行政調査新聞をご存じだろうか。埼玉県川越市に建屋を置く地方紙なのだが、反骨精神が旺盛であり、また同紙の情報収集と解析力は大変鋭いものがある。例えば、昨日公開されたのが「新たな構図を作る中国と朝鮮半島」という記事で、軍事面から考察した中国と韓国の国情が、手に取るようにわかる記事である。不定期だが、時折行政調査新聞にアクセスして一読されることをお勧めする。

殊に、「米軍が韓国から撤退し、2、3年後には朝鮮半島が統一される可能性が高い」背景についての解説は必読だ。同紙の結びの言葉も重い。
中国にとって尖閣、竹島、択捉は、まさに国家の存亡を賭けた生命線なのだ。これを死守するためには、どんな手段でも使うだろう。甘っちょろい平和論を口にする日本の大マスコミの記者など、手軽に利用されるだけなのだ。
中国の状況、朝鮮半島の情勢。ピリピリとした神経戦や想像を絶する宣伝戦のまっただ中に日本は漂っている。政治家はもちろん、マスコミ人も一般庶民も、当事者意識を持って東アジアの現状を直視する必要がある。
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