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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
偉人はスケベー
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 南方熊楠

来月初めに南方熊楠縁の地、紀州田辺に行く前準備として、鶴見和子の著した『南方熊楠』(講談社学術文庫)を少しずつ読み進めているのだが、時々本から目を離して、南方の世界(南方曼荼羅)に思いを巡らす自分がいる。昨夜も、南方熊楠と『ノーツ・エンド・クィアリーズ』(Notes and Queries)について、色々と思うところがあった。

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一つには、人間、スケベーでなければ、ミニ南方熊楠にすら成れぬと悟った…(爆)。南方熊楠のような巨人には到底及ばぬとしても、ミニ南方熊楠を目指すにはスケベーであらねばならぬと心底思ったし、それくらいの〝遊び心〟がなければ、人間駄目だとすら思ったのである。遊び心、それこそが南方マンダラの結実に繋がったのだが、このあたりについては別の機会に書くことがあると思う。

スケベー…、たとえば『南方熊楠』のp.52、「ワイン・グラスと擂り鉢」に目を通しただけでも、スケベー心ならぬ遊び心の大切さを感じるのである。この小節は、「ユダヤ人の結婚式で花婿が最後にワイン・グラスを割る」ことの由来について、ユダヤ系イギリス人が『ノーツ・エンド・クィアリーズ』誌上で、神学などを引用しつつ侃々諤々の議論を展開している様を描いたもので、その中を割り込んだ南方、以下のように言い放ったものだ。

ワイン・グラスを割るのは、擂り鉢を擂りこぎて割るのと同じで、グラスは処女のシンボルではござんせんか。


詳細は同書で確認していただくとして、友人の紀州田辺あたりでは、結婚の宴が終わって花嫁が初夜を迎えるという時、会衆が擂りこぎで擂り鉢を割り、「割れた! 割れた!」と歓声をあげる風習があるとか…。でも、東京で結婚式を挙げた紀州田辺の友人の時は、そんなことをやっていなかったぞぉ…。今でも、こうした風習が残っているのかどうか、来月初めに友人と再会したら確認してみよう…(爆)。

それから、鶴見の『ノーツ・エンド・クィアリーズ』についての行を読みつつ、脳裏に浮かんだのが掲示板「放知技」であった。『ノーツ・エンド・クィアリーズ』の場合は編集者が、これはと思う寄稿を載せているので読み応えがあるが、一方で放知技の場合、誰でも投稿できることもあり、時には「蛆虫」が発生したり、「空気が読めぬ輩」が登場することが多い。また、方や英語、方や日本語という違いもある。こうした違いはさておき、多分、現時点において和製『ノーツ・エンド・クィアリーズ』と、胸を張って云えるのは「放知技」くらいのものだろう。

なを、『ノーツ・エンド・クィアリーズ』における南方熊楠の立ち位置について、鶴見は以下のように表現した。

南方の『ノーツ・エンド・クィアリーズ』への投稿を、その前後の問答の脈路の中において捕らえ直すと、かれが西ヨーロッパの学者、知識人の間にあって、卓越した知識と、特異な照合能力と、独自の分析法をもって、国際的な知的世界に寄与していたことがわかる。


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本当は本稿で曼荼羅、すなわち、「宇宙の真実の姿を、自己の哲学に従って立体または平面によって表現」(p.82)しようと思い、「南方マンダラ」の続編を書くつもりでいたのだが、仕事の締め切りが気になって、なかなか筆が進まない。このあたりは紀州田辺から戻り、仕事を片付けてから腰を据えて書こうと思っている。今年の12月23日の忘年会(於飯能市)でも、午前の部の勉強会で主テーマの一つにしたいだけに、尚更だ。

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最後に、暫くは南方熊楠という森を彷徨い、南方熊楠という世界を大凡掴んだ後、今度は岡潔という森を彷徨ってみたいと思う。岡潔と云えば、まほろば会の林廣同志を思い出す。林さんは生前の岡潔と深い交流があっただけに、いろいろと岡潔の人物ついてのエピソードが聞けそうだ。

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岡潔

【グリコのおまけ1】
南方熊楠は『ノーツ・アンド・クエリーズ』誌をどのように利用したか? : 邦文論考との関係から

【グリコのおまけ2】
平成の今東光こと、飯山一郎

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