■ウルグアイで46年ぶりの親孝行 ブエノスアイレスに滞在中、わずか二日間だけだったとはいえ、ウルグアイに行って本当に良かったと思っている。だから、ウルグアイで体験した様々なことを、掲示板「放知技」の「ブエノスアイレス滞在記」に書き残した。
今回は二日間だけの滞在ということもあり、友人のアナベール夫妻とは十分に語り尽くせなかったように思う。そこで、機会を見て同国を再訪してみたいと思っているが、次回は大学教授であるアナベールの大学や彼女の授業風景を見てみたいし、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された、古い町並みが残るコロニア・デル・サクラメントにも行ってみたいと思っている。
さらに楽しみなのが、アナベールの子どもや孫に会うこと、そしてアナベール夫妻とウルグアイと日本について、より多くを語り合うことだ。今回は深夜にかけて4~5時間ほどかけ、日本史や日本文化について語り合ってはいるものの、まだまだ日本について語り尽くせたとは言えないからだ。加えて、アナベールが大学で神経科学の教授として教鞭を執っていることから、心は脳から生じるのか、あるいは心臓を含む内臓から生じるのかといった点についても、じっくりと語り合ってみたいと思っている。心については拙稿で少し触れたので、以下を参照していただきたい。 山中伸弥と巨大利権
ちなみに亀さんは、心は内臓から発生すると思っている。そのあたりは、旧ブログのの記事「内臓が生みだす心」に書いたが、今度アナベールとの話の進展具合によっては、西原克成博士の『究極の免疫力』や『免疫力を高める生活』についても語り合いたいし、できれば乳酸菌、そして飯山さんの推奨していた健康法についても多くを語ってくるつもりだ。
ところで、ウルグアイでアナベールと再会できたことも嬉しかったが、さらに嬉しかったのは彼女の御母堂と、実に46年ぶりの再会を果たしたことであり、何よりの親孝行を果たせたような気分だった。
御年93歳の彼女の母親と46年ぶりの再会を果たした。彼女の母親は手を差し出し、力強く小生の手を握り、幾度かキスをしてくれた。後でアナベールから聞いた話だが、その日の彼女の母親、御機嫌斜めだったようだが、小生と再会してからというもの、最近は他の者に見せたことのない、とても嬉しそうな表情を始終浮かべていたという。なんとなく、46年ぶりの親孝行を果たせたような気分になった次第である。 http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16074479/366/
 モンテビデオのカラスコ国際空港
 マンションのベランダから望むマル・デル・プラタ川
 プレゼントした扇子を早速飾ってくれたアナベール夫妻
 46年ぶりに再会したアナベール
 首都モンテビデオの街を仲良く手を繋いで歩くアナベール夫妻
 川岸を散歩するアナベール夫妻

アナベール夫妻は黒澤明監督の作品を繰り返し、ほぼ毎晩観賞しているという。最も好きな黒澤作品は「七人の侍」とのことで、その他に宮崎アニメの大ファンのようだ。よって、黒澤と宮崎の対談本『何が映画か』を彼女にプレゼントし、大凡の対談内容を説明してくるつもりだ。
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