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人生は冥土までの暇潰し
亀さんは政治や歴史を主テーマにしたブログを開設しているんだけど、面白くないのか読んでくれる地元の親戚や知人はゼロ。そこで、身近な話題を主テーマに、熊さん八っつぁん的なブログを開設してみた…。
正念場のホンダ
自動車業界で最後の独立系メーカーとなったホンダ、今や正念場を迎えている。二年半ほど前、「ホンダイズム復活?」と題する拙稿で、「ホンダは、ソニーになってしまうのか。本田宗一郎の精神を失った経営は負のスパイラルに」という、2015年1月15日付けの現代ビジネスの記事を紹介したが、同記事に以下のような記述がある。

ホンダの業績が急降下している本質的な理由は、伊東社長が無理やり短期的に販売増を目論んだことで、現場に負担がかかりすぎ、管理が甘くなり、品質問題が起こり、その対応に追われて、新車投入が遅れていることにある。


その現代ビジネスの記事が出てから2週間ほどが経って、東京新聞がホンダのF1復帰を記事にしている。スワ、ホンダイズムの復活かと、当時の亀さんは淡い期待を抱いたものだが、結果は知っての通りで、未だにホンダは一勝すらしていない。そんなホンダの過去と現在について取り上げたロイターの記事を、9月11日に東洋経済が掲載した。

ホンダ<7267.T>が復活への苦闘を続けている。かつてF1を初めとする数々の自動車レースを制覇し、燃費向上や環境技術でも業界の先頭を走った同社の輝きは、すっかり色あせた感がぬぐえない。
http://toyokeizai.net/articles/-/188251


同記事はホンダの過去と現在を正確に捉えてはいたが、そこは英国のロイター、フォルクスワーゲンの排ガスデータ改竄事件といった、欧米という身内の不祥事については一切触れていない。加えて、「外国人従業員の可能性を見過ごしてきた」という小節で、暗にホンダの純血主義を批判しているあたり、ホンダを欧米系メーカーの陣容に組み入れ、ホンダの技術を我が物にしたいという魂胆が見え隠れするのだ。

ここで、注目していただきたい記事がある。
内燃機関の全廃は欧州の責任逃れだ!

上の記事について、鋭い洞察を加えているのが飯山一郎さんだ。

ところが! 中国は,欧州勢の悪質さをビシッと見抜いて…
中国が得意な電気自動車と日本が得意なハイブリッド車だけ!という方針で,ドイツ車の締め出しにかかったのである.

中国も欧州も大気汚染に悩んでいる


この自動車業界、過去に合従連衡を繰り返し、その都度紙面を賑わしてきたものだが、今日に至って上位4社による寡占化が急速に進みつつある。

自動車業界は大手4社による寡占化傾向が鮮明になっている。2016年の世界新車販売台数は、1位が独フォルクスワーゲン(VW)で1031万台、2位がトヨタで1017万台、3位はゼネラルモーターズで1000万台、4位は仏ルノー・日産連合で996万台だった。
進む自動車メーカー再編、これがホンダの生きる道


17091501.jpg
自動車メーカーのシェア世界ランキング(2015年度実績)

上位4社のうちの2社は、欧米系のフォルクスワーゲンとゼネラルモーターズで、スプートニクの「中国 ガソリン車とディーゼル車を全面禁止へ」という記事にもあるように、中国政府の発表に接し、中国市場から閉め出されるという、相当な危機感を欧米系の自動車メーカーは抱いたはずだ。

ともあれ、ホンダが復活に失敗するようなことがあれば、欧米系のフォルクスワーゲンやゼネラルモーターズに、乗っ取られてしまうという恐れが無きにしも非ずで、そうならないうちに、中国あるいは韓国(現代)との提携の道を探るなり、エンジンの供給といった何等かの形で中国市場へ食い込むなどして、独立系メーカーとして生き残って欲しいと切に願う。

このようにホンダに思い入れがあるのも、F1をはじめとする数々の自動車レースを制覇し、燃費向上や環境技術を開花させ、自動車業界の先頭を走っていたホンダが最も輝いていた時期、1970年代後半から1980年代前半にかけ、亀さんはホンダに勤めていた身だからだ。また、拙稿「20代の自殺」にも書いたように、本田宗一郎の秘書だった原田一男さんとの交流も大きい。それが、個人的にホンダに生き残って欲しいと願う理由だ。
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コメント
ホンダの従業員
亀さん
初めまして。
kenichi2409です。

元、自動車業界(部品メーカー)に居た時に
ホンダの従業員と話した事があります。

やりたい事があるが、上司・トップの権力が
あって出来ない・諦めている 感じでしたね。

昔はホンダイズム?(恐れずにチャレンジする)
が生きているみたいな会社だな と小生は思って
いましたが、ちょっとづつ変わってきているみたい
ですね。

日本の企業を切って中国のコピー会社を採用
したり、部品メーカーの独自技術をコンペと称して
ライバルメーカへ横流ししたり(一応許可は取って
いると聞きましたが)、イロイロありましたよ。

ちょっと企業として大きく成り過ぎ、倫理観の変化
があるのかな?
(鈴鹿に誘致出来たのはお茶のエピソードから
 との話はどこへやら。。。)

個人的にはホンダジェット・赤いスポーツカー
・エンジンはレッドドーンに入ってなんぼ みたいな
感じで、独自路線を貫いて欲しいですが。。。

PS.今でもエンジンは左廻りなのかなぁ?



[2017/09/16 08:56] URL | kenichi2409 #- [ 編集 ]

ホンダの光と影
kenichi2409さん、初めての投稿有り難うございました。

> 昔はホンダイズム?(恐れずにチャレンジする)
> が生きているみたいな会社だな と小生は思って
> いましたが、ちょっとづつ変わってきているみたい
> ですね。

実は拙ブログの場合、ホンダに光があたる部分しか書いていませでした。今回、裏、すなわちホンダの影の部分について少し書きます。

ホンダイズムが生きていたのは、本田宗一郎が社長だった時代あたりまででしょう。ちなみに、小生かホンダに入社した時は、すでに河島喜好社長になっていました(1973年10月に本田宗一郎の後を受け、45歳で本田技研工業代表取締役社長に就任)。そして、小生がホンダに勤めていた、1970年代後半から1980年代前半当時は、かつての創立精神(ホンダイズム)はすでに死に体でした。

確かに、研究部門や本社の社員には、ホンダイズムが少しは残っていたものの、製造現場では人を人とも思わぬ扱いでした。だから、現場の正社員が次々と辞めていったものです。多くの教え子をホンダに送り込んだ高校時代の恩師も、小生がホンダに入社した直後に挨拶に行ったところ、「ホンダは社員使い捨ての会社だよ」と教えてくれたものだし、その後小生も一時期とは云え、製造現場に従事した体験があるので、恩師の言っていたことは本当だったと痛切したものです。

こんなこともありました。当時のホンダでは改善提案運動が盛んで、金賞を受賞すると御褒美に研修とは名ばかりのバス旅行を挙行していました。小生も入社してから間もなく金賞を受賞したので、四十名近くの他の金賞を受賞した社員と一緒に、伊豆だかどこだったかは忘れましたが、一泊のバス旅行に参加したのです。その時、本社からの大卒で人事部の三十代前半と思われる社員が同行したのですが、上から目線というよりは、威圧的な態度でバスの中の社員に向かって、「お前ら、俺の言うことを平身低頭で聴けよ。態度が悪い奴には俺は怖いぞ」というようなことを言い放ったのです。その刹那、あたかもヤクザ世界、否、ヤクザ世界そのものの雰囲気に、バスの中がガラッと変わったのを今でも覚えています。このように、大卒の本社部門の社員と高卒の多かった現場の社員との間には、明らかな身分差別がありました。

また、職位が一つ違うだけで、下は虫けら同然でした。だから、面と向かって上司に真っ当な意見を述べようものなら、忽ち日の当たらぬところに左遷されたものです。たとえば、小生は最初、二輪車の化成課(化成とは車体を塗装する工程)の検査係に配属されたのですが、上司のN係長は実に面倒見の良い上司で、親分肌の人でした。しかし、上司のO課長と意見が衝突、二輪車の化成課から四輪車の組立課に追い出されて(左遷)しまったのです。皮肉にも、O課長が同じ四輪の組立課に課長として異動、再びN係長はO課長の部下となったのですが、二輪時代のN係長とは人が打って変わっていました。たとえば会議でO課長がお茶を飲み干すと、自ら立ち上がってO課長の空になった湯飲みにお茶を淹れるなど、傍から見て痛々しいほどでした。小生もO課長が組立課に異動する前に、二輪化成課から組立課に転属になっていますが、当時はオハイオ州に四輪工場の立ち上げを準備していた時期でもあり、小生が転属になったのも、英語のできる社員が必要になったからだと今にして分かります。そして、現場の作業以外に、外国からのお客の通訳をはじめ、組立課で外国人も参加する会議では、同時通訳や翻訳の仕事も結構していたので、O課長の前では人が変わってしまったN係長を目の当たりにしていた次第です。


> ちょっと企業として大きく成り過ぎ、倫理観の変化
> があるのかな?

御意。ホンダも並の会社になったということです。本田宗一郎がいたら、拳骨が飛んできたことでしょう。

今後ともよろしくお願いいたします。
[2017/09/17 04:07] URL | 亀さん #FlJCcfGk [ 編集 ]


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