結果、新政府は現在の価値で2500億円相当の戦費調達に成功したのである。その基となった由利の議事之体大意の文面とは、以下のようなものである(NHKの現代語訳)。

「普通の人々が志を遂げ希望を失わない世の中にします」

「武士と平民が心を、一にして世の中を豊かにします」

しかし、「江戸時代には考えられない民主的な内容でした」と、議事之体大意を評するNHKのナレーションを耳にして、おやおやと思った。

18091906.jpg

そこで、「信用」について一筆書こうと思い、下準備に「信用創造」をキーワードにネットで確認してみたところ、放知技で時折投稿している一人、めいさんのブログ記事を見つけたのである。『お金の秘密』(安西正鷹 成甲書房)を読んだ、めいさんの書評のようだったので、早速、めいさんの「安西正鷹『お金の秘密』を読む(1)」に目を通してみた。

そして、「イングランド銀行設立の目的は戦費の調達であった」という記述に目が留まったのであり、咄嗟に由利公正を連想したのだった。それは、由利公正とイングランド銀行の戦費調達にみる共通性であり、東西似たようなものだなと、つくづく感心した次第である。

https://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18
代銀行業の代名詞ともなった信用創造の欺瞞性が、同銀行の設立経過に凝縮されている。
『お金の秘密』p.140


それにしても、あの小難しい安西さんの本を、紙背に徹して読み通しためいさんは凄い。そのめいさんの記事を読み進めながら、mespesadoさんに続いて脳裏に浮かんだのが、ブログ『文殊菩薩』の野崎晃市博士であった。野崎博士は以下のように書いている。

朝鮮情報やトランプ情報は安西正鷹氏と視点が似ている。
飯山一郎先生の最終講義(7)


同記事で野崎博士は世界戦略情報誌『みち』を取り上げているが、かつて安西さんは同誌に「渤海国と今後の日朝関係」という連載を執筆していた時期があり、かつ北朝鮮についての視点は、安西さんと野崎博士の間に共通点が多い。

さらに、野崎博士は続ける。

つまり安西氏は非常に早い時期から、トランプが北朝鮮との和平交渉を行い在韓米軍の撤退に舵を切ると正確に予言していたのである。


その野崎博士、最新記事で朝鮮半島の記事を書いた。
「9月平壌共同宣言」で実質的に朝鮮戦争終了

安西さんと野崎博士はともに四十代と若い。この二人の武士(もののふ)による、今後の活躍に期待したい。
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