世界戦略情報誌『みち』は、執筆者と読者の集い「まほろば会」というのを月に一回のペースで開催している。亀さんは10年近くほぼ毎回出席してきたが、仕事で多忙なこともあって最近は欠席が続いている。それでも、まほろば会で中心となって講話を進めている安西正鷹さん、まほろば会の後で必ずレジメを送ってくれており、実に有り難い道友である。今月行われたレジメも届いており、メールには「引用の件はOKです。好きなところから取っていただいて構いません」とあった。流石に安西さんは度量が大きいと、改めて思った次第でR。
早速お言葉に甘えて、今月のレジメの中心テーマであった英国のEconomist(エコノミスト)誌の表紙について、思うところを書いておこう。
その前に、安西ファイルは【ポイント】と【私見】に別れており、【ポイント】では安西さんがネットや書籍・雑誌などから収集した記事の要約を箇条書きで並べており、【私見】では【ポイント】のテーマをベースに、安西さん自身の意見を述べていることを指摘しておく。今回、流石と思ったのは【ポイント】で以下を引用していることだ。
世界寡頭権力(ワン・ワールド主義者)たちはこの雑誌を通じて読者を洗脳しようしている。
出典が書かれていなかったので、何処のネット記事あるいは書籍・雑誌から引用したのかは分からないものの、エコノミスト誌はワンワールドの広告塔(プロパガンダ誌)という主張、全く以て同感でR。
次に安西さん自身の思うところを述べた【私見】で、最近号のEconomist誌の表紙の解説に注目した。


以下は上の最新号(2018年)の表紙を、左から右に向かって上から順に安西さんが辿ったものだ。
雨と太陽、太った猫、撮影カメラ、幼児、自由の女神像、トランプ米大統領、スマイル、星が1つ欠けた欧州旗、杖を持った老人、無表情な顔、棒グラフ、車、ロケット、ペンデュラム、聖ワシリイ大聖堂、蚊、戦車、王冠、隕石、WiFi、北朝鮮の金正恩、ハンドバッグ、工場、山、ラクダ、きのこ雲、中国の習近平主席、インドのモディ首相、塔、ヘッドセット、花、自転車、戦闘機、ドイツのメルケル首相、クラシックギター、コーヒーカップ、ゴムボート、投票箱、柱、エッフェル搭、プーチン露大統領、吊り橋、ロボット、ピエロ、惑星、アフリカ、星付きの軍隊帽、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教のシンボル、本、DNA、トロフィー、ロック解除のスマートフォン、魚、フランスのマクロン大統領、傘、石油掘削装置、米国の国会議事堂、望遠鏡、旭日旗の上半分、スキー板、ドローン、電気自動車の給電ステーション、ギリシャ神話の神ポセイドン
今回の安西ファイルは、最下段中央の「旭日旗の上半分」の解説が中心だったが、上の【ポイント】にあるEconomist誌はワンワールドの広告塔という何処かの主張、安西さんも肯定しているのが文面(【私見】)から読み取ることができた。その具体的な言及については割愛するとして、安西さんの【私見】を読みつつ思ったことが二点ある。

一つは、我が国の首相・安倍晋三の評論が一切無かったが、安西さん自身、どのように我が国の首相を評価しているのか知りたいと思った。もう一つは対談だ。対談とは、掲示板「放知技」で鋭い経済論を矢継ぎ早に投稿している、mespesadoさんとの対談である。このお二人が何処かの雑誌で対談をすれば、これは実に面白い企画になると思った次第でR。
亀さんの下の息子は何処かの大学の経済学部か商学部に進学するつもりで、現在は受験勉強の真っ最中だが、ドーセ大学の商学部や経済学部の教授なんて大したことないんだから、安西さんの『お金の秘密』(成甲書房)を読むなり、「放知技」でmespesadoさんの投稿を読む方が遙かにベターだと、受験勉強が終わったら伝えるつもりだ(爆)。さらに、飯山一郎さんの株関連の記事を読めば、マサニ鬼に金棒だとも伝えるつもりでR。大学卒業後は東アジアを拠点に、ビジネスを展開したいという下の息子にとって、長い目で見れば必ずや武器になると確信している。
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