
政治や経済の話題になると、ピント外れの記事を連発する日刊ゲンダイだが、それ以外は一応まともな記事を書いていることが多い。その日刊ゲンダイが3日ほど前、「年収1000万円捨て養蜂家に転身 元エリート営業マンの現実」という記事をアップした。外資系医療機器メーカーから養蜂家という、異質の独立開業の世界に飛び込んだ、千葉県袖ケ浦市の鈴木一氏である。ちなみに、鈴木氏は転身の理由について以下のように語っている。
大手企業で60歳まで勤め上げた父が定年後に力を持て余しているのを見て、僕は生涯現役で働きたいと思っていました。子どものころから自然が好きで、やるなら農業だと決めていた。そんな時に近所の養蜂家に巣箱を見せてもらい、興味を持ったんです。
記事では独立開業の世界に飛び込んだ鈴木氏の、その後の苦労話が書かれているわけだが、同じ独立開業者として亀さんが共鳴したのは、以下の鈴木氏の発言である。
退職金と貯金はすぐに底をついた。日中は養蜂の仕事をし、早朝と夜はアルバイトをする生活で家計を支える。しかし、サラリーマン時代よりストレスがない。
そう、精神的にサラリーマン時代よりは、ストレスが遙かに少なくてすむ、ほぼ、ストレスフリーと言ってもE-だろう。むろん、会社に残ってサラリーマンを定年まで勤め上げるのも、生き方の一つと言えるかもしれないし、食いっぱぐれもない。しかし、それで一生を終えてしまうのは、なんとも勿体ないつうか、ツマラナイ人生だと亀さんは思ってしまうのだ。
ここで掲示板「放知技」だが、投稿No.769のmespesadoさんの分析が素晴らしい。そこで、以下のような座標を作ってみた。国家を「資本主義」、「自由主義」、「社会主義」、「共産主義」の四つに分け、横軸に「金」、縦軸に「人」を置いてみたのだ。単純に日本とアメリカだけを取り上げただけのものだが、アメリカの場合は自由主義の所に長楕円形を描いている。なぜならアメリカは、「1%対99%」と言われるくらいに格差の激しい国だからだ。一方、日本の場合は日の丸を連想させる真円にした。ユニクロの柳井正社長のように総資産1兆5,035億円という超金持ちもいる一方、毎日の食費にも事欠く貧困層も存在しているのは確かなんだが、そうした貧困層ですら海外の貧困国から見れば、実は超のつく金持ちなのである。昔ほどではないかもしれないが、日本は海外に較べると、所得格差は比較的小さいと云えよう。ところで、日本とアメリカ以外に、ロシア、中国、北朝鮮等々、思いついた国を以下のグラフに印すとすれば、読者ならどこに印すのだろうか…。

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